18世紀後半フランスにおける「交際・商業社会」の成立

18世纪末法国“社会和商业社会”的建立

• 批准号: 20K01036
• 负责人: 増田 都希
• 金额: $ 1.58万
• 依托单位: Hitotsubashi University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K01036/
• 关键词: マナー; 交際; 商業; マナーブック; 交際・商業社会; 規範; 18世紀フランス; 礼儀作法; 商業社会; 18世紀; フランス

本研究では、18世紀後半フランス社会を、有形・無形の不断の交換活動と交換活動が築く相互依存関係を基盤として発展を目指す「交際・商業社会」と捉え、その実相をマナーブックの分析から捉えることを目的とする。実施計画では、（１）18世紀後半の「マナーブック」の内容分析、（２）同時代の政治経済論と「マナーブック」との比較分析、（３）競売カタログを用いた「マナーブック」の所有実態調査、（４）フランス革命期の「マナーブック」の史料開拓の４点を目標に掲げていた。ただし、コロナ禍によって2021年度から計画を大幅変更し、この２年間は国内での調査が可能なデジタル・ヒューマニティーズの手法による分析に注力した。具体的には、言語解析（テキスト・マイニング）によって、18世紀フランスのマナーブックで用いられる頻出語、それらの連関性等についての数量的調査を実施するとともに、その結果を踏まえて質的分析を行った。2022年度の成果は、研究があまり進んでいない18世紀フランスの女性著述家の作品分析に取り組んだ点である。同時代のイギリスに比べて、フランスでは女性著述家の活躍の場は制限されていたが、マナーブックは彼女たちの作品が比較的豊富に残されたジャンルであり、男性著述家とはまったく異なる視点からの社会の分析を垣間見ることができるからである。言語解析には膨大な時間を要する準備作業が不可欠だが、2021年度までに研究補助員の確保など、本分析を行うための体制を整備することができた。2022年度は、本研究費によって雇用した研究補助員によって複数作品の分析の準備作業の進展と、分析、その成果発表に進むことができたことが2022年度の最大の成果である。

This study focuses on the social, tangible and intangible exchange activities in the second half of the 18th century. The exchange activities are based on the establishment of interdependence and development. The purpose of this study is to analyze the social, tangible and intangible exchange activities. (1) Analysis of the content of "" in the second half of the 18th century;(2) Comparative analysis of contemporary political theories;(3) Investigation of all the actual situations of "" in the use of competition;(4) Exploration of the historical materials of "" in the revolutionary period The 2021 fiscal year plan has been greatly revised, and efforts have been made to analyze the methods of domestic investigation in the past two years. Specific language analysis, language analysis, 18th century language analysis, frequent use of language, relevance, etc., quantitative investigation, implementation, results, qualitative analysis 2022 Research Results Analysis of Women's Works of the 18th Century At the same time, women's writers are active in the field of social analysis. They are rich in comparison with men's writers. Speech analysis is necessary to prepare for the expansion of time, research grants in 2021, and institutional preparation for this analysis. In 2022, the research fee for this project was increased by the employment of research assistants, and the progress of preparation work for the analysis, analysis and production of a number of works was increased to the maximum in 2022.

项目成果

モンテスキュー『法の精神』におけるマナーと保存：専制政体中国の〈行儀作法〉の分析を通じて

孟德斯鸠《法律精神》中的礼仪与保存——通过对专制中国礼仪的分析

• 发表时间: 2023
• 期刊: 西洋史学
• 作者: 戸川貴行;福永善隆;渡邉将智;岡田和一郎;小野響;永田拓治;堀内淳一;福士純;長谷川まゆ帆;長谷川まゆ帆;小原 豊志;福士純;福士純;小原 豊志;長谷川まゆ帆;福士純;増田都希
• 通讯作者: 増田都希

啓蒙思想の百科事典

启蒙思想百科全书

• 发表时间: 2023
• 作者: 河島思朗;松村 剛;河島思朗;YAMAJO Hirotsugu;松村 剛;河島思朗;河島思朗;YAMAJO Hirotsugu;河島思朗;松村 剛;山上浩嗣;河島思朗;山上浩嗣;松村 剛;山上浩嗣;河島思朗（監修）;山上浩嗣;松村 剛;山上浩嗣;河島思朗（監修）;松村 剛;日本18世紀学会『啓蒙思想の事典』編集委員会
• 通讯作者: 日本18世紀学会『啓蒙思想の事典』編集委員会

モンテスキュー『法の精神』における〈行儀作法〉

孟德斯鸠《法律精神》中的礼仪

• 发表时间: 2023
• 作者: 戸川貴行;福永善隆;渡邉将智;岡田和一郎;小野響;永田拓治;堀内淳一;福士純;長谷川まゆ帆;長谷川まゆ帆;小原 豊志;福士純;福士純;小原 豊志;長谷川まゆ帆;福士純;増田都希;増田都希
• 通讯作者: 増田都希

『法の精神』における〈気品〉─ 自己愛と社交性 ─

《法律精神》中的“优雅”─自爱与社交─

• 发表时间: 2022
• 作者: 戸川貴行;福永善隆;渡邉将智;岡田和一郎;小野響;永田拓治;堀内淳一;福士純;長谷川まゆ帆;長谷川まゆ帆;小原 豊志;福士純;福士純;小原 豊志;長谷川まゆ帆;福士純;増田都希;増田都希;長谷川まゆ帆;増田都希
• 通讯作者: 増田都希

世界史を変えた40の謎 上：第10章「サン・バルテレミの虐殺--闇につつまれた一夜」（増田都希/翻訳）

改变世界历史的40个谜团第1部：第10章“圣巴塞洛缪大屠杀——黑暗笼罩的夜晚”（增田月/译）

• 发表时间: 2022
• 作者: 高田京比子・田中俊之・轟木広太郎・中村敦子・小林功;服部良久;西岡健司;中田恵理子;渋谷聡 図師宣忠;藤井真生;佐藤公美;青谷秀紀;坂上政美;松本涼;櫻井康人;高田良太;上柿智生;櫻井美幸;長谷川まゆ帆 （長谷川貴彦編）;石黒盛久;ジャン＝クリスティアン・プティフィス（神田 順子/監訳・共訳）
• 通讯作者: ジャン＝クリスティアン・プティフィス（神田 順子/監訳・共訳）