自己免疫性炎症モデルにおけるMAdCAM-1分子の役割と治療への応用の検討
自己免疫性炎症モデルにおけるMAdCAM-1分子の役割と治療への応用の検討
批准号:
09770313
负责人:
小池 竜司
金额:
$1.41万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
われわれが樹立した抗ラットMAdCAM-1抗体を用いて、ラット全身諸臓器における蛋白レベルでのMAdCAM-1分子の発現を免疫組織染色法により検討した。その結果既に知られているマウスと同様に、腸管付属リンパ組織および腸管粘膜固有層の高内皮細静脈(HEV)において特異的で強いMAdCAM-1発現が確認された。またマウスでは脾臓辺縁帯での発現が報告されているが、ラットでの検討では脾臓にMAdCAM-1の発現はなく、われわれが以前mRNAレベルで得た知見と一致すると同時に、動物種によってMAdCAM-1の発現分布や関連した構造に若干の相違が存在することが明らかとなった。さらに胎児期から新生児期のラットにおいて全身諸臓器でのMAdCAM-1の発現とその変化を同法により追跡したところ、胸腺と皮膚のHEVで出生前後に一過性に発現誘導されること、腸管粘膜固有層では胎児期に広範に強い発現が見られるが出生後減少していくことが観察され、同時期のリンパ球の移動や臓器の形成発達についてもMAdCAM-1分子が重要な役割を果たしていることが示唆された。次に自己免疫疾患モデルとしてアジュバント関節炎誘発ラットに抗ラットMAdCAM-1抗体を投与し、その影響を観察したところ抗体投与群では対照に比べて関節炎発病が早まり悪化する傾向が認められた。この結果からMAdCAM-1分子を介する経路は関節炎成立に対し抑制的に作用している可能性が示唆された。これはこれまでの他の動物や疾患モデルでの報告とは逆の事実を意味するものであるが、MAdCAM-1分子そのものの発現分布や調節を考慮すると必ずしも矛盾するものではなく、今後さらに詳細な検討を行い検証していく必要があると考えられた。
英文摘要
われわれが樹立した抗ラットMAdCAM-1抗体を用いて、ラット全身諸臓器における蛋白レベルでのMAdCAM-1分子の発現を免疫組織染色法により検討した。その結果既に知られているマウスと同様に、腸管付属リンパ組織および腸管粘膜固有層の高内皮細静脈(HEV)において特異的で強いMAdCAM-1発現が確認された。またマウスでは脾臓辺縁帯での発現が報告されているが、ラットでの検討では脾臓にMAdCAM-1の発現はなく、われわれが以前mRNAレベルで得た知見と一致すると同時に、動物種によってMAdCAM-1の発現分布や関連した構造に若干の相違が存在することが明らかとなった。さらに胎児期から新生児期のラットにおいて全身諸臓器でのMAdCAM-1の発現とその変化を同法により追跡したところ、胸腺と皮膚のHEVで出生前後に一過性に発現誘導されること、腸管粘膜固有層では胎児期に広範に強い発現が見られるが出生後減少していくことが観察され、同時期のリンパ球の移動や臓器の形成発達についてもMAdCAM-1分子が重要な役割を果たしていることが示唆された。次に自己免疫疾患モデルとしてアジュバント関節炎誘発ラットに抗ラットMAdCAM-1抗体を投与し、その影響を観察したところ抗体投与群では対照に比べて関節炎発病が早まり悪化する傾向が認められた。この結果からMAdCAM-1分子を介する経路は関節炎成立に対し抑制的に作用している可能性が示唆された。これはこれまでの他の動物や疾患モデルでの報告とは逆の事実を意味するものであるが、MAdCAM-1分子そのものの発現分布や調節を考慮すると必ずしも矛盾するものではなく、今後さらに詳細な検討を行い検証していく必要があると考えられた。
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飯塚利彦,小池竜司: "インテグリンガンドとしての免疫グロブリンスーパーファミリー" 医学のあゆみ. 187(1). 17-23 (1998)
Toshihiko Iizuka,Ryuji Koike:“作为整合素腺的免疫球蛋白超家族”医学史 187(1) 17-23 (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Iizuka T,Koike R,et al.: "Cloning and characterization of the rat MAdCAM-1 cDNA and gene" Biochimica et Biophysica Acta. 1395. 266-270 (1998)
Iizuka T、Koike R 等人:“大鼠 MAdCAM-1 cDNA 和基因的克隆和表征”Biochimica et Biophysica Acta。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
小池竜司: "リンパ球ホ-ミング現象の分子機構" 動脈硬化. 25(1・2). 45-51 (1997)
小池龙二:“淋巴细胞归巢现象的分子机制”《动脉硬化》25(1・2)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
小池竜司: "腸管周囲リンパ組織の形成にβ7インテグリンが必要である." 臨床免疫. 30(2). 252-258 (1998)
Ryuji Koike:“肠周淋巴组织的形成需要β7整合素。” 30(2) (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
小池竜司: "ホーミング現象(リンパ球)" Surgery,Frontier. 5(1). 71-74 (1998)
小池龙二:“归巢现象(淋巴细胞)”,《外科前沿》5(1)(1998)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 8 条
関節リウマチに対するTNF阻害療法中のニューモシスティス肺炎予防指針の確立
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批准号:18639010
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2006
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负责人:小池 竜司
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依托单位:
エストロゲンによって免疫系細胞に発現誘導される新規遺伝子の検討-全身性エリテマトーデスはなぜ女性に多発するか?-
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批准号:11770243
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:1999
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负责人:小池 竜司
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依托单位:
ヒトMAdCAM-1遺伝子の単離と発現分布.調節機構の解析-腸管、粘膜疾患関連関節炎の病態への関与-
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批准号:08770324
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1996
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负责人:小池 竜司
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依托单位:
組織特異的接着分子MAdCAM-1の発現調節機構の解析及びヒトホモログの単離
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批准号:07857035
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1995
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负责人:小池 竜司
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依托单位:
遺伝性リンパ節欠損(aly)マウスの病因遺伝子はMAdCAM-1か?
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批准号:06857024
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1994
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负责人:小池 竜司
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依托单位:
海外基金