内観の認識論的地位の解明―現代哲学と神経科学による学融合的アプローチ

阐明内省的认识论地位：利用现代哲学和神经科学的跨学科方法

基本信息

批准号：
21K00011
负责人：
新川拓哉
金额：
$ 2.75万
依托单位：
Kobe University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K00011/
关键词：
内観神経現象学知覚経験意識実験現象学

项目摘要

今年度は以下の二つの研究を主に実施した。（１）現象学的な反省として特徴づけられるタイプの内観を支える神経メカニズムを特定するための神経科学的な実験研究を設計し、実施した。データ取得と解析はすでに終了しており、現在成果を報告する際の論文を執筆中である。成果の概要としては、知覚経験の対象のあり方に注意を向ける「自然的態度」をとっている時と、知覚経験そのもののあり方に注意を向ける反省的態度をとっている時とで、特定の脳領域の活動に違いがあることを明らかにした。この成果は、2023年6月にニューヨークで開催されるAssociation for the Scientific Study of Consciousnessと、2023年8月に仙台で開催される第46回日本神経科学大会で発表予定である。（２）Thomas Raleighらによって提示された、知覚的な意識経験の現象的性格に関して内観によって把握可能な側面と把握不可能な側面があるという考えを軸にして、環境を適切に知覚しているときの経験と、知覚的な想像をしているときの経験と、幻覚に陥っているときの経験の関係について選言説的な見解を支持する議論を展開した。具体的には、知覚と想像と幻覚がそれぞれ主観的に区別不可能だとしても、想像と幻覚を同じ現象学的な種とみなし、知覚をそれとは異なる現象学的な種とみなす立場は擁護可能だと示した。この成果は、Phenomenology and Cognitive Sciences誌での掲載が確定している。

今年，我们主要进行了以下两项研究：（1）设计和进行神经科学实验研究，以识别基于现象学反射的内部观点类型的神经机制。数据获取和分析已经完成，我目前正在撰写一篇论文以报告我的结果。概述的结果是，特定大脑区域的活动在采取“自然态度”之间存在差异，而“自然态度”着眼于感知体验的对象，以及他们采取的反思态度以感知体验本身就是方式。这些结果将在2023年6月在纽约举行的科学研究协会中介绍，并在2023年8月在仙台举行的第46届日本神经科学会议上。当适当地感知环境时，经验之间的关系，感知想象力时的经验以及幻觉时的经验。具体而言，他表明，即使感知，想象力和幻觉在主观上是无法区分的，他也证明了将想象力和幻觉视为相同的现象学物种和视觉作为不同现象学物种的地位是可辩护的。该结果已被证实在《现象学和认知科学》杂志上发表。