课题基金 / 基金详情

後期ライプニッツにおける有機体論を基軸とした物体的実体に関する実在論的研究

後期ライプニッツにおける有機体論を基軸とした物体的実体に関する実在論的研究
基于莱布尼茨晚期有机体理论的物理实体的现实研究
批准号:
20J12083
负责人:
三浦 隼暉
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2022-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
2021年度は、2020年度に行なった「実体的紐帯」概念の研究を引き続き行なった。從来の研究においては、ライプニッツが紐帯概念が変更を加えられたことは、この概念の非一貫性を指摘される要因にもなっていた。本研究では、2020年度から引き続きこの点を検討することで、紐帯概念の変更が彼の哲学のなかで整合的に解釈可能であることを明らかにし、論文として発表した。この論文では、紐帯概念がライプニッツの問題意識と対応して変化したこと、すなわち、モナドから物体現象を説明する問題および、そうした物体現象の側から要求される原理を探求するという問題との、二つの方向性が両立していることを論証した。2021年度はさらに、この紐帯概念に伴って使用される「エコー」という比喩についても検討した。とりわけ、変更後の紐帯概念において、エコーという比喩が積極的に意味をもつことを明らかにし、論文として投稿した。この積極的な意味とは、「モナドから現象を説明する」というさいの基礎になっているモナドと、そこから説明される物体現象との間の断絶を埋める役割を果たしているという点に見出される。ライプニッツの哲学はしばしば、観念論的ないし現象主義的と見られることがあるのだが、それは現象とモナドの間の関係が単に「対応」という仕方で存しているからだといえる。対応以上の関係をそこに見出すさいに、このエコーという比喩が機能することになるのである。2020年度から2021年度の研究を通して、紐帯概念の内実や位置づけを明らかにしてきたことは、本研究の核心部分をなす実在論的解釈にとって重要であった。ただし、物体現象や経験といったことがらが何かを要求してくるとして、その経験的な次元そのものが一体どういった身分でライプニッツ哲学内部において存しているのかということは未だ明らかになっていない。今後の研究ではこの点を扱う予定である。
英文摘要
2021年度は、2020年度に行なった「実体的紐帯」概念の研究を引き続き行なった。從来の研究においては、ライプニッツが紐帯概念が変更を加えられたことは、この概念の非一貫性を指摘される要因にもなっていた。本研究では、2020年度から引き続きこの点を検討することで、紐帯概念の変更が彼の哲学のなかで整合的に解釈可能であることを明らかにし、論文として発表した。この論文では、紐帯概念がライプニッツの問題意識と対応して変化したこと、すなわち、モナドから物体現象を説明する問題および、そうした物体現象の側から要求される原理を探求するという問題との、二つの方向性が両立していることを論証した。2021年度はさらに、この紐帯概念に伴って使用される「エコー」という比喩についても検討した。とりわけ、変更後の紐帯概念において、エコーという比喩が積極的に意味をもつことを明らかにし、論文として投稿した。この積極的な意味とは、「モナドから現象を説明する」というさいの基礎になっているモナドと、そこから説明される物体現象との間の断絶を埋める役割を果たしているという点に見出される。ライプニッツの哲学はしばしば、観念論的ないし現象主義的と見られることがあるのだが、それは現象とモナドの間の関係が単に「対応」という仕方で存しているからだといえる。対応以上の関係をそこに見出すさいに、このエコーという比喩が機能することになるのである。2020年度から2021年度の研究を通して、紐帯概念の内実や位置づけを明らかにしてきたことは、本研究の核心部分をなす実在論的解釈にとって重要であった。ただし、物体現象や経験といったことがらが何かを要求してくるとして、その経験的な次元そのものが一体どういった身分でライプニッツ哲学内部において存しているのかということは未だ明らかになっていない。今後の研究ではこの点を扱う予定である。
期刊论文(11)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
経験からの要求と実体的紐帯:後期ライプニッツにおける複合実体の問題
来自经验和实质性联系的要求:莱布尼茨晚期的复杂实体问题
DOI: --
发表时间: 2021
期刊: 哲学雑誌
影响因子: --
作者: [Takiguchi Arisa, Yoshioka Isato, Oda Yunosuke, Ishii Yoshitaka, Kirimura Kohtaro, 三浦隼暉]
通讯作者: 三浦隼暉
Early Modern Philosophy in Meiji and Taisho Japan: A case of G. W. Leibniz
日本明治和大正时期的早期近代哲学:以莱布尼茨为例
DOI: --
发表时间: 2021
期刊:
影响因子: --
作者: [Kadowaki Hiroshi, Ishida Junichi, Akazawa Hiroshi, 三浦隼暉, 野澤恵理花, 三浦隼暉]
通讯作者: 三浦隼暉
エコーを有する実体的紐帯:現象とモナドをつなぐライプニッツの試み
与回声的实质性联系:莱布尼茨连接现象和单子的尝试
DOI: --
发表时间: 2022
期刊: 論集
影响因子: --
作者: [野澤恵理花, 出口哲生, 三浦隼暉]
通讯作者: 三浦隼暉
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [吉岡 育哲, 高橋 弘喜, 楠屋 陽子, 矢口 貴志, 桐村 光太郎, 三浦隼暉]
通讯作者: 三浦隼暉
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