胎生期の葉酸過剰による代謝異常誘導機構:腸バリア機能とDOHaDとの関連
胎生期の葉酸過剰による代謝異常誘導機構:腸バリア機能とDOHaDとの関連
批准号:
19K11696
负责人:
金高 有里
金额:
$2.41万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
申請者は、これまで、妊娠期の葉酸(プテロイルモノグルタミン酸型葉酸)の過剰により仔(胎児)において生活習慣病や免疫機能修飾が観察されることを明らかにし、葉酸過剰摂取の影響について検討する重要性を見出した。マウスに過剰(20倍量)のプテロイルモノグルタミン酸型葉酸を投与すると、生後のインスリン分泌が低下し、OGTTによる血糖値低下の抑制、肝臓に過剰な中性脂肪が蓄積することを発見した。このため、葉酸過剰の妊娠マウスから出生した仔を用いて、糖質・脂質代謝異常発症の機序解明が必要と考えた。本研究では、「妊娠期の過剰なプテロイルモノグルタミン酸型葉酸の過剰摂取は、仔の腸内細菌叢の撹乱および腸内細菌代謝産物の変化を介し、腸バリア機能と消化管ホルモンの低下を介し耐糖能異常が誘導される」という仮説をたて、その機序を検証することを目的とした。検討方法としては、妊娠期に葉酸過剰摂取をさせた母獣から産まれた仔マウスを用いて、離乳後に高ショ糖・高脂肪食を与えて肝臓への脂肪蓄積を惹起させた。また、これらの飼料に難消化性オリゴ質であり腸内細菌叢を改善するフラクトオリゴ糖(FOS)を同時摂取させ、FOSによる影響を検討した。本年度は、2020から2021年度に飼育して採材したこれらのマウスのサンプルを用いて、糖代謝関連指標、ならびにその機序となる腸バリア機能について検討した。その結果、葉酸過剰摂取をした母獣から産まれた仔マウスに、離乳後の高ショ糖・高脂肪食を摂餌することにより、脂肪蓄積が顕著に惹起され、この蓄積はFOSの同時摂取によって低下することを明らかにした。また、消化管の組織を採取し、goblet細胞の密度、絨毛の高さ、Tight junctionの評価を行った結果、これらはCN群とFA群において異なり、また、FOS摂取による影響を受けることが明らかになった。
英文摘要
申請者は、これまで、妊娠期の葉酸(プテロイルモノグルタミン酸型葉酸)の過剰により仔(胎児)において生活習慣病や免疫機能修飾が観察されることを明らかにし、葉酸過剰摂取の影響について検討する重要性を見出した。マウスに過剰(20倍量)のプテロイルモノグルタミン酸型葉酸を投与すると、生後のインスリン分泌が低下し、OGTTによる血糖値低下の抑制、肝臓に過剰な中性脂肪が蓄積することを発見した。このため、葉酸過剰の妊娠マウスから出生した仔を用いて、糖質・脂質代謝異常発症の機序解明が必要と考えた。本研究では、「妊娠期の過剰なプテロイルモノグルタミン酸型葉酸の過剰摂取は、仔の腸内細菌叢の撹乱および腸内細菌代謝産物の変化を介し、腸バリア機能と消化管ホルモンの低下を介し耐糖能異常が誘導される」という仮説をたて、その機序を検証することを目的とした。検討方法としては、妊娠期に葉酸過剰摂取をさせた母獣から産まれた仔マウスを用いて、離乳後に高ショ糖・高脂肪食を与えて肝臓への脂肪蓄積を惹起させた。また、これらの飼料に難消化性オリゴ質であり腸内細菌叢を改善するフラクトオリゴ糖(FOS)を同時摂取させ、FOSによる影響を検討した。本年度は、2020から2021年度に飼育して採材したこれらのマウスのサンプルを用いて、糖代謝関連指標、ならびにその機序となる腸バリア機能について検討した。その結果、葉酸過剰摂取をした母獣から産まれた仔マウスに、離乳後の高ショ糖・高脂肪食を摂餌することにより、脂肪蓄積が顕著に惹起され、この蓄積はFOSの同時摂取によって低下することを明らかにした。また、消化管の組織を採取し、goblet細胞の密度、絨毛の高さ、Tight junctionの評価を行った結果、これらはCN群とFA群において異なり、また、FOS摂取による影響を受けることが明らかになった。
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周産期医学 第52巻 産科編 妊娠前葉酸の摂取について
围产医学第52卷产科版关于孕前叶酸摄入量
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[金高有里, 田辺賢一]
通讯作者:
田辺賢一
難消化性糖質含有飼料摂取による腸内細菌由来水素ガスが妊娠期葉酸過剰モデルマウスの 母獣ならびに胎仔の酸化ストレス関連指標に及 ぼす影響
摄入难消化碳水化合物饲料引起的肠道细菌产生的氢气对妊娠叶酸过量模型小鼠母胎氧化应激相关指标的影响
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kintaka Y, Wada N, Shioda S, Nakamura S, Yamazaki Y, Mochizuki K., 奥田明日香,金髙有里,田辺賢一,中山敏幸,下内章人,奥 恒行,中村禎子, 奥田明日香,金髙有里,田辺賢一,中山敏幸,下内章人,奥 恒行,中村禎子]
通讯作者:
奥田明日香,金髙有里,田辺賢一,中山敏幸,下内章人,奥 恒行,中村禎子
難消化性オリゴ糖含有飼料の継続摂取がマウスの葉酸欠乏の遅延に及ぼす影響
持续摄入难消化性低聚糖饲料对延缓小鼠叶酸缺乏的影响
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田辺賢一, 奥田明日香, 近藤貴子, 金高有里, 中村禎子, 奥恒行]
通讯作者:
奥恒行
【総説】(特集 機能性糖質と健康) 難消化性糖質摂取による腸内細菌由来ビタミン,ならびに水素ガスの新規生理機能.
[评论](专题:功能性碳水化合物与健康)肠道细菌衍生的维生素和因摄入难消化的碳水化合物而产生的氢气的新生理功能。
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
食と医療
影响因子:
--
作者:
[Mahbub M. H., Yamaguchi Natsu, Hase Ryosuke, Takahashi Hidekazu, Ishimaru Yasutaka, Watanabe Rie, Saito Hiroyuki, Shimokawa Junki, Yamamoto Hiroshi, Kikuchi Shinya, Tanabe Tsuyoshi, 奥田明日香,田辺賢一,金高有里,倉若美咲樹,山崎優子,後田ちひろ,奥 恒行,中村禎子, 田辺賢一,金高有里,奥田明日香,近藤貴子,奥 恒行,下内章人,中山敏幸,中村禎子.]
通讯作者:
田辺賢一,金高有里,奥田明日香,近藤貴子,奥 恒行,下内章人,中山敏幸,中村禎子.
デンプン原料の異なる2種類のリン酸高架橋デンプンに対するヒト腸内細菌由来水素ガス測定による発酵性の評価.
通过测量人体肠道细菌产生的氢气来评估由不同淀粉原料制成的两种磷酸交联淀粉的发酵能力。
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
安定同位体と生体ガス医学応用
影响因子:
--
作者:
[Mahbub M. H., Yamaguchi Natsu, Hase Ryosuke, Takahashi Hidekazu, Ishimaru Yasutaka, Watanabe Rie, Saito Hiroyuki, Shimokawa Junki, Yamamoto Hiroshi, Kikuchi Shinya, Tanabe Tsuyoshi, 奥田明日香,田辺賢一,金高有里,倉若美咲樹,山崎優子,後田ちひろ,奥 恒行,中村禎子]
通讯作者:
奥田明日香,田辺賢一,金高有里,倉若美咲樹,山崎優子,後田ちひろ,奥 恒行,中村禎子
共 15 条
妊娠期の葉酸過剰摂取による母の腸内細菌叢攪乱が仔の代謝性疾患を誘発する機序の解明
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批准号:22K11811
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:金高 有里
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依托单位:
国内基金
海外基金
基于DOHaD理论的儿童OSA生命早期危险因素及预测模型研究
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批准号:72104148
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项目类别:青年科学基金项目(C类)
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资助金额:30.0万元
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批准年份:2021
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负责人:廖紫珺
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依托单位:
高脂肪负荷对孕鼠后代的影响 -从炎症性脂肪细胞因子的角度解析DOHaD分子机制
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批准号:81200454
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:23.0万元
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批准年份:2012
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负责人:张凌云
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依托单位: