脊髄損傷者のための歩行再建ロボット使用時の歩行器操作練習支援システムの開発
脊髄損傷者のための歩行再建ロボット使用時の歩行器操作練習支援システムの開発
批准号:
21K11178
负责人:
田辺 茂雄
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
本研究の目的は,脊髄損傷による対麻痺者(両下肢麻痺者)の歩行再建を目的に開発された,装着型歩行支援ロボットWearable Power-Assist Locomotor(WPAL)を用いた歩行時における,歩行器操作の練習を支援するシステムの開発である.一昨年度(2021年度)は,WPALを用いた歩行時における,歩行器を押し出す時期に歩行速度が与える影響について,予備的な検討を進めた.その結果,歩行器を押し出す時期に対する歩行速度の影響については,3名中2名では,最も遅い歩行速度条件と最も速い歩行速度条件を比較して,歩行器を押し出す時期に5-12%程度の変化を認め,歩行速度が速い方が押し出す時期が遅い傾向であった.残り1名では一様な傾向を認めなかった.昨年度(2022年度)は,WPALを用いた歩行時における,歩行器を押し出す時期を聴覚提示もしくは視覚提示によって伝える練習支援システムについて,探索的な試作検討を進めた.具体的には,WPALの歩行周期と同期して,その特定の歩行周期でPCスピーカから音が鳴るように設定できるシステムである.加えて,予備的検討によって得られた適切な歩行器押し出し時期(音が鳴る時期)と実際の押し出し時期との差を記録するシステムも併せて構築した.今年度(2023年度)は,試作構築したシステムを用いて,健常者を対象に実験を進め,Visual Analogue Scale(VAS)またはSystem Usability Scale(SUS)などで,その伝わりやすさや,臨床現場での使いやすさ等を評価し,効果的な練習支援システムについて検討を行う.
英文摘要
本研究の目的は,脊髄損傷による対麻痺者(両下肢麻痺者)の歩行再建を目的に開発された,装着型歩行支援ロボットWearable Power-Assist Locomotor(WPAL)を用いた歩行時における,歩行器操作の練習を支援するシステムの開発である.一昨年度(2021年度)は,WPALを用いた歩行時における,歩行器を押し出す時期に歩行速度が与える影響について,予備的な検討を進めた.その結果,歩行器を押し出す時期に対する歩行速度の影響については,3名中2名では,最も遅い歩行速度条件と最も速い歩行速度条件を比較して,歩行器を押し出す時期に5-12%程度の変化を認め,歩行速度が速い方が押し出す時期が遅い傾向であった.残り1名では一様な傾向を認めなかった.昨年度(2022年度)は,WPALを用いた歩行時における,歩行器を押し出す時期を聴覚提示もしくは視覚提示によって伝える練習支援システムについて,探索的な試作検討を進めた.具体的には,WPALの歩行周期と同期して,その特定の歩行周期でPCスピーカから音が鳴るように設定できるシステムである.加えて,予備的検討によって得られた適切な歩行器押し出し時期(音が鳴る時期)と実際の押し出し時期との差を記録するシステムも併せて構築した.今年度(2023年度)は,試作構築したシステムを用いて,健常者を対象に実験を進め,Visual Analogue Scale(VAS)またはSystem Usability Scale(SUS)などで,その伝わりやすさや,臨床現場での使いやすさ等を評価し,効果的な練習支援システムについて検討を行う.
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