BCR-ABL変異体を用いた慢性骨髄性白血病の病態の分子機構の解析
BCR-ABL変異体を用いた慢性骨髄性白血病の病態の分子機構の解析
批准号:
09770832
负责人:
田内 哲三
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
Philadelphia転座t(9;22)(q34;q11)により形成される異常融合タンパクBCR-ABLは高いチロシンキナーゼ活性を有し、この増強されたキナーセ活性が疾患の発症と深く関わっている。本来単量体であるABLがBCR付加によって四量体形成能を獲得し自己及び細胞内伝達分子のリン酸化を誘発する。BCR-ABLと分子間相互作用する蛋白群(Grb2,Shc,Crkl,SHP-2など)により活性化されたRasがBCR-ABLの腫瘍形成能に本質的な役割を果たしていると考えられる。一方でStat3及びStat5の活性化がBCR-ABL発現細胞においても誘導され、BCR-ABLから発するシグナルは造血因子受容体の刺激伝達と多くの点で類似していることが見い出され急速に理解が進んでいる。現在までに同定されたBCR-ABL機能ドメインはBCR第ーエクソン領域内の四量体形成ドメインとGrb2結合領域を含むSH2結合領域、ABL上のSH2及びチロシンキナーゼドメイン、そしてABLの最後のエクソンによってコードされるアクチン結合ドメインである。BCR-ABL四量体形成ドメインはN末端から63個のアミノ酸は疎水基を持つアミノ酸が規則的に配列するためa-herixないしcoiled-coil楕造をとると推定される。四量体形成ドメイン欠損・変異体はRat-1細胞の形質転換能力及びサイトカイン依存性血液細胞を非依存性とする生物活性を消失していることが報告されている。我々は人工的に作製したBCR-ABL機能ドメインの欠損・変異体をレトロウイルスベクターを用いてマウスIL-3依存性細胞株NSF/N1.H7に遺伝子導入し、得られたトランスフェクタントをヌードマウスに移植することにより、BCR-ABL機能ドメイン欠損・変異体の腫瘍形成能及びシグナル伝達について検討した。造血細胞では四量体形成ドメイン欠損BCR-ABL変異体においても腫瘍形成能及びRasの活性化は保持されており、四量体形成ドメイン非依存性のRasの活性化にはShcが重要な役割を果たしている。従来行われてきた線維芽細胞を用いたBCR-ABLの生物学的特性の解析は慎重を要する。
英文摘要
Philadelphia転座t(9;22)(q34;q11)により形成される異常融合タンパクBCR-ABLは高いチロシンキナーゼ活性を有し、この増強されたキナーセ活性が疾患の発症と深く関わっている。本来単量体であるABLがBCR付加によって四量体形成能を獲得し自己及び細胞内伝達分子のリン酸化を誘発する。BCR-ABLと分子間相互作用する蛋白群(Grb2,Shc,Crkl,SHP-2など)により活性化されたRasがBCR-ABLの腫瘍形成能に本質的な役割を果たしていると考えられる。一方でStat3及びStat5の活性化がBCR-ABL発現細胞においても誘導され、BCR-ABLから発するシグナルは造血因子受容体の刺激伝達と多くの点で類似していることが見い出され急速に理解が進んでいる。現在までに同定されたBCR-ABL機能ドメインはBCR第ーエクソン領域内の四量体形成ドメインとGrb2結合領域を含むSH2結合領域、ABL上のSH2及びチロシンキナーゼドメイン、そしてABLの最後のエクソンによってコードされるアクチン結合ドメインである。BCR-ABL四量体形成ドメインはN末端から63個のアミノ酸は疎水基を持つアミノ酸が規則的に配列するためa-herixないしcoiled-coil楕造をとると推定される。四量体形成ドメイン欠損・変異体はRat-1細胞の形質転換能力及びサイトカイン依存性血液細胞を非依存性とする生物活性を消失していることが報告されている。我々は人工的に作製したBCR-ABL機能ドメインの欠損・変異体をレトロウイルスベクターを用いてマウスIL-3依存性細胞株NSF/N1.H7に遺伝子導入し、得られたトランスフェクタントをヌードマウスに移植することにより、BCR-ABL機能ドメイン欠損・変異体の腫瘍形成能及びシグナル伝達について検討した。造血細胞では四量体形成ドメイン欠損BCR-ABL変異体においても腫瘍形成能及びRasの活性化は保持されており、四量体形成ドメイン非依存性のRasの活性化にはShcが重要な役割を果たしている。従来行われてきた線維芽細胞を用いたBCR-ABLの生物学的特性の解析は慎重を要する。
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Tetsuzo Tauchi: "A coiled-coil tetramerization domain of BCR-ABL is essential for the interactions of SH2-containing signal transduction moleules" The Journal of Biological Chemistry. 272. 1389-1394 (1997)
Tetsuzo Tauchi:“BCR-ABL 的卷曲螺旋四聚化结构域对于包含 SH2 的信号转导分子的相互作用至关重要”《生物化学杂志》。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Tetsuzo Tauchi: "SH2-containing phosphotyrosine phosphatage SHP-1 is involued in BCR-ABL,signal transduction pathways" International Journal of Oncology. 11. 475-475 (1997)
Tetsuzo Tauchi:“含有 SH2 的磷酸酪氨酸磷酸酶 SHP-1 参与 BCR-ABL 信号转导途径”国际肿瘤学杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tetsuzo Tauchi,Seiichi Okabe,Keisuke Miyazawa,Kazuma Ohyashiki: "The tetramerization dcmain-independent Ras activation by BCR-ABL oncoprotein in hematopoiptic cells" International Journal of Oncology. 12(6). 1269-1276 (1998)
Tetsuzo Tauchi、Seiichi Okabe、Keisuke Miyazawa、Kazuma Ohyashiki:“造血细胞中 BCR-ABL 癌蛋白的四聚化不依赖于 Ras 激活”国际肿瘤学杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
田内哲三,岡部聖一,大屋敷一馬 外山圭助: "BCR-ABL変異体を用いた性能ドメインの解析とシグナル伝達" 臨床血液. 39(2). 81-82 (1998)
Tetsuzo Tauchi、Seiichi Okabe、Kazuma Oyashiki 和 Keisuke Toyama:“使用 BCR-ABL 突变体分析性能域和信号转导”39(2) (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
慢性骨髄性白血病におけるDNA修復エラーの分子病態と微少残存病変の制御の研究
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批准号:19591140
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2007
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负责人:田内 哲三
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依托单位:
CIS1ノックアウトマウスを用いた慢性骨髄性白血病の病態の分子機構の解析
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批准号:11770586
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1999
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负责人:田内 哲三
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依托单位:
BCR-ABL変異体を用いた機能ドメインの解析と細胞内分子との相互作用の研究
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批准号:08770866
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:田内 哲三
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依托单位:
海外基金