違法ドラッグ位置異性体識別法の検討
違法ドラッグ位置異性体識別法の検討
批准号:
22910026
负责人:
西岡 裕
金额:
$0.19万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 --
中文摘要
研究目的違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)は、置換基の位置だけが異なる位置異性体が存在することが多く、既存法規では一部の位置異性体しか規制対象になっていないため、薬物取締りにおいては置換基の位置まで正確に同定し識別する必要がある。そこで、標準品を持たない分析機関でも、機器分析データだけで位置異性体を持つ薬物を確実に識別できるようにすることを目的とした。研究方法フルオロアンフェタミン類、メトキシアンフェタミン類等の位置異性体を合成し、freeおよびTMS誘導体、TFA誘導体をGC-MSで分析し、保持指標による分離、EI-マススペクトルによる識別が可能かを各種分析条件で検討。また、今後未知の薬物が出現したときの解析の手助けとなるよう、既存薬物も含めEI-マススペクトルを比較し、各薬物の構造に共通する特徴を抽出することを試みた。研究成果EI-マススペクトルを各位置異性体で比較し、顕著な差がみられたのはメトキシアンフェタミン類で、TFA誘導体においては、4位置換体ではベンジル基の開裂に由来すると考えられるm/z 121のフラグメントイオンが非常に強く認められ、2位および3位置換体とは明確な違いがみられ、EI-マススペクトルのみで十分に識別可能であった。フルオロアンフェタミン類では、各位置異性体のEI-マススペクトルを相互に比較すると各フラグメントイオンの相対強度に差がみられたものの、非常にわずかな差であり、EI-マススペクトルのデータ単独では異性体識別をするのは困難であった。しかし、カラムに微極性のDB-5msを用いた分析で各位置異性体のピークは明確に分離しており、同一条件で分析すれば保持指標に換算することで、異なる装置間でもGC/MSだけで十分にこれらの薬物の異性体識別が可能であることが示された。
英文摘要
研究目的違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)は、置換基の位置だけが異なる位置異性体が存在することが多く、既存法規では一部の位置異性体しか規制対象になっていないため、薬物取締りにおいては置換基の位置まで正確に同定し識別する必要がある。そこで、標準品を持たない分析機関でも、機器分析データだけで位置異性体を持つ薬物を確実に識別できるようにすることを目的とした。研究方法フルオロアンフェタミン類、メトキシアンフェタミン類等の位置異性体を合成し、freeおよびTMS誘導体、TFA誘導体をGC-MSで分析し、保持指標による分離、EI-マススペクトルによる識別が可能かを各種分析条件で検討。また、今後未知の薬物が出現したときの解析の手助けとなるよう、既存薬物も含めEI-マススペクトルを比較し、各薬物の構造に共通する特徴を抽出することを試みた。研究成果EI-マススペクトルを各位置異性体で比較し、顕著な差がみられたのはメトキシアンフェタミン類で、TFA誘導体においては、4位置換体ではベンジル基の開裂に由来すると考えられるm/z 121のフラグメントイオンが非常に強く認められ、2位および3位置換体とは明確な違いがみられ、EI-マススペクトルのみで十分に識別可能であった。フルオロアンフェタミン類では、各位置異性体のEI-マススペクトルを相互に比較すると各フラグメントイオンの相対強度に差がみられたものの、非常にわずかな差であり、EI-マススペクトルのデータ単独では異性体識別をするのは困難であった。しかし、カラムに微極性のDB-5msを用いた分析で各位置異性体のピークは明確に分離しており、同一条件で分析すれば保持指標に換算することで、異なる装置間でもGC/MSだけで十分にこれらの薬物の異性体識別が可能であることが示された。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
乱用薬物のEI-マススペクトルの特徴と未知化合物構造解析への応用
滥用药物的EI质谱特征及其在未知化合物结构分析中的应用
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[谷本康, 尾崎充紀, 尾崎充紀, 中村秀二, 中澤剛, 中澤剛, 中澤剛, 中澤剛, 中澤剛, Tsuyohi NAKAZAWA, 中澤剛, 西岡裕]
通讯作者:
西岡裕
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