トロンボモジュリン遺伝子導入により安全性を高めた間葉系幹細胞の作成
トロンボモジュリン遺伝子導入により安全性を高めた間葉系幹細胞の作成
批准号:
26930010
负责人:
高 四強
金额:
$0.38万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
間葉系幹細胞(MSC : mesenchymal stem/stromal cell)は、免疫抑制、抗炎症作用を有するため治療抵抗性炎症性疾患に対する細胞療法剤としての臨床応用が開始されている。また神経細胞等への分化能を有するため再生医療の細胞ソースとしても期待が高まっている。このようにヒトへの投与が、広く行われるようになってきたが、全身投与をすると肺、心臓、脳などに血栓症が生じ重篤な状態を引き起こすという報告がなされている。また、その分子生物学的機序も明らかになってきた。血栓形成はそれ自体臓器障害を引き起こすのみならず、炎症を惹起することも知られており、この問題を解決することは急務と考えられる。そこで我々は、抗血栓性蛋白であるトロンボモジュリン(TM : thrombomodulin)をレンチウィルスによりMSCへ遺伝子導入することを着想した。遺伝子組換えTM(リコモジュリン®)は播種性血管内凝固症候群治療薬として保険適応となっており、ヒトでの有効性、安全性が確認されている。またTMのもつ抗炎症作用もヒトにおいて報告されている(J Trauma Acute Care Surg, 2012)。つまり、TMを安定発現しているMSCは、投与時の安全性が高いばかりでなく、抗炎症作用も強力であることが予想される。この構想をもとに実験を進めた。レンチウイルス発現用ベクターのクローニングを終え、リコモジュリンのコーディング領域の塩基配列シークエンスを確認した。また、293T細胞を用いて、ベクターに組み込まれた標識蛍光物質の発光量をもとに、Transductionの成功を確認した。次いでTMの発現も確認できたが、MSC細胞内でTMを発現させる段階で研究期間を終えた。研究は現在も継続して行っており、今後、炎症性疾患モデルマウス(ブレオマイシン肺障害等)において治療効果が、コントロールMSCと比較して高いかを病理学的に評価する予定である。
英文摘要
間葉系幹細胞(MSC : mesenchymal stem/stromal cell)は、免疫抑制、抗炎症作用を有するため治療抵抗性炎症性疾患に対する細胞療法剤としての臨床応用が開始されている。また神経細胞等への分化能を有するため再生医療の細胞ソースとしても期待が高まっている。このようにヒトへの投与が、広く行われるようになってきたが、全身投与をすると肺、心臓、脳などに血栓症が生じ重篤な状態を引き起こすという報告がなされている。また、その分子生物学的機序も明らかになってきた。血栓形成はそれ自体臓器障害を引き起こすのみならず、炎症を惹起することも知られており、この問題を解決することは急務と考えられる。そこで我々は、抗血栓性蛋白であるトロンボモジュリン(TM : thrombomodulin)をレンチウィルスによりMSCへ遺伝子導入することを着想した。遺伝子組換えTM(リコモジュリン®)は播種性血管内凝固症候群治療薬として保険適応となっており、ヒトでの有効性、安全性が確認されている。またTMのもつ抗炎症作用もヒトにおいて報告されている(J Trauma Acute Care Surg, 2012)。つまり、TMを安定発現しているMSCは、投与時の安全性が高いばかりでなく、抗炎症作用も強力であることが予想される。この構想をもとに実験を進めた。レンチウイルス発現用ベクターのクローニングを終え、リコモジュリンのコーディング領域の塩基配列シークエンスを確認した。また、293T細胞を用いて、ベクターに組み込まれた標識蛍光物質の発光量をもとに、Transductionの成功を確認した。次いでTMの発現も確認できたが、MSC細胞内でTMを発現させる段階で研究期間を終えた。研究は現在も継続して行っており、今後、炎症性疾患モデルマウス(ブレオマイシン肺障害等)において治療効果が、コントロールMSCと比較して高いかを病理学的に評価する予定である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
貪食能活性化分子標的薬による干渉作用を回避した先駆的検査法の開発研究
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批准号:23H05311
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.31万
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财政年份:2023
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负责人:高 四強
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依托单位:
安全な臍帯血移植に向けた基礎研究 : 臍帯血に含まれる間葉系幹細胞の量的質的検証
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批准号:18H00467
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.34万
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财政年份:2018
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负责人:高 四強
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依托单位:
間葉系幹細胞を安全利用するための保存後性状変化解析とそれに基づく至適保存法の確立
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批准号:15H00587
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.38万
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财政年份:2015
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负责人:高 四強
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依托单位:
海外基金