行為・知覚ベースの聴空間表象形成に関わる要因の特定と反響定位能力の推定
行為・知覚ベースの聴空間表象形成に関わる要因の特定と反響定位能力の推定
批准号:
20J20490
负责人:
前澤 知輝
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2023-03-31
中文摘要
物体(犬)の探索を音声(鳴き声)が促進するように,刺激間の意味概念の一致が視覚情報の分析を向上させる効果は,課題非関連情報が無視されるような目標指向的な特徴を持つ(Iordanescu et al., 2010; 2011)。しかし,Iordanescu et al.の探索標的は具体的定義が可能(名詞)であり,音声との1対1の対応関係が形成しやすく,短期的な学習の影響等,状況依存的である可能性がある。本研究では物体-音の対応付けに時間を要する動作静止画の定位に関して音の促進/干渉効果を検討した。20種類の動作関連音と,20枚の同じ静止画を反復使用(実験1-3)または反復を避け320枚を使用(実験4-6)した。試行の始めに標的動詞名が視覚呈示され,その後の探索画面の中から標的を定位し,位置の回答を求めた。探索画面出現と同時に標的一致音,妨害刺激一致音,または統制音が呈示された。統制音として,20種類の動作関連音から選択された,探索画面の画像とは非関連の動作音(非関連音),白色雑音,または無音が実験間で使用された。静止画を反復させた場合(実験1)で,統制(非関連音)条件と比べた妨害刺激一致音条件における反応時間は変わらなかったが,実験間で一貫して,音声による定位促進および干渉の両方が示された。この干渉効果の低減は探索の目標指向性に帰属するのではなく,非関連音が既出の20種類の音声から選択されていた事で,統制条件で干渉(反応時間遅延)が生じた可能性を反映している。どの条件も妨害刺激に対する誤選択反応が増加したため,妨害音による自動的な干渉を支持した。また,これらの効果は長期的な経験に基づくといえる。すなわち,Iordanescu et al. (2010)では標的に対する事前知識が,強い目標指向性を喚起し,干渉効果を弱めていた事が考えられる。
英文摘要
物体(犬)の探索を音声(鳴き声)が促進するように,刺激間の意味概念の一致が視覚情報の分析を向上させる効果は,課題非関連情報が無視されるような目標指向的な特徴を持つ(Iordanescu et al., 2010; 2011)。しかし,Iordanescu et al.の探索標的は具体的定義が可能(名詞)であり,音声との1対1の対応関係が形成しやすく,短期的な学習の影響等,状況依存的である可能性がある。本研究では物体-音の対応付けに時間を要する動作静止画の定位に関して音の促進/干渉効果を検討した。20種類の動作関連音と,20枚の同じ静止画を反復使用(実験1-3)または反復を避け320枚を使用(実験4-6)した。試行の始めに標的動詞名が視覚呈示され,その後の探索画面の中から標的を定位し,位置の回答を求めた。探索画面出現と同時に標的一致音,妨害刺激一致音,または統制音が呈示された。統制音として,20種類の動作関連音から選択された,探索画面の画像とは非関連の動作音(非関連音),白色雑音,または無音が実験間で使用された。静止画を反復させた場合(実験1)で,統制(非関連音)条件と比べた妨害刺激一致音条件における反応時間は変わらなかったが,実験間で一貫して,音声による定位促進および干渉の両方が示された。この干渉効果の低減は探索の目標指向性に帰属するのではなく,非関連音が既出の20種類の音声から選択されていた事で,統制条件で干渉(反応時間遅延)が生じた可能性を反映している。どの条件も妨害刺激に対する誤選択反応が増加したため,妨害音による自動的な干渉を支持した。また,これらの効果は長期的な経験に基づくといえる。すなわち,Iordanescu et al. (2010)では標的に対する事前知識が,強い目標指向性を喚起し,干渉効果を弱めていた事が考えられる。
期刊论文(17)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Influence of Scented Sanitary Mask on Nasal Discomfort due to Hay Fever and Its Time Course
香味卫生口罩对花粉热鼻部不适的影响及时程
DOI:
10.5100/jje.56.29
发表时间:
2020
期刊:
The Japanese Journal of Ergonomics
影响因子:
--
作者:
[MAEZAWA Tomoki, MIYAZAKI Yuki, MATSUNAGA Kaori, WAKASUGI Kei, SHIBATA Akira, KAWAHARA Jun-ichiro]
通讯作者:
KAWAHARA Jun-ichiro
DOI:
10.3758/s13421-021-01151-8
发表时间:
2021-02
期刊:
Memory & Cognition
影响因子:
2.4
作者:
[Tomoki Maezawa;J. Kawahara]
通讯作者:
Tomoki Maezawa;J. Kawahara
顔写真の輪郭の丸みと瞬間呈示の効果
圆润轮廓效果和面部照片即时呈现
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Obata Honoka , Tsuji Atsushi , Sudo Hitomi , Sugyo Aya , Minegishi Katsuyuki , Nagatsu Kotaro , Ogawa Mikako , Zhang Ming-Rong, 前澤知輝・反田智之・河原純一郎]
通讯作者:
前澤知輝・反田智之・河原純一郎
迷路歩行作業記憶課題における視聴覚手がかりの空間優位性
迷宫行走工作记忆任务中视听线索的空间优势
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[T. Yamae, N. Takeuchi, and N. Yoshikawa, 前澤知輝・河原純一郎]
通讯作者:
前澤知輝・河原純一郎
Improved ability of object detection using echolocation by a repetitive task
通过重复任务提高使用回声定位的物体检测能力
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Maezawa, T., & Kawahara, J.]
通讯作者:
J.
共 16 条
海外基金