18世紀中葉イスタンブルの穀物供給における政策的変化
18世紀中葉イスタンブルの穀物供給における政策的変化
批准号:
20J15584
负责人:
伊藤 瞳
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2022-03-31
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英文摘要
本研究の目的は、オスマン帝国の首都イスタンブルへの穀物供給をめぐって18世紀中葉にオスマン政府が行った政策面での変化を、政府、市場の管理者、商人の三つの視点から解明することである。研究2年目に当たる2021年度は、まず、前年度の研究成果を論文にまとめて学術雑誌に投稿した。この論文では、三つの視点のうち政府の視点を中心に、18世紀半ばに実施された二つの穀物供給制度を分析し、新制度の実施目的と特徴を検討した。その結果、これらの制度は、イスタンブルの人々の生活に必要十分な穀物量を確保して、人々の政府に対する不満を解消することを目的とし、輸送量や輸送回数を指定して量的管理を実施したことを明らかにすることができた。また、2021年度は、市場管理者の視点から政策的変化を分析すべく、収集済みの食糧枢機勅令簿の読解と整理を行った。穀物供給地における生産者と輸送者間の取引に関する事例を分析した結果、生産者による穀物退蔵などの行為が頻発し、穀物供給の障害になっていたこと、また、こうした違反行為には現地の管理者たちが加担していたことが分かった。加えて、こうした状況に対処するために宮廷から派遣された役人が、1748年に実施された目標量割当制度の下で徐々に重要性を増していった様子を垣間見ることができた。現在、第二の課題について論文を執筆しており、来年度中に学術雑誌に投稿する予定である。なお、新型コロナウイルスの蔓延により、海外での史料調査を行うことができなかったため、上述した三つの視点のうち商人の視点に基づく分析は、未だ十分にできていない。とはいえ、これまでに読解した文書史料の中に、手掛かりとなる事例が確認できえいることから研究を進める目途は立てることができた。
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会议论文
18世紀中葉におけるイスタンブルへの穀物供給政策の変化 : 1748年と1755年の新制度を中心に
18世纪中叶伊斯坦布尔粮食供应政策的变迁:以1748年和1755年的新制度为中心
DOI:
10.24544/ocu.20220327-012
发表时间:
2022
期刊:
都市文化研究
影响因子:
--
作者:
[平田梨佳子, 三柴啓一郎, 小泉望, Samir M. Hamdan, 岩田雄二, 李 晨, Chen Li, 伊藤瞳]
通讯作者:
伊藤瞳
18世紀中葉イスタンブルへの穀物供給と政策的変化
18世纪中叶伊斯坦布尔的粮食供应和政策变化
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[加藤拓也, 谷口圭吾, 小出所大樹, 片寄正樹, 伊藤瞳]
通讯作者:
伊藤瞳
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