非代償性肝硬変患者におけるシスタチン-Cを用いた抗菌薬投与設計の確立
非代償性肝硬変患者におけるシスタチン-Cを用いた抗菌薬投与設計の確立
批准号:
22928018
负责人:
山内 惠太
金额:
$0.35万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 --
中文摘要
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英文摘要
【目的】非代償性肝硬変では腎機能の低下が認められる場合(肝腎症候群)があり、腎排泄型薬剤であっても投与には厳重な注意を払わなければならない。特にアミノグリコシド系やグリコペプチド系抗菌薬は腎毒性を有する薬剤として知られており、肝硬変患者がこれらの薬剤を用いて感染症の治療を行う場合には注意を要する。今回、申請者はシスタチン-C(Cys-C)を用いた薬物投与設計法の確立を主な目的として研究を行った。【成果】〈対象〉当初、非代償性肝硬変と診断され当該薬品を投与する患者を対象としていたが、研究期間中に該当患者は認められず、当該薬品とCys-Cとの関係性についての知見は得られなかった。そのため、非代償性肝硬変患者での腎機能を評価する目的で岐阜大学病院に入院したDLC患者22名を対象としてCys-Cと血清クレアチニン(Scr)との腎機能の評価の乖離について検討を行った。〈方法〉腎機能の評価は、Scrからは改訂MDRD簡易式により、Cys-CからはRule式によりeGFRを算出し行った。eGFRの乖離を引き起こす要因について、乖離率が30%未満及び30%以上の2群で比較した。eGFRの乖離を引き起こす要因については、ロジスティック回帰分析により評価した〈結果〉乖離率30%未満と30%以上の2群間で有意差があったChild-Pugh分類、[eGFR]Scr>60mL/min、T-Bilについてロジッスティック回帰分析を行った結果、オッズ比はそれぞれ17.5、13、11が有意な要因であった。【本研究により期待される成果】本研究結果では非代償性肝硬変患者での腎排泄型抗菌剤の投与方法の確立することはできなかった。しかしながらCys-CとScrによる腎機能評価指標の間の変動要因を見出すことができ、今後の薬物投与設計を行ううえで重要な知見を得られたものと考えられる。
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