コラーゲンの生理的及び病的架橋のLC-MS/MSによる同時解析

通过 LC-MS/MS 同时分析胶原蛋白的生理和病理交联

• 批准号: 18H00445
• 负责人: 長子 晴美
• 金额: $ 0.27万
• 依托单位: Shimane University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18H00445/
• 关键词: コラーゲン; クロスリンク; 質量分析

加齢に伴って起こる膝などの関節痛の予防や治療法の開発のために、関節軟骨の主要成分であるコラーゲンの質量分析(LC-MS/MS)による解析を行ってきた。コラーゲンには規則的な架橋(生理的架橋 : ピリジノリン(PYD)、デオキシピリジノリン(DPD))と、老化に伴い糖がコラーゲンに非酵素的に結合することによりおこる架橋(病的架橋 : ペントシジン(PEN))がある。これらを同時解析することで、より優れた軟骨の質の評価につながるのではないかと考えた。これらを同時に解析するための検討を重ね、以下のような結果を得た。(1)標品のPENを用い、既に検討してきたPYD、DPDと同時測定する系を検討した。分離のためのカラム選択、LCの条件、MS/MSの条件(2)実験動物の膝関節軟骨から調整したサンプルにPYD、DPDに加え、PENも効率よく抽出されてくるか検討した。組織の可溶化、夾雑物の除去、タンパク質の酸加水分解による抽出条件(3)生体サンプルから抽出したPENをPYD、DPDと同時に定量する系を確立した。イオン化効率の確認、検出可能濃度範囲の決定研究結果の一部を「第91回日本生化学会大会」にて発表し、「第41回生理学技術研究会」において招待講演し、まとめた。

The quality analysis (LC-MS/MS) of the main components of articular cartilage was carried out. A regular bridge (physiological bridge: PYD, DPD), aging bridge (pathological bridge: PEN) The quality of cartilage is evaluated by simultaneous analysis. The results of this analysis are as follows: (1)The PEN of the standard is used for simultaneous determination of PYD and DPD. (2) The knee cartilage of the animal was adjusted to PYD, DPD and PEN. The conditions for dissolution of tissues, removal of inclusions, extraction of substances by acid hydrolysis (3) and simultaneous quantification of PEN and DPD were established. A presentation was made at the "91st Japan Biochemical Society Conference" and a lecture was given at the "41st Physiological Technology Research Conference" to confirm and determine the possible concentration range of the chemical efficiency.

项目成果

新生仔から成獣におけるラット膝関節の大腿骨および脛骨関節軟骨のマトリックス構成成分の比較

新生儿与成人大鼠膝关节股骨和胫骨关节软骨基质成分比较

• 发表时间: 2018
• 作者: 三浦 美樹子、長子 晴美、高野 育子;日吉 峰麗;原 伸正;土屋 美加子
• 通讯作者: 土屋 美加子

関節軟骨におけるグリコサミノグリカン組成

关节软骨中的糖胺聚糖成分

• 发表时间: 2018
• 作者: 長子 晴美、三浦 美樹子、原 伸正;日吉 峰麗;土屋 美加子
• 通讯作者: 土屋 美加子

コラーゲンの生理的及び病的架橋のLC-MS/MSによる同時解析

通过 LC-MS/MS 同时分析胶原蛋白的生理和病理交联

• 发表时间: 2019
• 作者: 古堅 彩子;西村 あや子;小林 正紀;馬詰 武;井関 健;長子晴美
• 通讯作者: 長子晴美