移植免疫寛容を誘導する血液細胞サブセットの同定および治療応用への検討
移植免疫寛容を誘導する血液細胞サブセットの同定および治療応用への検討
批准号:
21J11972
负责人:
村田 智己
金额:
$0.96万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-28 至 2023-03-31
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英文摘要
これまでにドナー血液細胞の中でも脾臓B細胞のみを用いて十分に移植片拒絶を制御できることを明らかにしてきた。本年度は、引き続きドナーB細胞を投与したレシピエントにおけるT細胞の変化を解析した。ドナーB細胞投与前後においてドナー反応性T細胞クローンは出現頻度が低下しておらず、残存していたことが示唆された。また、ドナーB細胞を投与したレシピエントマウス由来のCD4陽性細胞は、in vitroにおいてドナーに対するT細胞応答を抑制しなかった。このことからドナーB細胞投与によって制御性T細胞は誘導されなかったことが示唆された。これまでの結果と合わせてドナーB細胞の投与によりT細胞の不応答が誘導されたことが示唆されたが、具体的な分子メカニズムについて明らかにすることはできなかった。レシピエント脾臓・リンパ節に分布していたドナーB細胞は投与前の組成と同様に大部分がB-2サブセットであった。本研究においてB細胞サブセットの中で免疫制御に十分なサブセットの同定には至らなかったが、B-2細胞のみで十分であった可能性が考えられた。また、免疫制御のコスト削減に関する検証として投与細胞数の減量が可能か検証し、当初のプロトコルの半量までであれば投与細胞数を減らしても拒絶制御には十分であることが明らかになった。最後に、ドナーB細胞を投与したレシピエントに対して同一ドナー由来iPS細胞の移植実験を実施したところ、ドナーB細胞投与群ではコントロール群と比較してテラトーマ形成が促進された。したがってドナーB細胞を用いた免疫制御法の有効性は皮膚移植に限定されないことが示され、iPS細胞由来組織移植においても有効である可能性が示唆された。今後の課題としては、iPS細胞から作製したB細胞に相当する細胞を用いても移植片拒絶を制御できるか明らかにすることが挙げられる。以上の結果についてまとめて論文として報告した。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1093/intimm/dxad008
发表时间:
2023-04-13
期刊:
INTERNATIONAL IMMUNOLOGY
影响因子:
4.4
作者:
[Murata,Tomoki, Otsuka,Ryo, Seino,Ken-ichiro]
通讯作者:
Seino,Ken-ichiro
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