腸腫瘍および腸腫瘍幹細胞におけるクロマチンリモデリング因子Brg1の機能解析
腸腫瘍および腸腫瘍幹細胞におけるクロマチンリモデリング因子Brg1の機能解析
批准号:
19J13200
负责人:
吉川 貴章
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2021-03-31
关键词:
中文摘要
Dclk1がマウスの腸腫瘍幹細胞特異的に発現していることから、腸腫瘍幹細胞特異的にBrg1をノックアウトできるマウスモデル(DABマウス)を用い、Brg1のノックアウトによりDABマウスでは腸腫瘍が減少することが判明した。一過性のノックアウトでは腸腫瘍の抑制効果も一時的であったが、断続的にノックアウトすることで効果も継続的にみられた。短期的にはBrg1のノックアウトでも増殖能に変化がない一方でアポトーシスが増加しており、腫瘍が崩壊する主因はアポトーシスにあると考えられた。マウスの腸腫瘍由来のオルガノイドでBrg1をノックアウトした場合でも、オルガノイドの退縮がみられ、幹細胞マーカーの発現低下がみられた。また、ヒト大腸癌の細胞株を用いた、BRG1のRNA干渉実験も行った。恒常的に発現を抑制された細胞株をを免疫不全マウスに皮下移植したところ、腫瘍形成が抑制された。「腸腫瘍及び腸腫瘍幹細胞に対して、Brg1が促進的に関与している」という、仮説に沿った研究結果が得られた。BRG1が大腸癌の治療標的となる可能性が示唆された。
英文摘要
Dclk1がマウスの腸腫瘍幹細胞特異的に発現していることから、腸腫瘍幹細胞特異的にBrg1をノックアウトできるマウスモデル(DABマウス)を用い、Brg1のノックアウトによりDABマウスでは腸腫瘍が減少することが判明した。一過性のノックアウトでは腸腫瘍の抑制効果も一時的であったが、断続的にノックアウトすることで効果も継続的にみられた。短期的にはBrg1のノックアウトでも増殖能に変化がない一方でアポトーシスが増加しており、腫瘍が崩壊する主因はアポトーシスにあると考えられた。マウスの腸腫瘍由来のオルガノイドでBrg1をノックアウトした場合でも、オルガノイドの退縮がみられ、幹細胞マーカーの発現低下がみられた。また、ヒト大腸癌の細胞株を用いた、BRG1のRNA干渉実験も行った。恒常的に発現を抑制された細胞株をを免疫不全マウスに皮下移植したところ、腫瘍形成が抑制された。「腸腫瘍及び腸腫瘍幹細胞に対して、Brg1が促進的に関与している」という、仮説に沿った研究結果が得られた。BRG1が大腸癌の治療標的となる可能性が示唆された。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Intestinal tumor stem cell specific ablation of Brg1 resulted in reduction of intestinal tumors with increased apoptosis.
肠道肿瘤干细胞对 Brg1 的特异性消融导致肠道肿瘤减少,细胞凋亡增加。
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takaaki Yoshikawa, Akihisa Fukuda, Hiroshi Seno]
通讯作者:
Hiroshi Seno
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