森林の急激な環境変化が野生植物の生態的・進化的変化に与える影響
森林の急激な環境変化が野生植物の生態的・進化的変化に与える影響
批准号:
19K06150
负责人:
森長 真一
金额:
$2.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
日本の森林においては、近年になって急激にシカの個体数が増加し、それによりシカ嗜好性植物の個体数は減少し、一方で、シカ不嗜好性植物の個体数は増加している。この変化は生態系全体に、また生態系サービスや林業等にも大きな影響を与えうる。そこで本研究では、シカ不嗜好性植物2種を対象に、シカによってもたらされた森林の急激な環境変化が、野生植物の生態的・進化的変化に与える影響を明らかにすべく研究を行ってきた。今年度は、これまでに採取した植物個体のDNA抽出や、昨年度に続いて縮約的な手法による集団構造解析に関する予備的調査を行った。これまでに採取した対象植物であるセンリョウ科のヒトリシズカとフタリシズカについて、DNA抽出を行った。昨年度までに行った次世代シーケンサーDNBSEQを用いたペアエンドシーケンスによって、他の植物種よりも、DNAの劣化が比較的早く進行することがわかっていた。そこで、いくつかのDNA抽出法を検討し、乾燥標本からもある程度の断片化は見られるものの集団ゲノム解析を行う上では必要十分な量のDNAを抽出できることがわかった。昨年度に続いて、次世代シーケンサーイルミナMiseqを用いた縮約的手法によるショートリードデータの予備的解析も実施した。ソフトウェアのパラメーターの設定によって、得られるSNP数が大幅に変化するため、その最適化を進めた。また、種子の発芽実験や実生の栽培実験などを行うための準備も進めた。次年度は、野外調査により解析サンプルを増やすとともに、それらのサンプルを用いてDNA抽出とシーケンス解析を行い、既に構築済みのゲノム配列を用いて集団ゲノム解析を実施する。
英文摘要
日本の森林においては、近年になって急激にシカの個体数が増加し、それによりシカ嗜好性植物の個体数は減少し、一方で、シカ不嗜好性植物の個体数は増加している。この変化は生態系全体に、また生態系サービスや林業等にも大きな影響を与えうる。そこで本研究では、シカ不嗜好性植物2種を対象に、シカによってもたらされた森林の急激な環境変化が、野生植物の生態的・進化的変化に与える影響を明らかにすべく研究を行ってきた。今年度は、これまでに採取した植物個体のDNA抽出や、昨年度に続いて縮約的な手法による集団構造解析に関する予備的調査を行った。これまでに採取した対象植物であるセンリョウ科のヒトリシズカとフタリシズカについて、DNA抽出を行った。昨年度までに行った次世代シーケンサーDNBSEQを用いたペアエンドシーケンスによって、他の植物種よりも、DNAの劣化が比較的早く進行することがわかっていた。そこで、いくつかのDNA抽出法を検討し、乾燥標本からもある程度の断片化は見られるものの集団ゲノム解析を行う上では必要十分な量のDNAを抽出できることがわかった。昨年度に続いて、次世代シーケンサーイルミナMiseqを用いた縮約的手法によるショートリードデータの予備的解析も実施した。ソフトウェアのパラメーターの設定によって、得られるSNP数が大幅に変化するため、その最適化を進めた。また、種子の発芽実験や実生の栽培実験などを行うための準備も進めた。次年度は、野外調査により解析サンプルを増やすとともに、それらのサンプルを用いてDNA抽出とシーケンス解析を行い、既に構築済みのゲノム配列を用いて集団ゲノム解析を実施する。
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Genomics reveals a genetically isolated population of the Pacific white‐sided dolphin ( <i>Lagenorhynchus obliquidens</i> ) distributed in the Sea of Japan
基因组学揭示了分布在日本海的太平洋白海豚(<i>Lagenorhynchus obliquidens</i>)的基因分离种群
DOI:
10.1111/mec.16797
发表时间:
2022
期刊:
Molecular Ecology
影响因子:
4.9
作者:
[Suzuki Miwa, Ohno Kaho, Sawayama Eitaro, Morinaga Shin‐Ichi, Kishida Takushi, Matsumoto Teruyo, Kato Haruhiko]
通讯作者:
Kato Haruhiko
ハクサンハタザオの低温ストレス耐性の標高間変異:エコタイプ間比較および F2 集団の観察から見えてくる遺伝的背景
中华白杨耐冷胁迫的海拔变异:生态型比较和F2群体观察揭示的遗传背景
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[吉田直史, 森長真一, 石井悠, 白井一正, 久保田渉誠, 花田耕介, 彦坂幸毅, 吉田直史,森長真一,彦坂幸毅]
通讯作者:
吉田直史,森長真一,彦坂幸毅
DOI:
10.1007/s10265-022-01429-1
发表时间:
2021-04
期刊:
Journal of Plant Research
影响因子:
2.8
作者:
[Naofumi Yoshida;S. Morinaga;T. Wakamiya;Yuu Ishii;S. Kubota;K. Hikosaka]
通讯作者:
Naofumi Yoshida;S. Morinaga;T. Wakamiya;Yuu Ishii;S. Kubota;K. Hikosaka
DOI:
10.1270/jsbbs.18201
发表时间:
2020-01-01
期刊:
BREEDING SCIENCE
影响因子:
2.4
作者:
[Ishizuka, Wataru, Hikosaka, Kouki, Morinaga, Shin-Ichi]
通讯作者:
Morinaga, Shin-Ichi
標高間変異は中間標高において中間的であるか否か:ハクサンハタザオの全ゲノム解析から
中等海拔地区海拔间变异是否中等:来自白山旗男的全基因组分析
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[栗田学, 武津英太郎, 高地伸夫, 松永孝治, 倉原雄二, 福田有樹, 久保田正裕, Kanzaki Natsumi, 吉田直史・若宮健・鳥居怜平・小口理一・石井悠・久保田渉誠・森長真一・花田耕介・彦坂幸毅]
通讯作者:
吉田直史・若宮健・鳥居怜平・小口理一・石井悠・久保田渉誠・森長真一・花田耕介・彦坂幸毅
共 18 条
花の適応進化の遺伝的背景:アブラナ科植物を用いたエコゲノミクス
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批准号:07J06512
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2007
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负责人:森長 真一
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依托单位:
閉鎖花の収斂進化に関する進化遺伝学的研究
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批准号:04J03492
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2004
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负责人:森長 真一
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依托单位:
海外基金