脊髄損傷後疼痛における脊髄のシナプス可塑性変化の病態解明
阐明脊髓损伤后疼痛中脊髓突触可塑性变化的发病机制
基本信息
- 批准号:22K09090
- 负责人:
- 金额:$ 2.58万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 财政年份:2022
- 资助国家:日本
- 起止时间:2022-04-01 至 2025-03-31
- 项目状态:未结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
脊髄損傷後疼痛は難治性であり、その発生機序も未だ解明されていなく有効な治療薬もない。その発症に脊髄の可塑性変化が指摘されているが、これまでに報告されている研究では、免疫組織学や行動学実験により脊髄の神経終末における電位依存性カルシウムチャネル発現の上昇や下行性疼痛抑制経路の遮断が疼痛の発症と関連していると間接的に検討したのみであり、実際に脊髄内カルシウム濃度の変化や神経伝達物質の分泌を観察し、直接的に脊髄ニューロンのシナプス伝達の変化を検討した研究はない。本研究の目的は、脊髄損傷後疼痛の発症過程で生じる脊髄のシナプス可塑性変化について行動学、免疫組織学、電気生理学実験により多角的に検討することで、脊髄損傷後疼痛の病態解明に寄与することである。具体的には、脊髄損傷後疼痛モデルラットを用い、脊髄損傷後疼痛時の脊髄におけるカルシウムチャネル関与をシナプスレベルで解明することを検討している。まず本研究の初年度では脊髄損傷後疼痛の発症機序を解明するために、脊髄損傷後疼痛モデルラットの作製の確立および行動学実験を行った。全身麻酔下に成熟ラットのTh7-9椎弓切除を行い、Th10高位でimpactorにより脊髄に圧挫を加え不全脊髄損傷モデルを作製した。そしてモデル作製から2週間以上経過後にvon Frey法による痛み閾値を測定し、脊髄損傷後疼痛が発症しているか観察し、さらに選択的N型電位依存性カルシウムチャネル遮断薬として知られているω-conotoxin MVIIAをくも膜下投与した。その結果、ω-conotoxin MVIIAのくも膜下投与により痛み閾値の改善を認めたため、脊髄損傷後疼痛の発症過程に脊髄におけるN型電位依存性カルシウムチャネルの関与の可能性が示唆された。
。その発症に脊髄の可塑性変化が指摘されているが,これまでに報告されている研究では,免疫組織学や行動学実験により脊髄の神経終末における電位依存性カルシウムチャネル発現の上昇や下行性疼痛抑制経路の遮断が疼痛の発症と関連していると間接的に検討したのみであり,実際に脊髄内カルシウム濃度の変化や神経伝達物質の分泌を観察し,直接的に脊髄ニューロンのシナプス伝達の変化を検討した研究はない。本研究の目的は,脊髄損傷後疼痛の発症過程で生じる脊髄のシナプス可塑性変化について行動学,免疫組織学,電気生理学実験により多角的に検討することで,脊髄損傷後疼痛の病態解明に寄与することである。具体的には,脊髄損傷後疼痛モデルラットを用い,脊髄損傷後疼痛時の脊髄におけるカルシウムチャネル関与をシナプスレベルで解明することを検討している。まず本研究の初年度では脊髄損傷後疼痛の発症機序を解明するために,脊髄損傷後疼痛モデルラットの作製の確立および行動学実験を行った。全身麻酔下に成熟ラットのTh7-9椎弓切除を行い,Th10高位で撞击器により脊髄に圧挫を加え不全脊髄損傷モデルを作製した。そしてモデル作製から2週間以上経過後に·冯·弗雷法による痛み閾値を測定し,脊髄損傷後疼痛が発症しているか観察し,さらに選択的N型電位依存性カルシウムチャネル遮断薬として知られているω-conotoxin MVIIAをくも膜下投与した。その結果,ω-conotoxin MVIIAのくも膜下投与により痛み閾値の改善を認めたため,脊髄損傷後疼痛の発症過程に脊髄におけるN型電位依存性カルシウムチャネルの関与の可能性が示唆された。
项目成果
期刊论文数量(0)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
数据更新时间:{{ journalArticles.updateTime }}
{{
item.title }}
{{ item.translation_title }}
- DOI:
{{ item.doi }} - 发表时间:
{{ item.publish_year }} - 期刊:
- 影响因子:{{ item.factor }}
- 作者:
{{ item.authors }} - 通讯作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ journalArticles.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ monograph.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ sciAawards.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ conferencePapers.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ patent.updateTime }}
大橋 宣子其他文献
大橋 宣子的其他文献
{{
item.title }}
{{ item.translation_title }}
- DOI:
{{ item.doi }} - 发表时间:
{{ item.publish_year }} - 期刊:
- 影响因子:{{ item.factor }}
- 作者:
{{ item.authors }} - 通讯作者:
{{ item.author }}
相似海外基金
脊髄後角ニューロンにおけるレミマゾラムの鎮痛効果およびその作用機序の解明
阐明瑞马唑仑对脊髓背角神经元的镇痛作用及其作用机制
- 批准号:
22K16610 - 财政年份:2022
- 资助金额:
$ 2.58万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
神経障害性疼痛に伴う脊髄後角ニューロン変調におけるD体セリンの作用
D-丝氨酸对与神经性疼痛相关的脊髓背角神经元调节的影响
- 批准号:
21K09004 - 财政年份:2021
- 资助金额:
$ 2.58万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
脊髄後角ニューロンのC線維反応に対する抗神経ペプチド抗体等の脊髄局所潅流の効果
抗神经肽抗体脊髓局部灌注对脊髓背角神经元C纤维反应的影响
- 批准号:
04255201 - 财政年份:1992
- 资助金额:
$ 2.58万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas