介護保険施設におけるノーリフティングケア推進のための手引き及び評価指標の開発
介護保険施設におけるノーリフティングケア推進のための手引き及び評価指標の開発
批准号:
21K01944
负责人:
冨田川 智志
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
本研究では、ノーリフティングケア(NLC)実践効果を客観的指標を用いて明らかにすることを目的としているため、2022年度は高知県内でNLC実践が定着している介護保険施設に勤務する介護労働者を対象とした身体負担調査を実施した。対象施設の種別は介護老人福祉施設と介護老人保健施設とし、各種別1施設(計2施設)を選定した。対象者は男女各1名(計4名)とした。調査内容は、対象者の基本情報、勤務中の表面筋電図、上体傾斜角、心拍数、活動強度、歩数、作業内容、始業直前及び終業直後の疲労度、肩及び腰の痛みの程度、自覚的業務量とした。調査対象日は終日介護業務を行う日勤業務日(行事、会議、研修等、長時間介護業務から離れる日は除く)とし、対象者一人あたり3~4日間(うち1日は入浴介助担当日)を測定した(計14人日分)。なお、本調査は、日本福祉大学「人を対象とする研究」に関する倫理審査委員会及び滋賀医科大学研究倫理委員会にて審査・承認され、同大学学長の許可を受けて実施している。まず、対象施設のNLCに関する組織体制や環境面を調査した。対象施設では、NLCを推進するためのリーダーの設置、移動・移乗支援用具/機器の充実、不良姿勢や拘束姿勢を回避・低減させるための環境調整、NLCを意識づけするための啓発ポスターの掲示等といった様々な取り組みを計画的に行っていた。次に、介護労働者の身体負担調査を実施した。結果、終業直後の疲労度、肩及び腰の痛み度については、程度に個人差はあるものの、一様に肩の痛み度(Borg CR10 Scale:平均0.3)が最も低く、次いで腰の痛み度(平均1.4)、全身の疲労度(平均2.2)の順となっていた。この数値はNLCを導入していない介護保険施設での先行調査結果よりも低い傾向にあった。その他の調査結果の解析は、当初計画通り2023年度に実施予定である。
英文摘要
本研究では、ノーリフティングケア(NLC)実践効果を客観的指標を用いて明らかにすることを目的としているため、2022年度は高知県内でNLC実践が定着している介護保険施設に勤務する介護労働者を対象とした身体負担調査を実施した。対象施設の種別は介護老人福祉施設と介護老人保健施設とし、各種別1施設(計2施設)を選定した。対象者は男女各1名(計4名)とした。調査内容は、対象者の基本情報、勤務中の表面筋電図、上体傾斜角、心拍数、活動強度、歩数、作業内容、始業直前及び終業直後の疲労度、肩及び腰の痛みの程度、自覚的業務量とした。調査対象日は終日介護業務を行う日勤業務日(行事、会議、研修等、長時間介護業務から離れる日は除く)とし、対象者一人あたり3~4日間(うち1日は入浴介助担当日)を測定した(計14人日分)。なお、本調査は、日本福祉大学「人を対象とする研究」に関する倫理審査委員会及び滋賀医科大学研究倫理委員会にて審査・承認され、同大学学長の許可を受けて実施している。まず、対象施設のNLCに関する組織体制や環境面を調査した。対象施設では、NLCを推進するためのリーダーの設置、移動・移乗支援用具/機器の充実、不良姿勢や拘束姿勢を回避・低減させるための環境調整、NLCを意識づけするための啓発ポスターの掲示等といった様々な取り組みを計画的に行っていた。次に、介護労働者の身体負担調査を実施した。結果、終業直後の疲労度、肩及び腰の痛み度については、程度に個人差はあるものの、一様に肩の痛み度(Borg CR10 Scale:平均0.3)が最も低く、次いで腰の痛み度(平均1.4)、全身の疲労度(平均2.2)の順となっていた。この数値はNLCを導入していない介護保険施設での先行調査結果よりも低い傾向にあった。その他の調査結果の解析は、当初計画通り2023年度に実施予定である。
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