シクロスポリン腎毒性を非侵襲的に評価するバイオマーカープロファイリングの構築
シクロスポリン腎毒性を非侵襲的に評価するバイオマーカープロファイリングの構築
批准号:
20K16900
负责人:
田中 侑
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
小児特発性ネフローゼ症候群は、高度タンパク尿・低タンパク血症・全身性の浮腫を呈する疾患で、小児の糸球体疾患の中で最も多い。難治例では免疫抑制薬シクロスポリンによる治療を要するが、シクロスポリンには腎毒性があるため、侵襲性の高い腎生検での評価を要する。一方、バイオマーカーを用いた尿検査は非侵襲的で、迅速に腎臓の状態を反映すると言われるが、非特異的な上昇も多く、課題も多い。本研究では、リアルタイムPCRを活用し、シクロスポリン腎毒性に特異的なバイオマーカー群の特定を目的とする。前年度より引き続きサンプル数を増やしていく作業に従事した。対象患者が新たにシクロスポリンを導入する時や、腎生検で入院する時、シクロスポリン治療中に関わらず再発する時、治療後にシクロスポリンを漸減する時、など、バリエーションに富んだサンプルを集めていくことも行い、解析に必要と見込まれるサンプル数の確保に成功した。また、実際に得られたサンプルから得られたRNAの発現量をリアルタイムPCRで測定する作業も継続した。今後は1.SRNSやFRNSに特異的な尿中バイオマーカーはないか、2.血中シクロスポリン濃度や尿β 2マイクログロブリンと相関する尿バイオマーカーはないか、3.バイオマーカーの最適な組み合わせ(プロファイリング)はどれか、などを明らかにするためにリアルタイムPCRを進めていく予定である。本研究の成果により、シクロスポリンの腎毒性に特異的な尿バイオマーカー群を特定できれば、侵襲性の高い腎生検をせずに、シクロスポリン腎毒性を非侵襲的に評価できる。さらには早期診断・予後予測法の確立に繋がることが期待される。
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