The role of microclimate for conservation under climate change: evaluating the importance of local-scale factors in comparison with broad-scale factors
The role of microclimate for conservation under climate change: evaluating the importance of local-scale factors in comparison with broad-scale factors
批准号:
22KJ0048
负责人:
崎山 智樹
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
本研究では、気候変動下の生物の存続における微気候の重要性を評価することを目的とする。岩塊堆積地に生息するエゾナキウサギを研究対象とし、岩塊間の空隙に存在する微気候が本種の分布と遺伝構造に与える影響を、外気温や土地利用など他の環境要因と比較し明らかにする。初年度となる2022年度は、エゾナキウサギの分布調査を6月から10月にかけて実施した。調査は北海道の大雪山国立公園とその周辺山域における岩塊堆積地37地点(標高:300-2200m)で実施し、生息の有無はプレイバック法を用いて調べた。各地点で外気温と岩塊間の温度(微気候)を観測するために、温度ロガーを設置した。エゾナキウサギは寒冷適応種であるため夏季の温度データに着目した結果、ほぼ全ての地点で岩塊間の平均温度は外気温よりも0-3℃低く、低標高域にはさらに低い地点が複数存在した(例:外気温は18℃でも岩塊間は2-10℃)。しかし、分布全域での要因解析では、本種の生息には微気候ではなく外気温が強く影響することが確認された。外気温は負の影響を示したため、本種の主要分布域は広域的に存在する寒冷環境で説明されると考えられる。一方で、分布周縁部、すなわち低標高域の生息においては、微気候の存在が生息に重要であるかもしれないため、引き続き解析を行う。また、本年度は遺伝解析に向けて、マイクロサテライトDNAマーカーを用いたPCRの条件検討を実施した。最初に本種の遺伝試料として最も採取効率の高い糞を用いたが、ほとんどのプライマーで増幅が確認されなかった。この原因として糞が不純物を多く含むことが考えられたため、より条件検討に適した試料を用いるために捕獲調査を実施し筋肉試料を採取した。その後、筋肉と糞の試料を用いることでPCR条件の検討を進めた結果、新鮮な糞であればマイクロサテライトDNAの分析ができるようになった。
英文摘要
本研究では、気候変動下の生物の存続における微気候の重要性を評価することを目的とする。岩塊堆積地に生息するエゾナキウサギを研究対象とし、岩塊間の空隙に存在する微気候が本種の分布と遺伝構造に与える影響を、外気温や土地利用など他の環境要因と比較し明らかにする。初年度となる2022年度は、エゾナキウサギの分布調査を6月から10月にかけて実施した。調査は北海道の大雪山国立公園とその周辺山域における岩塊堆積地37地点(標高:300-2200m)で実施し、生息の有無はプレイバック法を用いて調べた。各地点で外気温と岩塊間の温度(微気候)を観測するために、温度ロガーを設置した。エゾナキウサギは寒冷適応種であるため夏季の温度データに着目した結果、ほぼ全ての地点で岩塊間の平均温度は外気温よりも0-3℃低く、低標高域にはさらに低い地点が複数存在した(例:外気温は18℃でも岩塊間は2-10℃)。しかし、分布全域での要因解析では、本種の生息には微気候ではなく外気温が強く影響することが確認された。外気温は負の影響を示したため、本種の主要分布域は広域的に存在する寒冷環境で説明されると考えられる。一方で、分布周縁部、すなわち低標高域の生息においては、微気候の存在が生息に重要であるかもしれないため、引き続き解析を行う。また、本年度は遺伝解析に向けて、マイクロサテライトDNAマーカーを用いたPCRの条件検討を実施した。最初に本種の遺伝試料として最も採取効率の高い糞を用いたが、ほとんどのプライマーで増幅が確認されなかった。この原因として糞が不純物を多く含むことが考えられたため、より条件検討に適した試料を用いるために捕獲調査を実施し筋肉試料を採取した。その後、筋肉と糞の試料を用いることでPCR条件の検討を進めた結果、新鮮な糞であればマイクロサテライトDNAの分析ができるようになった。
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会议论文
Are direct observation and playback effective in surveying Japanese pika populations in dense vegetation?
直接观察和回放对于调查茂密植被中的日本鼠兔种群是否有效?
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tomoki Sakiyama, Jorge Garcia Molinos]
通讯作者:
Jorge Garcia Molinos
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