漢魏六朝期における「人間観」の展開―性三品説を前提として―
漢魏六朝期における「人間観」の展開―性三品説を前提として―
批准号:
21K00057
负责人:
長谷川 隆一
金额:
$1.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究は、漢魏六朝期の思想家たちの人間観において、性三品説が基底とされていたことを前提としている。ただし本年度は、性三品説だけでなく、性三品説を生み出した土壌である当時の社会と唐代の編纂資料を中心に研究を行った。①性三品説を生み出した土壌、現実的背景。②唐代に編纂された『群書治要』に引用されている思想家たちの著作。①については、「後漢~六朝における処士」という報告を第74回日本中国学会大会(於:早稲田大学小野記念講堂)にて行った。処士とは、本来、「官吏でもなく民でもない人」を指したが、従来の研究は処士が無位無官にも関わらず、他を凌ぐ社会的地位を得ているように見えることを重視し、特別な地位を与えてきた。これに対し本研究では、先行研究が与えてきた様々なベールをはぎ取り、処士は当時においても、「官吏でもなく民でもない人」であったことを指摘し、あわせて、六朝期における処士と逸民の同一化が進行したことも述べた。②については、「『群書治要』の選集意図と具体的事例の検討 ――序文と『群書治要』引『潜夫論』を中心として――」という報告を第三回中日古典学ワークショップ〔第三届中日古典学工作坊〕(オンライン開催)にて行った。『群書治要』は、貞観五(六三一)年に、太宗の勅命により、魏徴等が編纂した書物である。内容は、経書から諸子のうち、上古から晋に至るまでの書物より治政の要点を抜粋したものとなっている。本研究は、『群書治要』に何故『潜夫論』という当時あまり有名ではなかった書物が収録されたのかを問うたものである。『潜夫論』が収録された理由は『潜夫論』に見える「徳治を法治に優先させる姿勢」が、魏徴の問題意識に合致したことによる。そして、それは実は『潜夫論』に留まらず、『群書治要』に収録される諸子も同様であると指摘した。
英文摘要
本研究は、漢魏六朝期の思想家たちの人間観において、性三品説が基底とされていたことを前提としている。ただし本年度は、性三品説だけでなく、性三品説を生み出した土壌である当時の社会と唐代の編纂資料を中心に研究を行った。①性三品説を生み出した土壌、現実的背景。②唐代に編纂された『群書治要』に引用されている思想家たちの著作。①については、「後漢~六朝における処士」という報告を第74回日本中国学会大会(於:早稲田大学小野記念講堂)にて行った。処士とは、本来、「官吏でもなく民でもない人」を指したが、従来の研究は処士が無位無官にも関わらず、他を凌ぐ社会的地位を得ているように見えることを重視し、特別な地位を与えてきた。これに対し本研究では、先行研究が与えてきた様々なベールをはぎ取り、処士は当時においても、「官吏でもなく民でもない人」であったことを指摘し、あわせて、六朝期における処士と逸民の同一化が進行したことも述べた。②については、「『群書治要』の選集意図と具体的事例の検討 ――序文と『群書治要』引『潜夫論』を中心として――」という報告を第三回中日古典学ワークショップ〔第三届中日古典学工作坊〕(オンライン開催)にて行った。『群書治要』は、貞観五(六三一)年に、太宗の勅命により、魏徴等が編纂した書物である。内容は、経書から諸子のうち、上古から晋に至るまでの書物より治政の要点を抜粋したものとなっている。本研究は、『群書治要』に何故『潜夫論』という当時あまり有名ではなかった書物が収録されたのかを問うたものである。『潜夫論』が収録された理由は『潜夫論』に見える「徳治を法治に優先させる姿勢」が、魏徴の問題意識に合致したことによる。そして、それは実は『潜夫論』に留まらず、『群書治要』に収録される諸子も同様であると指摘した。
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後漢~六朝における処士
后汉至六朝的祭司
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[編者:呉震・申緒路, 著者:吉田公平・呉震・中純夫・銭明・鶴成久章・澤井啓一・田尻祐一郎・市来津由彦・藤井倫明・早坂俊廣・荒木龍太郎・三浦秀一・小路口聡・伊香賀隆・陳暁傑・廖肇亨・張崑将・呉孟謙, 工藤量導, 渡名喜庸哲, 白井 順, 工藤量導, 木村史人, 工藤量導, 白井順, 三浦隆宏, 工藤量導, 白井順, 工藤量導, 三浦隆宏, 渡名喜庸哲, 百木漠, 長谷川隆一, 百木漠, 永冨青地, 西 康友, 戸谷洋志, 長谷川隆一, 西 康友, 永冨青地, 長谷川隆一, 戸谷洋志, 西 康友, 長谷川隆一]
通讯作者:
長谷川隆一
後漢中期以降における宣帝顕彰と寛猛相済――事例の比較検討を中心に――
后汉中叶以后宣帝的尊荣与宽裕:以案例比较研究为重点.
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
比較文学年誌
影响因子:
--
作者:
[編者:呉震・申緒路, 著者:吉田公平・呉震・中純夫・銭明・鶴成久章・澤井啓一・田尻祐一郎・市来津由彦・藤井倫明・早坂俊廣・荒木龍太郎・三浦秀一・小路口聡・伊香賀隆・陳暁傑・廖肇亨・張崑将・呉孟謙, 工藤量導, 渡名喜庸哲, 白井 順, 工藤量導, 木村史人, 工藤量導, 白井順, 三浦隆宏, 工藤量導, 白井順, 工藤量導, 三浦隆宏, 渡名喜庸哲, 百木漠, 長谷川隆一, 百木漠, 永冨青地, 西 康友, 戸谷洋志, 長谷川隆一]
通讯作者:
長谷川隆一
後漢における二人の王氏ーー性三品説下における「君主=聖人論」・「君主=非聖人論」の典型としてーー
后汉二王:三性论下“君圣”与“君非圣”之说的典型例子。
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sawai T, Okui G, Akatsuka K, Minakawa T, 長谷川隆一]
通讯作者:
長谷川隆一
王充の人間観と頌漢論 ――教化の内容を中心に――
王冲的人性观与奥坎学说——以教化内容为中心——
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
日本儒教学会報
影响因子:
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作者:
[編者:呉震・申緒路, 著者:吉田公平・呉震・中純夫・銭明・鶴成久章・澤井啓一・田尻祐一郎・市来津由彦・藤井倫明・早坂俊廣・荒木龍太郎・三浦秀一・小路口聡・伊香賀隆・陳暁傑・廖肇亨・張崑将・呉孟謙, 工藤量導, 渡名喜庸哲, 白井 順, 工藤量導, 木村史人, 工藤量導, 白井順, 三浦隆宏, 工藤量導, 白井順, 工藤量導, 三浦隆宏, 渡名喜庸哲, 百木漠, 長谷川隆一]
通讯作者:
長谷川隆一
『群書治要』の選集意図と具体的事例の検討 ――序文と『群書治要』引『潜夫論』を中心として――
审视《军书志》选集的意图和具体事例——以序言、《军书志》和《千分论》为中心——
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[編者:呉震・申緒路, 著者:吉田公平・呉震・中純夫・銭明・鶴成久章・澤井啓一・田尻祐一郎・市来津由彦・藤井倫明・早坂俊廣・荒木龍太郎・三浦秀一・小路口聡・伊香賀隆・陳暁傑・廖肇亨・張崑将・呉孟謙, 工藤量導, 渡名喜庸哲, 白井 順, 工藤量導, 木村史人, 工藤量導, 白井順, 三浦隆宏, 工藤量導, 白井順, 工藤量導, 三浦隆宏, 渡名喜庸哲, 百木漠, 長谷川隆一, 百木漠, 永冨青地, 西 康友, 戸谷洋志, 長谷川隆一, 西 康友, 永冨青地, 長谷川隆一]
通讯作者:
長谷川隆一
Risk factors for dysphagia after weaning from invasive mechanical ventilation and therapeutic effect of electrical stimulation.
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批准号:20K11240
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2020
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负责人:長谷川 隆一
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依托单位:
全身麻酔の鎮静,鎮痛レベルの分離評価は可能か:聴性誘発反応および体性誘発反応を用いて
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批准号:10877236
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$0.0万
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财政年份:1998
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负责人:長谷川 隆一
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依托单位: