運動機能解析と組織病理解析の併用による消化管運動異常症の包括的病態解明

结合运动功能分析和组织病理学分析的胃肠运动障碍的综合病理生理学

• 批准号: 18K15805
• 负责人: 佐藤 裕樹
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Niigata University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018-04-01 至 2022-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18K15805/
• 关键词: 慢性偽性腸閉塞; 過敏性腸症候群; Achalasia; 内視鏡的筋層切開術; 高解像度食道内圧計; アウエルバッハ神経叢; 食道アカラシア; 機能性消化管疾患; 生体インピーダンス法; 内視鏡的食道筋層切開術; 食道運動異常症; 機能性食道疾患; Jackhammer esophagus; 好酸球性食道筋炎; 胃不全麻痺

シネMRIによる小腸運動能の解析を継続し行った。腸管の運動能の評価にMahalanobis距離を用いることで画像解像度に依存せずに評価が可能であり有用であった。慢性偽性腸閉塞症(CIPO)においては、過敏性腸症候群(IBS)・健常者(HC)と比較し腸管蠕動能の低下・腸管径の増大により明瞭に鑑別が可能であったのに対してIBSの腸管はHCとの運動能の比較で相当のオーバーラップを認めた。IBSを小腸運動能においてHCと鑑別することは困難であった(論文投稿中、major revision)。小腸運動には蠕動運動・分節運動・振子運動があり内容物種類によりこれらが様々な割合で出現するがCIPO患者ではこれらすべてが低下していると考えられる。一方、我々の研究ではHCや非CIPO患者においては小腸運動能は個体差も大きいと考えられ(Tominaga, et al. Ann Transl Med. 2020)、それぞれ種類の運動能の評価には長時間の運動パターンの観察・解析する必要があり更なる研究が必要である。食道運動異常症であるAchalasiaにおいては内視鏡的筋層切開術(Peroral endoscopic myotomy)が施行される。多施設共同研究により、抗血栓薬内服中の患者においても内視鏡治療ガイドラインの遵守でPOEMは安全かつ有効な治療選択枝となることが明らかになった(in press)。一方、合併症として、粘膜下出血・筋層出血や、それによる粘膜の離層など(合併症)が生じた場合は通常の内視鏡治療の際の粘膜出血と比べより慎重な経過観察や集約的治療が必要になることが示された。

Analysis of small intestine motility in MRI The motion of the loop can be evaluated by Mahalanobis distance. Chronic pseudomyellosis (CIPO), irritable bowel syndrome (IBS), healthy bowel syndrome (HC), decreased bowel motility, increased bowel diameter, and differential diagnosis are possible. IBS small intestine motility can be identified as difficult (paper submission, major revision). Small intestine movement, segmental movement, oscillator movement, etc. In this study, we examined the individual differences in small bowel motility in HC and non-CIPO patients (Tominaga, et al. Ann Transl Med. 2020), and we evaluated the types of motility in HC and non-CIPO patients. Peroral endoscopic myotomy is performed for esophageal dyskinesia. Multi-agency joint research, anti-thrombotic drugs in patients with endoscopictreatmentcompliance, POEM safety, effective treatment options, etc.(in press) Complications include submucosal hemorrhage, muscular hemorrhage, mucosal detachment, and other complications.

项目成果

消化器内科 好酸球性食道炎 -疾患概念から治療の最前線-

消化内科嗜酸性食管炎-从疾病概念到治疗前沿-

• 发表时间: 2020
• 作者: 杉山雄哉;上野伸展;小林裕;岩間琢哉;佐藤裕基;井尻学見;高橋慶太郎;安藤勝祥;林明宏;川端秀賢;野村好紀;嘉島伸;後藤拓磨;笹島順平;高氏修平;盛一健太郎;水上裕輔;藤谷幹浩;奥村利勝;佐藤 裕樹・水野 研一・橋本 哲・横山 純二・本間 照・寺井 崇二
• 通讯作者: 佐藤 裕樹・水野 研一・橋本 哲・横山 純二・本間 照・寺井 崇二

POEM からAchalasia 研究への新展開―Achalasia と食道癌 多施設共 同研究の結果から―

从POEM到贲门失弛缓症研究的新进展 - 贲门失弛缓症与食管癌：多中心联合研究结果 -

• 发表时间: 2021
• 作者: 佐藤 裕樹;寺井 崇二;井上 晴洋
• 通讯作者: 井上 晴洋

Esophageal High-Resolution Manometry for Diagnosing the Severity of the Chronic Intestinal Pseudo-Obstruction: A Case Series

• DOI: 10.1007/s10620-020-06701-9
• 发表时间: 2020-11-12
• 期刊: DIGESTIVE DISEASES AND SCIENCES
• 影响因子: 3.1
• 作者: Sato, Hiroki;Kamimura, Kenya;Terai, Shuji
• 通讯作者: Terai, Shuji

体組成変化の検討 -内視鏡的筋層切開術前後での比較-

身体成分变化检查 - 内窥镜肌切开术前后对比 -

• 发表时间: 2019
• 作者: 岩間琢哉;盛一健太郎;齊藤成亮;杉山雄哉;佐藤裕基;岡田哲弘;井尻学見;高橋慶太郎;河端秀賢;林明宏;安藤勝祥;野村好紀;上野伸展;嘉島伸;後藤拓磨;笹島順平;水上裕輔;藤谷幹浩;奥村利勝;水澤 健・佐藤 裕樹・寺井 崇二
• 通讯作者: 水澤 健・佐藤 裕樹・寺井 崇二

好酸球性食道炎と好酸球性食道筋炎

嗜酸性粒细胞性食管炎和嗜酸性粒细胞性食管炎

• 发表时间: 2019
• 作者: 佐藤 裕樹;高橋 一也;寺井 崇二.
• 通讯作者: 寺井 崇二.