東アラブ新秩序における宗派主義と権力構造の変容:レバノンとシリアの内戦に着目して
東アラブ新秩序における宗派主義と権力構造の変容:レバノンとシリアの内戦に着目して
批准号:
19J15055
负责人:
岡部 友樹
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2021-03-31
中文摘要
本年度は,東アラブ地域(とくにシリアとレバノン)において国家・地域・国際の3つのレベルの政治・軍事主体が,将来の政治体制の在り方すなわち権力分有体制をめぐって争うような政治と宗教が交錯する現象を分析の中心に置き,そのような状況を「東アラブ新秩序」という新たな概念を使用して研究活動を行ってきた.この鍵概念を出発点として,以下のとおりに大きく2つ本年度の研究活動を行った.はじめに「東アラブ新秩序」の帰結を分析するために,『イスラーム世界研究』に「内戦とクライエンテリズムーレバノンにおける「10月革命」を事例としてー」という題で論文を提出した.ここではレバノンにおける内戦後の抗議運動の分析を通じて,国家ー社会関係の動態にいかなる特徴があるのかを明らかにした.次に「東アラブ新秩序」という概念をミクロな視点から明らかにするために,レバノンにおける人類学の著作の書評発表を行なった.その成果は香川大学(ハイブリッド)で行われた「イスラームの人類学的視点からみるGilsenan、Deeb、Nucho 書評」として口頭発表により示された.1 つ目の研究成果のなかでは、「東アラブ新秩序」のなかみの問題が中心となっていたが,「東アラブ新秩序」をめぐって国内・地域・国際レベルで政治・軍事主体が 争う中では,日常レベルの視点が抜け落ちてしまう.それゆえ、当該発表では日常レベルにおける「東アラブ新秩序」の構想・模索およびそれをめぐる対立がどのように起きているのかという問題設定をして,先人の研究からこの点を批判的に検討した。
英文摘要
本年度は,東アラブ地域(とくにシリアとレバノン)において国家・地域・国際の3つのレベルの政治・軍事主体が,将来の政治体制の在り方すなわち権力分有体制をめぐって争うような政治と宗教が交錯する現象を分析の中心に置き,そのような状況を「東アラブ新秩序」という新たな概念を使用して研究活動を行ってきた.この鍵概念を出発点として,以下のとおりに大きく2つ本年度の研究活動を行った.はじめに「東アラブ新秩序」の帰結を分析するために,『イスラーム世界研究』に「内戦とクライエンテリズムーレバノンにおける「10月革命」を事例としてー」という題で論文を提出した.ここではレバノンにおける内戦後の抗議運動の分析を通じて,国家ー社会関係の動態にいかなる特徴があるのかを明らかにした.次に「東アラブ新秩序」という概念をミクロな視点から明らかにするために,レバノンにおける人類学の著作の書評発表を行なった.その成果は香川大学(ハイブリッド)で行われた「イスラームの人類学的視点からみるGilsenan、Deeb、Nucho 書評」として口頭発表により示された.1 つ目の研究成果のなかでは、「東アラブ新秩序」のなかみの問題が中心となっていたが,「東アラブ新秩序」をめぐって国内・地域・国際レベルで政治・軍事主体が 争う中では,日常レベルの視点が抜け落ちてしまう.それゆえ、当該発表では日常レベルにおける「東アラブ新秩序」の構想・模索およびそれをめぐる対立がどのように起きているのかという問題設定をして,先人の研究からこの点を批判的に検討した。
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<Research Notes>Clientelism and Protest Movement: "October Revolution" of 2019 in Lebanon
<研究笔记>依附主义与抗议运动:2019年黎巴嫩“十月革命”
DOI:
10.14989/262503
发表时间:
2021
期刊:
イスラーム世界研究
影响因子:
--
作者:
[大谷俊介, 権正行, 田中一生, 岡部友樹]
通讯作者:
岡部友樹
Palestinian Refugee Policy in Postwar Lebanon: Informal Policy-Making through Lebanese-Palestinian Dialogue Committee (LPDC)
战后黎巴嫩的巴勒斯坦难民政策:通过黎巴嫩-巴勒斯坦对话委员会(LPDC)制定非正式政策
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Okabe, Yuki]
通讯作者:
Yuki
レバノン内戦とシリア内戦:比較は可能か
黎巴嫩内战和叙利亚内战:可以比较吗?
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Naoki Ueoka, Takeo Oku and Atsushi Suzuki, 岡部友樹]
通讯作者:
岡部友樹
紛争後の抗議運動:レバノンにおける『10 月 17 日革命』を事例に
冲突后抗议:黎巴嫩 10 月 17 日革命案例研究
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[南野 寛人, 藤田 義人, 小栗 靖生, 大橋 晶子, 後藤 剛, 川原崎 聡子, 古谷 太志, 磯村 望, 武居 晃平, 李 瀛, 河田 照雄, 長谷川 宏幸, 稲垣 暢也, 岡部友樹]
通讯作者:
岡部友樹
Politics of Intervention and Violence: Comparative Historical Analysis of the Lebanese Civil Wars
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批准号:21K20117
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项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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资助金额:$2.0万
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财政年份:2021
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负责人:岡部 友樹
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依托单位:
海外基金