文化遺産観光における観光者のパフォーマンスと地域社会との相互作用についての研究

文化遗产旅游中游客表现及与当地社区互动研究

• 批准号: 20K20074
• 负责人: 平井 健文
• 金额: $ 1.41万
• 依托单位: Kyoto Tachibana University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K20074/
• 关键词: 文化遺産; 産業遺産; パフォーマンス; 観光者; 真正性; ガイド; 地域社会; 観光; 継承

本研究では、文化遺産観光の場における観光者のパフォーマンスに注目し、それが地域社会における文化遺産保全の実践にどのように作用するか、そこで創発的に新しい言説や行為を生み出しうるかを検討している。2022年度の主な実績は以下の2点に整理される。(1)遺産研究（Heritage Studies）の理論研究：英米圏の遺産研究における基本文献を邦訳出版し、その成果を社会に広く公開した（木村至聖ほか4名『文化遺産（ヘリテージ）といかに向き合うのか：「対話的モデル」から考える持続可能な未来』ミネルヴァ書房、2023年）。また、邦訳の母体となった研究会の活動を進め、東アジア圏における遺産研究の理論の問い直しに向けての研究に着手した。(2)現地調査：本研究の核となる、文化遺産観光の場におけるガイドの参与観察を実施した。2022年9月に、研究対象地である北海道赤平市において、産業遺産のガイド補助員として集中的な参与観察を行い、観光者のパフォーマンスやガイドによるインタープリテーションの実際について調査した。合わせて、ガイドや施設管理者への聞き取り調査、現地における資料収集にも取り組み、同年3月に実施したガイド養成講座の参与観察の結果と合わせて、フィールドにおける一定の知見を得ることができた。

This study focuses on the role of cultural heritage preservation practices in the field of cultural heritage preservation, regional and social development, and the creation of innovative speech and behavior. The results of the Group for the year ended 31 December 2022 are as follows: (1)Theoretical research on Heritage Studies: Basic literature on heritage studies in the British world published in the United States and published in the public.(Kimura Confucius wrote four articles entitled "Cultural Heritage" and "Possible Future" in 2023.) The activities of the National Research Association are progressing, and the theory of heritage research is being studied. (2)In situ investigation: This study was conducted in the field of cultural heritage and light. September, 2022. Research target: Akhei City, Hokkaido, Japan. Research on the implementation of the project by the government of the industrial heritage. In March of the same year, we conducted a seminar to develop the results of our participation in the survey, and we gained some knowledge about it.

项目成果

大日本帝国期の建築物が語る近代史：過去・現在・未来

日本帝国建筑讲述现代历史：过去、现在和未来

• 发表时间: 2022
• 作者: 平井健文;上水流久彦編
• 通讯作者: 上水流久彦編

樺太引揚者の炭鉱への移動プロセス：その構造と経験に関する実証的研究

卡拉夫托人返回煤矿的迁移过程：对其结构和经验的实证研究

• 发表时间: 2023
• 期刊: JAFCOF樺太研究会リサーチ・ペーパー
• 作者: Kuroda;Ayaka;Maya Suzuki;Miharu Yui;山口健介;田中則広;藤倉 哲郎;牛久晴香;島上宗子;佐久間拓人;田中則広;山口健介;油井美春;嶋崎尚子・笠原良太・坂田勝彦・平井健文
• 通讯作者: 嶋崎尚子・笠原良太・坂田勝彦・平井健文

文化遺産（ヘリテージ）といかに向き合うのか――「対話的モデル」から考える持続可能な未来

如何处理文化遗产：基于“对话模式”的可持续未来

• 发表时间: 2023
• 作者: 水原俊博;ハリソン，ロドニー，木村至聖・田中英資・平井健文・森嶋俊行・山本理佳訳
• 通讯作者: ハリソン，ロドニー，木村至聖・田中英資・平井健文・森嶋俊行・山本理佳訳

社会学で読み解く文化遺産：新しい研究の視点とフィールド

通过社会学解读文化遗产：新的研究视角和领域

• 发表时间: 2020
• 作者: 平井健文;木村至聖・森久聡編
• 通讯作者: 木村至聖・森久聡編

戦前から戦後にかけての石炭産業と人の移動：樺太および北海道の炭鉱を事例に

煤炭工业和战前到战后的人口流动：萨哈林岛和北海道煤矿的案例研究

• 发表时间: 2020
• 作者: 吉川徹;青木則幸;根本尚徳;Hiroshi Kanbayashi;根本尚徳;Ken Tanioka;笠原良太;Haruyo Mitani and Makoto Hiramatsu;笠原良太;根本尚徳;清水拓;セシル=マルタン（髙秀成訳）;Yuto Hashizume;Mitsuru Matsutani;中澤秀雄;Naoki Kanayama;西城戸 誠;中澤秀雄;Naoki Kanayama;吉川徹;Miki Nakai;金山直樹;Hideo Nakazawa;須永大智;Kazuma YAMASHIRO;横井桃子・川端亮;平井健文
• 通讯作者: 平井健文