中期Habermasの社会学理論におけるデモクラシー思想の解明
中期Habermasの社会学理論におけるデモクラシー思想の解明
批准号:
21K01866
负责人:
飯島 祐介
金额:
$1.16万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究全体の核心的「問い」は次の2点にある。1990年代の熟慮のデモクラシーの構想に至る、ユルゲン・ハーバーマスの「コミュニケイション論的転回」は、(a)1960年代後半の学生運動と(b)70年代後半の「ドイツの秋」とに対してそれぞれ構成された、デモクラシー思想上のいかなる課題に対する、いかなる応答であったのか。2022年度は、(1)2021年度の研究成果である、上記(a)の点について学会発表を行った。また、(2)その発表を踏まえて論文としてまとめる作業を開始した(23年度に公開する予定である)。(3)上記(b)について基礎的な文献の読解を進めた。この作業を通じて、とくに次の2点を確認した。①ハーバーマスは、1960年代後半以降に学生運動の急進化――暴力を容認する傾向――を厳しく批判するようになってから、むしろそれにともなって、彼自身が1970年代を通じて「生活世界」の概念へと結晶化させる思想の萌芽を、学生運動に見出していること。すなわち、ハーバーマスの「生活世界」の概念は、学生運動と批判的に対峙するなかで形成された可能性があること。②「ドイツの秋」にいたるドイツ赤軍のテロリズムに直面して、暴力の問題とあらためて対峙するなかで、生活世界とシステムの二元論の構想されていること。すなわち、この二元論は、理論史的にはニクラス・ルーマンの社会システム論の批判を通じて形成されたことは論を俟たないとしても、同時に暴力の問題を背景として形成された可能性があること。(4)以上の作業の副次的な成果として、他の研究プロジェクトでの成果とあわせて、フランクフルト学派における疎外の概念について、学会発表を行った。
英文摘要
本研究全体の核心的「問い」は次の2点にある。1990年代の熟慮のデモクラシーの構想に至る、ユルゲン・ハーバーマスの「コミュニケイション論的転回」は、(a)1960年代後半の学生運動と(b)70年代後半の「ドイツの秋」とに対してそれぞれ構成された、デモクラシー思想上のいかなる課題に対する、いかなる応答であったのか。2022年度は、(1)2021年度の研究成果である、上記(a)の点について学会発表を行った。また、(2)その発表を踏まえて論文としてまとめる作業を開始した(23年度に公開する予定である)。(3)上記(b)について基礎的な文献の読解を進めた。この作業を通じて、とくに次の2点を確認した。①ハーバーマスは、1960年代後半以降に学生運動の急進化――暴力を容認する傾向――を厳しく批判するようになってから、むしろそれにともなって、彼自身が1970年代を通じて「生活世界」の概念へと結晶化させる思想の萌芽を、学生運動に見出していること。すなわち、ハーバーマスの「生活世界」の概念は、学生運動と批判的に対峙するなかで形成された可能性があること。②「ドイツの秋」にいたるドイツ赤軍のテロリズムに直面して、暴力の問題とあらためて対峙するなかで、生活世界とシステムの二元論の構想されていること。すなわち、この二元論は、理論史的にはニクラス・ルーマンの社会システム論の批判を通じて形成されたことは論を俟たないとしても、同時に暴力の問題を背景として形成された可能性があること。(4)以上の作業の副次的な成果として、他の研究プロジェクトでの成果とあわせて、フランクフルト学派における疎外の概念について、学会発表を行った。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
疎外論としてのローザ共鳴理論の可能性と限界
罗莎共振理论作为异化理论的可能性和局限性
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[長谷部弘, 高橋基泰, 山内太, 佐藤康行, 村山良之, 岩間剛城, Shunsuke Nozawa, 飯島祐介]
通讯作者:
飯島祐介
ハーバーマスのデモクラシー論と学生運動
哈贝马斯的民主理论与学生运动
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tokumasu K, Nishimura Y, Sakamoto Y, Obika M, Kataoka H, Otsuka F., 糟屋美千子, Shunsuke Nozawa, 飯島祐介]
通讯作者:
飯島祐介
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