寄生虫症と地域社会をめぐる医療社会史：20世紀前半の日本と植民地期の台湾

寄生虫病医学社会史与当地社区：20世纪上半叶的日本和殖民地台湾

• 批准号: 20K12906
• 负责人: 井上 弘樹
• 金额: $ 2.33万
• 依托单位: Tokyo Medical University (2021-2022)Senshu University (2020)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K12906/
• 关键词: 医療社会史; 寄生虫症; 寄生虫病予防法; 地域史; 日本; 台湾

2020年度は寄生虫病予防法の成立過程を分析し、2021年度は日本の地域社会の視点から寄生虫病予防法や寄生虫症対策を分析した。2022年度は分析対象の地域と年代を拡大し、論文執筆や学会活動を積極的に行った。（1）前年度の国際学会報告をもとに英語論文を発表した。19世紀末の医療宣教師の多角的な活動とMedical Reportsの掲載論文の成立過程を明らかにした。（2）第91回日本寄生虫学会大会でのリンパ系フィラリア症対策をめぐるシンポジウムで報告した。私は寄生虫学者との対話を意識して、ソーシャル・キャピタルの概念を軸に議論した。参加者からは、歴史的経験を踏まえて現在のCOVID-19対策でのリスク・コミュニケーションをどう実践・評価するかなど、難しくも意義ある質問やコメントを頂いた。第81回日本公衆衛生学会総会では、日本住血吸虫症に関するシンポジウム、市民参加型セミナー、展示会を共催した。市民参加型セミナーは、資料の収集と保存、中学生作成の地方病の絵本の紹介、教育のあり方、行政や政治との関係など多岐にわたった。市民、学校関係者、政治学や公衆衛生の専門家など幅広い参加者を得て、活発な議論が行われた。かつて流行地に住んでいた市民から当時の様子や地方病に関する現在の問題関心などを教えていただくこともできた。（3）東京や名古屋市の地方図書館や公文書館で資料調査をした。20世紀前半から1960年代にかけての感染症が誰からどう広がったのか、誰がどのような対策を担ったのかなど、ローカルな状況を知ることできる資料があり、こうした資料を各地で保全・調査して比較分析することが必要である。久留米大学には寄生虫症に関する文献・報告書・写真・標本が多く保管されていることを確認した。詳細な調査は次年度以降の課題である。（4）前年度に引き続き、高等学校の教員と共に歴史総合に関する活動を継続している。

Analysis of the establishment process of the 2020 <s:1> Parasitic Disease Prevention and Control Law <e:1> を analysis <e:1>, perspective of <s:1> regional and social <s:1> in Japan in 2021 ら ら Parasitic Disease Prevention and Control Law や Analysis of parasitic disease countermeasures を た The 2022 <s:1> analysis focuses on に sectors った that are large in <s:1> regions, と years, を拡, や in terms of paper writing, and を in terms of active association activities. (1) Reports of <s:1> international societies in the previous year を とに とに English papers を publication list た た. At the end of the 19th century, the multi-faceted な activities of Medical missionaries <e:1>, the published papers in Medical Reports, the establishment process of medical reports, を, ら, に, た. (2) The 91st Congress of the Japanese Society of Parasitology: で リ パ パ report on countermeasures against フィラリア diseases をめぐるシ ポジウムで ポジウムで ポジウムで た Private は parasites scholars と の words を seaborne consciousness し て, ソ ー シ ャ ル · キ ャ ピ タ ル の concept を shaft に comment し た. Participants か ら は, history 経 験 を tread ま え て now の COVID - 19 policy で seaborne の リ ス ク · コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を ど う be practice, review 価 す る か な ど, difficult し く も meaning あ る questioned や コ メ ン ト を top い た. 81 back to the Japanese public health institute will 総 で は, Japan live worms に masato す る シ ン ポ ジ ウ ム, citizens セ ミ ナ ー, expo を push し た. Public participating type セ ミ ナ ー は, data の 収 と preservation, high school students make の endemic の 絵 this の recommend, education の あ り party and administrative や political と の masato is な ど many gaps に わ た っ た. Citizens, school stakeholders, political science や public health experts な <s:1> hiroshi や participants を て active contributors な commentators われた. か つ て in popular に live ん で い た citizens か ら when の others child や endemic に masato す る の question now masato heart な ど を teach え て い た だ く こ と も で き た. (3) Tokyo や Nagoya city Igu Local Library や Public Document Library で data Survey を た た. First half of the 20th century か ら 1960 s に か け て の adapting just-in-time inventory が who か ら ど う hiroo が っ た の か, who が ど の よ う な policy を seaborne bear っ た の か な ど, ロ ー カ ル な condition を know る こ と で き る data が あ り, こ う し た data across を で preservation, survey し て comparative analysis す る こ と が necessary で あ る. Kurume university に は parasites disease に masato す る documents, reports, photo, specimen が く keeping more さ れ て い る こ と を confirm し た. Conduct a detailed な investigation of the following year and subsequent projects である. (4) before the annual に lead き 続 き, institutions of higher learning の faculty と に history 総 close に masato す る activity を 継 続 し て い る.

项目成果

専門家座談会記録 新型コロナウイルスが与えた影響 日本人研究者座談会

专家圆桌讨论：新型冠状病毒的影响 与日本研究人员圆桌讨论

• 发表时间: 2021
• 期刊: 史友
• 作者: 飯島渉;斎藤修;脇村孝平;井上弘樹;齋藤愛
• 通讯作者: 齋藤愛

腸管寄生虫症対策と1960年代の沖縄：日本寄生虫予防会との関わりから

20世纪60年代的肠道寄生虫病防治与冲绳：从与日本寄生虫防治协会的关系

• 发表时间: 2021
• 作者: 飯島渉;斎藤修;脇村孝平;井上弘樹;齋藤愛;安西なつめ;藤本大士;李暁源;井上弘樹;安西なつめ;久保豊;廣田緑;加畑聡子;藤本大士;中尾世治・廣田緑;安西なつめ;李暁源;加畑聡子;INOUE Hiroki;藤本大士;井上弘樹
• 通讯作者: 井上弘樹

「僻地」住民の疾病・生活・健康：愛媛県三崎町におけるフィラリア症対策を事例に

“边远地区”居民的疾病、生活方式与健康：以爱媛县三崎町丝虫病防治为例

• 发表时间: 2020
• 作者: 山本 圭一郎;井上 悠輔;高島 響子;遠矢 和希;松井 健志;高山大毅;井上弘樹
• 通讯作者: 井上弘樹

伝染病と歴史：第21回日韓歴史家会議報告書

传染病与历史：第21届日韩历史学家会议报告

• 发表时间: 2022
• 作者: Sohyun Chun;Rebecca Copeland Edited;久保陽子;高島響子，高野梢，荒川玲子，下村昭彦，小島康志，中西美紗緒，冨尾賢介，田辺晶代，北川大，清水千佳子，大石元，加藤規弘;加畑聡子;畑 有紀・佐藤 茉美 ほか;高島響子，河村裕樹，荒川玲子，山本圭一郎;Holca Irina;日韓歴史家会議組織委員会・国際歴史学委員会日本国内委員会
• 通讯作者: 日韓歴史家会議組織委員会・国際歴史学委員会日本国内委員会

寄生虫症対策をめぐる歴史学：20世紀後半の日本と韓国

寄生虫病防治的历史研究：20世纪下半叶的日本和韩国

• 发表时间: 2021
• 作者: 市川智生;井上弘樹
• 通讯作者: 井上弘樹