カンボジア産チョウ類の多様性解明および環境指標としての導入
カンボジア産チョウ類の多様性解明および環境指標としての導入
批准号:
19916010
负责人:
矢後 勝也
金额:
$0.38万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 --
中文摘要
研究目的:本研究は、カンボジア産チョウ類の種および亜種レベルの調査・同定に基づいて、インベントリー(目録)および図録を作成し、この国におけるチョウ相の多様性を明らかにするとともに、カンボジア政府への環境指標として寄与することを目的とした。研究方法:これまで計8ケ所の調査地で収集してきたチョウ類の標本作成、撮影および種・亜種の同定を行なった。形態による識別が困難あるいは未記載の可能性がある種では、mtDNAに基づいた分子系統解析を行ない、近縁種との系統関係や遺伝的距離から種を判別した。また、未記載の可能性が高い種(亜種)では、大英自然史博物館へ赴き、近縁種のタイプ標本と比較検討した。これらのデータを統合し、動物地理学的な観点から生物多様性の高い保全優先地域をランク付けした。本年度は現地調査を1回行う予定であったが、大英自然史博物館訪問で予想以上の出費がかかると判断したため、この調査は中止とした。研究成果:カンボジアのチョウ類は、これまで150種程度しか知られていなかったが、今回の調査で合計約360種を確認することができた。つまり200種以上が新記録となる(4新種10亜種を含む)。このうちシルビアシジミ属では形態・分子双方のデータによる系統分類学的および生物地理学的研究から3種で構成されることも検証でき、国際誌Zootaxaに出版した。動物地理区分から考察すると、東洋区、特にマレー系要素が約320種と大半を占め、旧北区や西部支那系要素は7種、大陸のインドシナ半島およびカンボジア固有は29種であった。つまりカンボジアのチョウ相は、南方系のマレー系要素からほぼ構成されていた。また、インドシナやカンボジア固有種(亜種)の多くはカルダモン山脈に分布することから、本データはこの地域の保全重要性を高めるものとなる。この成果は学会誌等に印刷中であると共に、カンボジア環境省へ提出した。
英文摘要
研究目的:本研究は、カンボジア産チョウ類の種および亜種レベルの調査・同定に基づいて、インベントリー(目録)および図録を作成し、この国におけるチョウ相の多様性を明らかにするとともに、カンボジア政府への環境指標として寄与することを目的とした。研究方法:これまで計8ケ所の調査地で収集してきたチョウ類の標本作成、撮影および種・亜種の同定を行なった。形態による識別が困難あるいは未記載の可能性がある種では、mtDNAに基づいた分子系統解析を行ない、近縁種との系統関係や遺伝的距離から種を判別した。また、未記載の可能性が高い種(亜種)では、大英自然史博物館へ赴き、近縁種のタイプ標本と比較検討した。これらのデータを統合し、動物地理学的な観点から生物多様性の高い保全優先地域をランク付けした。本年度は現地調査を1回行う予定であったが、大英自然史博物館訪問で予想以上の出費がかかると判断したため、この調査は中止とした。研究成果:カンボジアのチョウ類は、これまで150種程度しか知られていなかったが、今回の調査で合計約360種を確認することができた。つまり200種以上が新記録となる(4新種10亜種を含む)。このうちシルビアシジミ属では形態・分子双方のデータによる系統分類学的および生物地理学的研究から3種で構成されることも検証でき、国際誌Zootaxaに出版した。動物地理区分から考察すると、東洋区、特にマレー系要素が約320種と大半を占め、旧北区や西部支那系要素は7種、大陸のインドシナ半島およびカンボジア固有は29種であった。つまりカンボジアのチョウ相は、南方系のマレー系要素からほぼ構成されていた。また、インドシナやカンボジア固有種(亜種)の多くはカルダモン山脈に分布することから、本データはこの地域の保全重要性を高めるものとなる。この成果は学会誌等に印刷中であると共に、カンボジア環境省へ提出した。
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カンボジア・カルダモン山脈の自然とチョウ相
柬埔寨豆蔻山的自然和蝴蝶
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
昆虫と自然 43(6)(印刷中)
影响因子:
--
作者:
[左巻健男, 露本伊佐男, 藤村陽, 山田洋一, 和田重雄, 稲田静磨, 小川 勇治, 小川 勇治, 小川 勇治, 斉藤 知己, 北村 純一, 神澤龍市, Masaya Yago, Masaya Yago, 矢後 勝也]
通讯作者:
矢後 勝也
シルビアシジミ属(鱗翅目:シジミチョウ科)の分子系統・分類と生物地理.
西尔维娅属(鳞翅目:狼科)的分子系统发育、分类和生物地理学。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
昆虫DNA研究会ニュースレター 6
影响因子:
--
作者:
[左巻健男, 露本伊佐男, 藤村陽, 山田洋一, 和田重雄, 稲田静磨, 小川 勇治, 小川 勇治, 小川 勇治, 斉藤 知己, 北村 純一, 神澤龍市, Masaya Yago, Masaya Yago, 矢後 勝也, 矢後 勝也]
通讯作者:
矢後 勝也
分子系統からみたシルビアシジミ属の分類と生物地理
分子系统发育视角下西尔维娅属的分类及生物地理学
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
昆虫と自然 42(6)
影响因子:
--
作者:
[左巻健男, 露本伊佐男, 藤村陽, 山田洋一, 和田重雄, 稲田静磨, 小川 勇治, 小川 勇治, 小川 勇治, 斉藤 知己, 北村 純一, 神澤龍市, Masaya Yago, Masaya Yago, 矢後 勝也, 矢後 勝也, 矢後 勝也]
通讯作者:
矢後 勝也
DOI:
10.11646/zootaxa.1746.1.2
发表时间:
2008-04
期刊:
Zootaxa
影响因子:
0.9
作者:
[M. Yago;N. Hirai;M. Kondo;Tetsuo Tanikawa;M. Ishii;Min Wang;Mark C. Williams;R. Ueshima]
通讯作者:
M. Yago;N. Hirai;M. Kondo;Tetsuo Tanikawa;M. Ishii;Min Wang;Mark C. Williams;R. Ueshima
Butterfly Fauna of Phnom Samkos Wildlife Sanctuary: Tumpor massif, Central Cardamom Mountain, Cambodia
Phnom Samkos 野生动物保护区的蝴蝶群:柬埔寨中央豆蔻山 Tumpor 地块
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Transactions of the Lepidopterological Society of Japan 59(3)(印刷中)
影响因子:
--
作者:
[左巻健男, 露本伊佐男, 藤村陽, 山田洋一, 和田重雄, 稲田静磨, 小川 勇治, 小川 勇治, 小川 勇治, 斉藤 知己, 北村 純一, 神澤龍市, Masaya Yago, Masaya Yago]
通讯作者:
Masaya Yago
遺伝情報・深層学習・GISを用いた博物館標本の時空間情報と遺伝的多様性変化の解明
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批准号:21H02215
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.07万
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财政年份:2021
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负责人:矢後 勝也
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依托单位:
河川性の絶滅危惧チョウ類における保全生物学的研究
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批准号:20918015
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.37万
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财政年份:2008
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负责人:矢後 勝也
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依托单位:
蝶類・シジミチョウ科のアリとの共生関係における系統進化学的研究
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批准号:01J10131
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2001
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负责人:矢後 勝也
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依托单位:
海外基金