课题基金 / 基金详情

緞通文化に関する研究―意匠・慣習・普及活動を中心に―

緞通文化に関する研究―意匠・慣習・普及活動を中心に―
坛通文化研究——以设计、风俗、普及活动为中心——
批准号:
18K12242
负责人:
高嶋 忍
金额:
$0.92万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2023-03-31

项目摘要

项目成果

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本研究の目的は、かつて地場産業だった緞通をめぐる意匠・慣習・消費を歴史的視点から捉え、緞通という工芸品の社会的意味を考察することである。対象は主に山形緞通(山形県)と倉敷緞通(岡山県)のほか、「日本三緞通」と称される鍋島緞通(佐賀県)・赤穂緞通(兵庫県)・堺緞通(大阪府)である。最終年度である令和4年度は、前年度から引き続いて文献調査を中心に可能な限り現地調査を実施した。大阪市立中央図書館等では染織品に関する地場産業史や民芸運動について文献調査を行い、岡山県倉敷市の公益財団法人「倉敷民芸館」では藺草製品の意匠について資料を収集できた。現地調査としては、まず京都市で3年ぶりに開催された祇園祭の期間中に、個人宅や民間企業が行う「屏風祭」のフィールドワークを行った。大阪市では第33回関西矯正展にて、大阪刑務所で刑務労働に採用されている堺緞通について法務技官への聞き取りを行い、製品開発等について調査した。また岡山県の早島町歴史民俗資料館では地場産業史に関する資料を調査し、藺草産業や花莚の製織技術について新たな知見を得ることができた。本研究の意義は、資料の分析を通して意匠の歴史的変遷を考察し、緞通が工業製品から「地元を代表する工芸品」に移行する過程を明らかにしたことである。また歴史学だけでなく、フィールドワークや聞き取り調査など文化人類学や社会学の研究方法を用いることで、工芸の観光資源化や伝統産業支援といった現代的問題への示唆を得られた。現地調査に関しては新型コロナウイルス感染症の影響により、当初予定していた範囲の調査を行うことができなかった。なお緞通の慣習に関わる「屏風祭」はコロナ禍を経て変化が生じており、現在分析中である。また以上の研究成果については、今後の学会での発表にむけて準備を進める予定である。
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