発達早期のストレスホルモン曝露が精子エピゲノムにおよぼす影響の評価
発達早期のストレスホルモン曝露が精子エピゲノムにおよぼす影響の評価
批准号:
22K12417
负责人:
高野 海哉
金额:
$2.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
研究代表者らは、Early Life Stress(発達早期に児に生じるストレス:ELS)を受けた児マウスでは、セルトリ細胞や精子の数が減少し、一定割合で乏精子症の症状が生じることを見出した。ELSは発達早期にコルチゾールの過剰分泌を促すことで健康被害を引き起こす。本研究課題は発達早期のコルチゾール投与が精子形成に引き起こす影響をエピジェネティクス制御の観点から評価し、ELSが精子数減少を生じる機序、精子の質におよぼす影響、精子の量と質の低下を生じる精巣内特異的部位を明らかにする。2022年度は発達早期のコルチゾール投与が雄性生殖器系におよぼす影響の詳細評価を行った。ICRマウスに対して生後1日目から10日目の間、1日あたり0.36 mg、3.6 mg、36 mg/kg body weightでコルチコステロンを皮下注射によって投与した。本モデルマウスについてはこれまでに、生後10日目における血中コルチコステロン濃度の上昇、セルトリ細胞増殖停止マーカーであるp27陽性セルトリ細胞数の増加、セルトリ細胞数の減少が引き起こされることが明らかとなっていた。2022年度はさらに本モデルマウスについて、精巣内精細管の収縮を含む精巣組織の形態変化や、血中テストステロンおよび甲状腺ホルモン濃度の上昇が生じることが明らかになった。コルチコステロン、テストステロン、および甲状腺ホルモンレベルの変動はDNAメチル化の変動に関連することが明らかとなっており、これらの知見は次年度以降の本研究における解析の一助となることが期待される。同時に2022年度は、本モデルマウスについて使用するエピジェネティックマーカーの候補選定を行った。予備検討として精子形成過程に障害が生じている精細管で評価した場合、セルトリ細胞におけるヒストンH4のアセチル化レベルが亢進する可能性が示された。
英文摘要
研究代表者らは、Early Life Stress(発達早期に児に生じるストレス:ELS)を受けた児マウスでは、セルトリ細胞や精子の数が減少し、一定割合で乏精子症の症状が生じることを見出した。ELSは発達早期にコルチゾールの過剰分泌を促すことで健康被害を引き起こす。本研究課題は発達早期のコルチゾール投与が精子形成に引き起こす影響をエピジェネティクス制御の観点から評価し、ELSが精子数減少を生じる機序、精子の質におよぼす影響、精子の量と質の低下を生じる精巣内特異的部位を明らかにする。2022年度は発達早期のコルチゾール投与が雄性生殖器系におよぼす影響の詳細評価を行った。ICRマウスに対して生後1日目から10日目の間、1日あたり0.36 mg、3.6 mg、36 mg/kg body weightでコルチコステロンを皮下注射によって投与した。本モデルマウスについてはこれまでに、生後10日目における血中コルチコステロン濃度の上昇、セルトリ細胞増殖停止マーカーであるp27陽性セルトリ細胞数の増加、セルトリ細胞数の減少が引き起こされることが明らかとなっていた。2022年度はさらに本モデルマウスについて、精巣内精細管の収縮を含む精巣組織の形態変化や、血中テストステロンおよび甲状腺ホルモン濃度の上昇が生じることが明らかになった。コルチコステロン、テストステロン、および甲状腺ホルモンレベルの変動はDNAメチル化の変動に関連することが明らかとなっており、これらの知見は次年度以降の本研究における解析の一助となることが期待される。同時に2022年度は、本モデルマウスについて使用するエピジェネティックマーカーの候補選定を行った。予備検討として精子形成過程に障害が生じている精細管で評価した場合、セルトリ細胞におけるヒストンH4のアセチル化レベルが亢進する可能性が示された。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Early Life Stressによる精巣毒性誘導とトリガーとなる要因の解析
早期生活应激诱发睾丸毒性及触发因素分析
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮宗秀伸, 吉岡広陽, 高野海哉, 永堀健太, 李忠連, 松野義晴, 倉升三幸, 呉曦, 小川夕輝, 伊藤正裕]
通讯作者:
伊藤正裕
発達早期のストレスの雄性生殖器系および次世代への影響
早期发育应激对男性生殖系统和下一代的影响
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮宗秀伸, 吉岡広陽, 高野海哉, 永堀健太, 李忠連, 倉升三幸, 小川夕輝, 松野義晴, 伊藤正裕]
通讯作者:
伊藤正裕
新生児期コルチコステロン投与がマウスセルトリ細胞double-layer rosette pattern形成におよぼす影響
新生儿皮质酮给药对小鼠支持细胞双层玫瑰花结模式形成的影响
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮宗 秀伸, 高野 海哉, 吉岡 広陽, 松野 義晴, 河田 晋一, 李 忠連, 倉升 三幸, 小川 夕輝, 伊藤 正裕]
通讯作者:
伊藤 正裕
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