Literature of "Fille" : Self-formation for contemporary women in Marie NDiaye's works
Literature of "Fille" : Self-formation for contemporary women in Marie NDiaye's works
批准号:
20J10802
负责人:
今野 安里紗
金额:
$0.7万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2022-03-31
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英文摘要
本研究は、マリー・ンディアイの作品において、女性人物が社会的立場によらず、自らを「娘」(fille/娘、若い女性、少女)の語によって認識している描写が繰り返し現れることに着目し、この語彙が現代において複数化する女性のアイデンティティを肯定的に示すものであるという仮説を立て、それを検証するものであった。中期作品、近著の研究に注力した前年度に対し、本年度は、初期作品に焦点を当てることによって、作家の創作の最初期からこの主題が取り上げられていたことを明らかにすることができた。具体的には、『薪になった女』『家族で』の二つの小説を分析し、母親や、若い既婚女性が自らを「妻」や「母」と言わず、「娘」の語彙による自己表現を積極的に行っている描写のあることを指摘した。また、この主題が作家の作風の変遷と深く関わる重要なものであることも確認でき、この主題を軸に作家の作品世界の発展を見る、という本研究のもう一つの目的の達成に近づいた。つまり、この時期の作風である、幻想文学や児童文学、神話などのプロットを流用する手法に着目することによって、作家の初期作品の女性表象が、古典作品に描かれるような女性の成長物語(「娘」がいかにして「女」になっていくか)の批判的なリライトであることを論証し、こういった幻想的モチーフをあまり用いなくなる中・後期の作品においても、女性表象の書き換えという姿勢が継続していることを明らかにすることができた。また、中期の作品から人種の問題が表現され始めたという先行研究の主張に対して、初期の作品から女性のアイデンティティの問題が人種の問題と関わって描かれていることを指摘することができた。これにより、「娘」という自己表象の問題が作家の創作に一貫して表現されていること、それが人種・言語・エスニシティにおける多様化の問題と分かちがたいものとして描かれているという本研究の仮説が証明された。
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マリー・ンディアイ『家族で』における少女の旅の破綻
玛丽·恩迪亚耶的《家庭中》中一个女孩旅程的中断
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[冨田和孝, 塩谷暢貴, 下赤卓史, 長谷川健, 今野安里紗, 冨田 和孝,塩谷 暢貴,下赤 卓史,長谷川 健, 髙橋仁太郎・倉澤智樹・鈴木麻里子・井上一哉, 今野安里紗]
通讯作者:
今野安里紗
二人のミナをめぐって―津島佑子とマリー・ンディアイ作品における「混血児」の女性
关于两位米娜:津岛裕子和玛丽·恩迪亚耶作品中的“混血”女性
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[冨田和孝, 塩谷暢貴, 下赤卓史, 長谷川健, 今野安里紗]
通讯作者:
今野安里紗
「お前はどんな男なのか?」――マリー・ンディアイ『大人たち』における強姦
“你是什么样的人?”——《成人》中玛丽·恩迪亚耶的强奸案
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[今野安里紗]
通讯作者:
今野安里紗
〈カアテンの内の生活〉―森茉莉『或殺人』における「混血児」とヨーロッパ表象
<Kaaten内部的生活> - Mari Mori的“谋杀案”中的“混血儿”和欧洲代表
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
筑波大学フランス語・フランス文学論集
影响因子:
--
作者:
[今野安里紗]
通讯作者:
今野安里紗
L’échec d’un voyage
航行中的事
DOI:
10.20634/ellf.120.0_51
发表时间:
2022
期刊:
Etudes de langue et litterature francaises
影响因子:
--
作者:
[今野 安里紗]
通讯作者:
今野 安里紗
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