光合成補助色素フコキサンチンの未知なる生合成系の解明とその誕生の謎を紐解く
光合成補助色素フコキサンチンの未知なる生合成系の解明とその誕生の謎を紐解く
批准号:
19H03274
负责人:
神川 龍馬
金额:
$11.07万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
さらにフコキサンチン合成に関与する候補遺伝子推定を進めるため、フコキサンチン合成藻類種(モデル珪藻Phaeodactylumおよび珪藻Nitzschia closterium)をATCC 1525培地での培養実験を行った。両珪藻において細胞増殖が観察され、また継代培養が1年間可能であった。しかし、両珪藻細胞の顕微鏡観察とHPLC解析では、クロロフィル類やカロテノイド類の光合成色素量の低下が顕著であり、フコキサンチン合成関連遺伝子の発現量も低下していると推定された。そこで通常の培地で培養した細胞とATCC 1525培地で培養した細胞の比較トランスクリプトームデータを解析した。その結果、モデル珪藻Phaeodactylumでは700以上の転写産物が、そして珪藻N. closteriumでは1300以上の転写産物がATCC 1525培地での培養で発現低下が有意であった。すなわち、光合成色素量の減少した細胞で発現抑制されていた。一方で、Phaeodactylumでは1400以上もの転写産物が、そしてN. closteriumでは2000以上の転写産物がATCC 1525培地で発現増加が有意であり、これらは光合成色素量の低下により光合成活性が低下した際にも細胞増殖を補助するための遺伝子群が含まれていると考えられる。現在、発現変動が有意であった遺伝子がコードするタンパク質の機能の詳細、局在、関与する代謝経路を確認している。これまでに同定されているフコキサンチン合成関連遺伝子における5つのパラログについて、遺伝子導入株の作出を行った。現在、それぞれの遺伝子転写産物量をqPCRによって定量を進めている。候補遺伝子のノックダウン効果の特異性に疑義が生じたため、別途、5つのパラログの発現抑制用のベクターを作成中であり、これは来期に予定している。
英文摘要
さらにフコキサンチン合成に関与する候補遺伝子推定を進めるため、フコキサンチン合成藻類種(モデル珪藻Phaeodactylumおよび珪藻Nitzschia closterium)をATCC 1525培地での培養実験を行った。両珪藻において細胞増殖が観察され、また継代培養が1年間可能であった。しかし、両珪藻細胞の顕微鏡観察とHPLC解析では、クロロフィル類やカロテノイド類の光合成色素量の低下が顕著であり、フコキサンチン合成関連遺伝子の発現量も低下していると推定された。そこで通常の培地で培養した細胞とATCC 1525培地で培養した細胞の比較トランスクリプトームデータを解析した。その結果、モデル珪藻Phaeodactylumでは700以上の転写産物が、そして珪藻N. closteriumでは1300以上の転写産物がATCC 1525培地での培養で発現低下が有意であった。すなわち、光合成色素量の減少した細胞で発現抑制されていた。一方で、Phaeodactylumでは1400以上もの転写産物が、そしてN. closteriumでは2000以上の転写産物がATCC 1525培地で発現増加が有意であり、これらは光合成色素量の低下により光合成活性が低下した際にも細胞増殖を補助するための遺伝子群が含まれていると考えられる。現在、発現変動が有意であった遺伝子がコードするタンパク質の機能の詳細、局在、関与する代謝経路を確認している。これまでに同定されているフコキサンチン合成関連遺伝子における5つのパラログについて、遺伝子導入株の作出を行った。現在、それぞれの遺伝子転写産物量をqPCRによって定量を進めている。候補遺伝子のノックダウン効果の特異性に疑義が生じたため、別途、5つのパラログの発現抑制用のベクターを作成中であり、これは来期に予定している。
期刊论文(64)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
常温湖底堆積物より分離された好熱性 Parageobacillus 属細菌の一酸化炭素利用能分析
从室温湖泊沉积物中分离出的嗜热副杆菌细菌的一氧化碳有效性分析
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[今浦由就, 足立夕花, 岡元俊輔, 日野太貴, 井上真男, 神川龍馬, 左子芳彦, 吉田天士]
通讯作者:
吉田天士
Charles University(チェコ)
查理大学(捷克)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Evolution of chlorophyll biosynthesis pathway in a colorless diatom
无色硅藻叶绿素生物合成途径的进化
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Motoki Kayama, Mami Nomura, Minami Goto, Akinori Yabuki, Hideaki Miyashita, Shigeki Mayama, Yuichiro Kashiyama, Ryoma Kamikawa]
通讯作者:
Ryoma Kamikawa
Genome evolution through loss of photosynthesis and adaptation to a heterotrophic lifestyle in a non-photosynthetic diatom
非光合作用硅藻通过光合作用丧失和适应异养生活方式进行的基因组进化
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[西堀 洋平, 大波 千恵子, 須田 彰一郞, 神川 龍馬, 宮下 英明, Ryoma Kamikawa]
通讯作者:
Ryoma Kamikawa
Ryoma website
龙马网站
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 55 条
新奇翻訳伸長因子の機能解析に基づく真核生物のタンパク質合成システム進化の全容解明
-
批准号:09J00528
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$2.18万
-
财政年份:2009
-
负责人:神川 龍馬
-
依托单位:
麻痺性貝毒原因藻シストのミトコンドリア遺伝子の動態解明による発芽予測法の開発
-
批准号:06J03336
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.79万
-
财政年份:2006
-
负责人:神川 龍馬
-
依托单位:
海外基金