生活綴方的教育方法の国際性―子どもの作文から世界を描き出す社会科教育の可能性―
生活綴方的教育方法の国際性―子どもの作文から世界を描き出す社会科教育の可能性―
批准号:
20J00780
负责人:
須永 哲思
金额:
$3.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2023-03-31
中文摘要
本研究の目的は、社会科用副教材『世界の子ども』(全15巻、平凡社、1955-57年)について、貴重な一次資料である「吉田文書」(平凡社編集部の内部資料)を用いて当時の編集過程や所収作文内容の分析・考察を行い、①日本の民間教育運動である「生活綴方的教育方法」が持った国際的な広がりの具体相を明らかにすること、②子どもの「生活」における主体的な個別具体性と客観的な普遍性に同時に向き合う教育実践の可能性を追求すること、の2点である。採用2年度では、新たに「「子どもの世界史」研究会」を立ち上げ、2021年8月に第1回研究会(『東南アジア篇』)、11月に第2回研究会(『南欧篇』・イタリア)を開催(2022年5月に第3回研究会(『南米編』)を開催予定)し、報告者を募って『世界の子ども』各巻の本文内容と関連する吉田文書の検討・分析を行った。あわせて、関連する「吉田文書」のデジタル化作業を進めたほか、中性紙封筒に資料を入れ直して分類番号を付すことで歴史史料としての保管と分類・整理作業を進めた。また、「吉田文書」を保管していた故・吉田九洲穂氏は、戦後「自由大学」の一つ京都人文学園の第1期卒業生であり、後の『世界の子ども』編集に繋がるエスペラントの素養もそこで身につけたものであった。京都人文学園について、吉田氏と交流のあったK氏(第2期、エスペランチスト)とS氏(第1期、後に人文学園主事に就任)にそれぞれ複数回聞き取り調査を行うことで、京都人文学園と戦後の京都・関西におけるエスペラント運動との関わりや、従来の先行研究では明らかにされてこなかった京都人文学園の歴史とその意義について、考察を深めることができた。いずれも、学会報告や学会誌投稿という形の研究成果としては2022年度に持ち越しになってしまった(中途辞退のため2021年度が最終年度となった)が、研究を遂行する上で基礎的で重要な作業を着実に進めることができた。
英文摘要
本研究の目的は、社会科用副教材『世界の子ども』(全15巻、平凡社、1955-57年)について、貴重な一次資料である「吉田文書」(平凡社編集部の内部資料)を用いて当時の編集過程や所収作文内容の分析・考察を行い、①日本の民間教育運動である「生活綴方的教育方法」が持った国際的な広がりの具体相を明らかにすること、②子どもの「生活」における主体的な個別具体性と客観的な普遍性に同時に向き合う教育実践の可能性を追求すること、の2点である。採用2年度では、新たに「「子どもの世界史」研究会」を立ち上げ、2021年8月に第1回研究会(『東南アジア篇』)、11月に第2回研究会(『南欧篇』・イタリア)を開催(2022年5月に第3回研究会(『南米編』)を開催予定)し、報告者を募って『世界の子ども』各巻の本文内容と関連する吉田文書の検討・分析を行った。あわせて、関連する「吉田文書」のデジタル化作業を進めたほか、中性紙封筒に資料を入れ直して分類番号を付すことで歴史史料としての保管と分類・整理作業を進めた。また、「吉田文書」を保管していた故・吉田九洲穂氏は、戦後「自由大学」の一つ京都人文学園の第1期卒業生であり、後の『世界の子ども』編集に繋がるエスペラントの素養もそこで身につけたものであった。京都人文学園について、吉田氏と交流のあったK氏(第2期、エスペランチスト)とS氏(第1期、後に人文学園主事に就任)にそれぞれ複数回聞き取り調査を行うことで、京都人文学園と戦後の京都・関西におけるエスペラント運動との関わりや、従来の先行研究では明らかにされてこなかった京都人文学園の歴史とその意義について、考察を深めることができた。いずれも、学会報告や学会誌投稿という形の研究成果としては2022年度に持ち越しになってしまった(中途辞退のため2021年度が最終年度となった)が、研究を遂行する上で基礎的で重要な作業を着実に進めることができた。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
『生活綴方で編む「戦後史」―〈冷戦〉と〈越境〉の1950年代―』(須永哲思「第5章『世界の子供』から『世界の子ども』」・「第6章『世界の子ども』の編集過程」・「コラム1京都人文学園」、須永哲思・張語涵「コラム2『基地の子』エスペラント版・中文版で消えた問い」)
“以日常生活的方式书写的‘战后历史’:1950年代的冷战和边境口岸”《孩子们》的编辑过程”、“专栏1京都人文花园”、须永哲志和张宇凡``第2栏“基地里的孩子”问题在世界语和中文版本中消失了)
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[駒込武編, 須永哲思, 永田和寛, 花田史彦, 山口刀也, 張語涵, 小綿哲, 巫青見, 劉迎春, 包福昇, 張彩薇, 張伶華, 松下佳弘, 都留俊太郎, 呉永鎬]
通讯作者:
呉永鎬
現代公教育制度における教科書制度の意義と課題―教科書制度の変遷と教科書の無償化に着目して
现代公共教育体系中教科书制度的意义与挑战——聚焦教科书制度变革与教科书免费
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
天理大学教職教育研究
影响因子:
--
作者:
[Gen Honda, Nen Saito, Taihei Fujimori, Hidenori Hashimura, Mitsuru J. Nakamura, Akihiko Nakajima, Satoshi Sawai, Mikako Suzuki, 須永哲思]
通讯作者:
須永哲思
「図書紹介―菊地暁・佐藤守弘編『学校で地域を紡ぐ―『北白川子ども風土記』から―』」
“书籍简介:菊池晃和佐藤盛宏主编的《在学校编织社区:来自北白川儿童风土记》”
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
『日本教育史往来』
影响因子:
--
作者:
[Noriaki Kanayama, Kentaro Hiromitsu, 鈴木 弥香子, 須永哲思]
通讯作者:
須永哲思
「郷土教育研究の意義と課題―郷土概念の変遷過程に見る〈他人の郷土〉と〈資本の環〉―」
《地方教育研究的意义与挑战:地方观念变迁过程中的“他乡”与“资本圈”》
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
『新しい歴史学のために』
影响因子:
--
作者:
[Honda Gen, Saito Nen, Fujimori Taihei, Hashimura Hidenori, Nakamura Mitsuru J., Nakajima Akihiko, Sawai Satoshi, 須永哲思]
通讯作者:
須永哲思
「郷土」からみる子どもの世界史―社会科用副教材『世界の子ども』の研究―
-
批准号:23K12723
-
项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
-
资助金额:$2.66万
-
财政年份:2023
-
负责人:須永 哲思
-
依托单位:
戦前・戦後の郷土教育に関する歴史的考察-生活綴方・社会科との接点に着目して-
-
批准号:14J03772
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$0.7万
-
财政年份:2014
-
负责人:須永 哲思
-
依托单位:
海外基金