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スペンサー及びシェイクスピア作品に見出される初期近代コモンプレイス文化の研究

スペンサー及びシェイクスピア作品に見出される初期近代コモンプレイス文化の研究
斯宾塞和莎士比亚作品中的早期现代公共场所文化研究
批准号:
22K13077
负责人:
円浄 ゆり
金额:
$1.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31

项目摘要

项目成果

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本研究は、初期近代読者の思考体系を成型したコモンプレイス文化の文脈で、エドマンド・スペンサーとウィリアム・シェイクスピアを主とする英文学作品の分析を行っている。「コモンプレイス(commonplace)」とは古典由来の共有知を指し、初期近代ヨーロッパでは、演説において修辞効果を高めるための格言を指した。初期近代グラマースクールでは、ラテン語習得のためにコモンプレイスを利用した学習法が導入され、生徒たちは教科書を講読する際に格言表現を抜き出し、項目ごとに分類・リスト化したコモンプレイスを暗記するよう指導された。このコモンプレイスを利用した学習法は初期近代ヨーロッパの読者間で普及し、初期近代英文学作品にもその影響を見出すことができる。本研究は三部構成であり、初年度である2022年度は、第一部となるハムレット王子とアーサー王子の記憶構造とテーブル・ブックの研究に取り組んだ。テーブル・ブックとは、蜜蝋や石膏でコーティングされた紙や板のことで、インクをつけた金属ペンで引っ掻くことで、文字を書いたり消したりすることのできる学習補助具を指す。このテーブル・ブックは、グラマースクールの生徒が綴りを練習する際や、コモンプレイスを暗記する際に利用されていたと考えられている。作品分析ではスペンサーの『妖精の女王』第一巻及びシェイクスピアの『ハムレット』を取り上げ、登場人物であるアーサー王子とハムレット王子の記憶に関する言及が、テーブル・ブックを利用した学習プロセスを前提とした叙述であることを指摘した。コモンプレイス文化の観点より、アーサー王子はテーブル・ブックの模範的利用者として描出されているのに対し(QF I.viii.44)、ハムレット王子はテーブル・ブックの情報が消去可能であることを強調しており、コモンプレイスを軽視する現代的感覚を持ち合わせていると結論づけた(1.5.107-12)。
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会议论文
アーサー王子とハムレット王子の「記憶の中のテーブル・ブック」:『妖精の女王』第一巻及び『ハムレット』に見る初期近代コモンプレイス学習法
亚瑟王子和哈姆雷特的《记忆桌书》:《仙后》和《哈姆雷特》第一卷中的早期现代共同点学习方法。
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [Shek-Noble, Liz, Lay Sion Ng, Ng Lay Sion, プラダン・ゴウランガ・チャラン, プラダン・ゴウランガ・チャラン, 風間 彩香, 風間 彩香, HAYASHI Hikari, 林日佳理, 加藤彩雪, 加藤彩雪, 円浄ゆり]
通讯作者: 円浄ゆり
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