小胞体とミトコンドリア間のオルガネラ連携を介した細胞機能制御機構の解明
小胞体とミトコンドリア間のオルガネラ連携を介した細胞機能制御機構の解明
批准号:
18K06916
负责人:
加藤 裕紀
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2020-03-31
中文摘要
真核生物における複雑な細胞機能は、オルガネラが正しく働くことにより維持されている。ところがオルガネラは、細胞が受けるストレスが原因となり機能低下を呈してしまう。そのため細胞には、オルガネラ機能低下を軽減・予防するためのさまざまな機構が備わっている。本課題は、異なるオルガネラの情報交換(オルガネラクロストーク)を介したオルガネラ品質管理機構の分子メカニズム、生理的意義を解明することを目的としている。当該年度までに明らかにした点を下記にまとめる。①小胞体膜局在型キナーゼPERKがミトコンドリアストレスを受容して自己リン酸化非依存的にリン酸化が亢進される、② PERKのSer715、Ser717、Ser719(以下3S)のリン酸化がミトコンドリアストレスにより亢進される、③ PERKの3Sのリン酸化は褐色脂肪前駆細胞が成熟褐色脂肪細胞への分化過程でも誘導される、④ 成熟褐色脂肪細胞の分化過程におけるPERKの3Sのリン酸化はミトコンドリアの生合成に必要不可欠である、⑤ PERKの3Sのリン酸化は成熟褐色脂肪細胞のUCP1を介した熱産生にも必要不可欠である、⑥ PERKノックアウトマウスでは寒冷環境下における熱産生能が低下する。①から⑥の知見により、PERKを介したミトコンドリア-小胞体間のクロストークは、ミトコンドリアの機能維持に重要な役割を担っており、恒温動物における体温維持するための仕組みが明らかになった。将来、この機構を標的とした肥満や種々の代謝性疾患克服のための治療戦略の創出に繋がることが期待される。
英文摘要
真核生物における複雑な細胞機能は、オルガネラが正しく働くことにより維持されている。ところがオルガネラは、細胞が受けるストレスが原因となり機能低下を呈してしまう。そのため細胞には、オルガネラ機能低下を軽減・予防するためのさまざまな機構が備わっている。本課題は、異なるオルガネラの情報交換(オルガネラクロストーク)を介したオルガネラ品質管理機構の分子メカニズム、生理的意義を解明することを目的としている。当該年度までに明らかにした点を下記にまとめる。①小胞体膜局在型キナーゼPERKがミトコンドリアストレスを受容して自己リン酸化非依存的にリン酸化が亢進される、② PERKのSer715、Ser717、Ser719(以下3S)のリン酸化がミトコンドリアストレスにより亢進される、③ PERKの3Sのリン酸化は褐色脂肪前駆細胞が成熟褐色脂肪細胞への分化過程でも誘導される、④ 成熟褐色脂肪細胞の分化過程におけるPERKの3Sのリン酸化はミトコンドリアの生合成に必要不可欠である、⑤ PERKの3Sのリン酸化は成熟褐色脂肪細胞のUCP1を介した熱産生にも必要不可欠である、⑥ PERKノックアウトマウスでは寒冷環境下における熱産生能が低下する。①から⑥の知見により、PERKを介したミトコンドリア-小胞体間のクロストークは、ミトコンドリアの機能維持に重要な役割を担っており、恒温動物における体温維持するための仕組みが明らかになった。将来、この機構を標的とした肥満や種々の代謝性疾患克服のための治療戦略の創出に繋がることが期待される。
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The crosstalk signaling between mitochondria and endoplasmic reticulum is essential for the function of brown adipocyte
线粒体和内质网之间的串扰信号对于棕色脂肪细胞的功能至关重要
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kato H, Nishitoh H, H Kato and H Nishitoh, H Kato and H Nishitoh]
通讯作者:
H Kato and H Nishitoh
脂肪代謝(脂肪滴と様々なオルガネラとの接触を担当)
脂肪代谢(负责脂滴与各种细胞器之间的接触)
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[加藤裕紀, 西頭英起]
通讯作者:
西頭英起
ミトコンドリアと疾患・老化 (小胞体から発信されるストレスシグナル によるミトコンドリア制御を担当)
线粒体和疾病/衰老(负责通过内质网发送的应激信号控制线粒体)
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[加藤裕紀, 西頭英起]
通讯作者:
西頭英起
生体の科学 タンパク質・核酸の分子修飾(NEDD化を担当)
生物科学蛋白质和核酸的分子修饰(负责NEDD转换)
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[加藤裕紀, 西頭英起]
通讯作者:
西頭英起
DOI:
10.1021/acs.biochem.8b01071
发表时间:
2019
期刊:
Biochemistry
影响因子:
2.9
作者:
[Tatenaka Y, Kato H, Ishiyama M, Sasamoto K, Shiga M, Nishitoh H, Ueno Y]
通讯作者:
Ueno Y
共 6 条
腎障害におけるタンパク質分解機構の役割の解明
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批准号:14J07625
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2014
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负责人:加藤 裕紀
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依托单位:
海外基金