日本伝統蒸留酒「芋焼酎」の甘い香りが生まれるところ

日本传统蒸馏酒“芋烧酒”的甜香诞生的地方

基本信息

批准号：
21K02109
负责人：
吉崎由美子
金额：
$ 2.75万
依托单位：
Kagoshima University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

橙系果肉サツマイモ品種に含まれると予測されるコガネセンガンとは異なるβ-ダマセノン前駆体物質の単離を試みた．蒸煮サツマイモのエタノール抽出液をヘキサンを用いた液―液抽出により，水層とヘキサン層に分け，水層に含まれるβ-ダマセノン前駆体物質をSEPABEADカラムクロマトグラフィー，ODSカラムクロマトグラフィー，ゲルろ過カラムによる分画を進めた．さらにHPLCを用いたODSカラムクロマトグラフィーにより最終分画を行った．HPLCを用いたカラムクロマトグラフィーにおいて，なかなか精製がうまく進まなかったことから，前駆体が予想とは異なる構造をしていることが考えられた.そこで橙系果肉サツマイモ品種を用いて様々な条件で小仕込み試験を行った.細胞壁分解系の酵素製剤より24種を用いて橙系果肉サツマイモによる芋焼酎の製造を行ったところ，Aspergillus 属由来のペクチナーゼにβ-ダマセノン生成量を増加させる活性が高いことが認められた.また蒸留時のもろみpHが低いほど，蒸留時間が長いほど，焼酎中のβ-ダマセノン量が増加することが確認された．このpHおよび蒸留時間に関する挙動は，これまでに我々が単離しているCompound 1と同じものであった．これらのことからおそらく橙系果肉サツマイモ品種に含まれるβ-ダマセノン前駆体物質もCompound 1と同様の配糖体であることが強く示唆された．

我们试图隔离与Koganese家族的天使不同的β-氨酸前体材料，该材料预计将包含在橙色的红薯品种中。用己烷萃取蒸的红薯的乙醇提取物，并分成己烷和己烷层，并通过Sepabead色谱柱色谱，ODS色谱柱色谱法和凝胶过滤柱将水层中包含的β-达米酮前体物质分级。此外，最终部分是使用HPLC通过ODS柱色谱进行的。纯化在HPLC柱色谱中的进展不是很好，因此人们认为前体的结构与预期不同。因此，在各种条件下使用橙色的红薯品种进行了少量制备测试。当使用24种类型的红薯shechu从细胞壁降解酶制剂中产生橙色的红薯果肉时，发现来自曲霉属的果胶酶具有较高的活性，以增加β-氨烯酮的生产量。此外，已经证实，在蒸馏过程中熔融水的pH值越低，蒸馏时间越长，shochu中β-达米酮的量越高。关于pH和蒸馏时间的这种行为与我们以前已经隔离的化合物1相同。这些结果强烈表明，在橙色的红薯品种中可能发现的β-氨酸前体物质也是类似于化合物1的糖苷。

项目成果

期刊论文数量（49）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

酵母のイソアミルアルコール生成に関与する遺伝子の探索

寻找参与酵母异戊醇生产的基因

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
小橋有輝;奥津果優;吉﨑由美子;髙峯和則;二神泰基;玉置尚徳
通讯作者：
玉置尚徳

麹菌菌種の違いが芋焼酎の香味形成に及ぼす影響（第2報）香気成分と官能評価での差異

不同曲霉种类对马铃薯烧酒风味形成的影响（二）香气成分差异及感官评价

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
日本醸造協会誌
影响因子：
0
作者：
萩原真;永野忠聖;松下健二;白石洋平，奥津果優，吉﨑由美子，二神泰基，玉置尚徳，和久豊，髙峯和則
通讯作者：
白石洋平，奥津果優，吉﨑由美子，二神泰基，玉置尚徳，和久豊，髙峯和則

真菌における推定2-オキソグルタル酸輸送体の機能解析

真菌中假定的 2-酮戊二酸转运蛋白的功能分析

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
Asama Y;Furutani A;Fujioka M ;Ozawa H;Takei S ;Shibata S;Ogawa K;廣島杏香，西谷篤，奥津果優，吉﨑由美子，髙峯和則，玉置尚徳，二神泰基
通讯作者：
廣島杏香，西谷篤，奥津果優，吉﨑由美子，髙峯和則，玉置尚徳，二神泰基

鰹節カビAspergillus chevalieri の生活環に関わる遺伝子の解析

干鲣霉菌Aspergillus chevalieri生命周期相关基因分析