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認知症患者BPSD症状緩和のための「人を落ち着かせる椅子」の開発

認知症患者BPSD症状緩和のための「人を落ち着かせる椅子」の開発
开发“平静椅”缓解痴呆症患者的 BPSD 症状
批准号:
18K17781
负责人:
舟木 優佳
金额:
$1.91万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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認知症患者のBPSD症状緩和を目的に、適切な接触刺激と刺激遮断機構を備えた「認知症の人のための椅子」の試作機を制作した。試作機について、若年健常成人を対象に、一般的なひじ掛け椅子座位時との比較検討実験を実施した。最終解析対象者数は36名。男子10名(28%)、女性26名(72%)、平均年齢は20.3歳であった。10分座位後の座位後の座り心地スケール、加速度脈波計による自律神経バランス値(LF比、HF比、LF/HF)、STAIによる状態不安得点、VASによる主観的ストレス・疲労・疼痛、体圧分散値を測定。ベースラインからの変化量を認知症のための椅子試作機と対照椅子2群間にて比較した結果、試作機において、対照群と比較し、座り心地スケールは「テレビが見やすい」という1項目を除いたすべての下位項目と合計得点が有意に高く、座り心地が良いとの結果であった(p<0.01)。また、VASによる主観的ストレス・疼痛・疲労は試作機座位にて有意に得点低下(p<0.01)、STAIによる状態不安合計点も対照椅子に比べて試作機座位後に有意に低下した(p<0.01)。客観的指標に関して、加速度脈波計による測定において、有意に脈拍低下し、LF比とLF/HF比の減少、HF比の上昇が見られた。以上の実験結果より、本試作機に10分座位することで、客観的・主観的ストレス、不安の低減効果がある可能性が示唆された。加えて、体圧分散測定値においては、体圧最高値、平均値、体圧総和が対照椅子より低い結果(p<0.01)となっており、高齢者施設の設備で一般的であるひじ掛け椅子よりも体圧分散機能が高いことが確認された。体圧分散性の良さからも被験者の「座り心地のよい」という主観的感覚をもたらしている可能性があると思われる。
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