プロスタグランジン製剤点眼薬の眼圧降下機序解明に関する研究
プロスタグランジン製剤点眼薬の眼圧降下機序解明に関する研究
批准号:
09771416
负责人:
柏木 賢治
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
前年までの研究で,眼内において,レスキュラは代謝を受け,薬理作用を示す主な構造物はレスキュラそのものではなく,その代謝物,特にM1体とM2体であることを証明した。さらにプロスタグランジントランスポーター(PGT)を遺伝子導入した細胞を用い,レスキュラ,ラタノプロストの代謝機序を検討した。その結果,他の内因性のプロスタグランジンと違い,PGTを介する細胞内移行は認められなかった。本年の研究において,レスキュラを血清,培養角膜上皮細胞から得られた,培地と反応させたところ,いずれも代謝が進行する事が判明し,主要なプロスタグランジンのトランスポーターであるPGTを介さない代謝経路がある事が示唆された。これまで,ラタノプロストによる細胞外基質代謝酵素(MMP)の酵素活性の上昇を示してきたが,さらにレスキュラも眼内のMMP活性,特にMMP-2活性を上昇させる事が今回の研究で明らかになった。現在のところ,どの部位のどの細胞外基質の代謝が亢進しているのかまでは,解明されていないが,このような細胞外基質の代謝亢進が眼圧降下機序に関与している事が深く示唆される。さらに,レスキュラの臨床使用における大きな副作用である,角膜上皮障害について,培養実験系を用いて,検討した。その結果,レスキュラそのものによる角膜上皮障害は軽度であるが,防腐剤として添加物してある,塩化ヒベンザルエウムとの併用によって角膜上皮障害が増強する事が確認された。従って,角膜上皮の接着性の低下している症例などにおいては,その使用に注意が必要であることが示唆された。もう一つの主要な副作用である,虹彩などの眼内組織における色素沈着に関して,ラットの皮膚から得られたメラノサイトを用い,in vivoにおいて検討した。その結果,PGF2a,レスキュラともに,メラニン産性に関与する酵素である,チロシナーゼの活性上昇させる事が判明した。adenylate cyclase活性は,房水産性に大きな影響を及ぼすといわれているが,これまでその測定には多くの制限があった。今回,微量な毛様体上皮細胞におけるadenylate cyclase活性の測定系を確立した。今後はこの実験系を用いPG系点眼薬を含む種々の薬物のadenylate cyclase活性への影響を検討が可能となる。
英文摘要
前年までの研究で,眼内において,レスキュラは代謝を受け,薬理作用を示す主な構造物はレスキュラそのものではなく,その代謝物,特にM1体とM2体であることを証明した。さらにプロスタグランジントランスポーター(PGT)を遺伝子導入した細胞を用い,レスキュラ,ラタノプロストの代謝機序を検討した。その結果,他の内因性のプロスタグランジンと違い,PGTを介する細胞内移行は認められなかった。本年の研究において,レスキュラを血清,培養角膜上皮細胞から得られた,培地と反応させたところ,いずれも代謝が進行する事が判明し,主要なプロスタグランジンのトランスポーターであるPGTを介さない代謝経路がある事が示唆された。これまで,ラタノプロストによる細胞外基質代謝酵素(MMP)の酵素活性の上昇を示してきたが,さらにレスキュラも眼内のMMP活性,特にMMP-2活性を上昇させる事が今回の研究で明らかになった。現在のところ,どの部位のどの細胞外基質の代謝が亢進しているのかまでは,解明されていないが,このような細胞外基質の代謝亢進が眼圧降下機序に関与している事が深く示唆される。さらに,レスキュラの臨床使用における大きな副作用である,角膜上皮障害について,培養実験系を用いて,検討した。その結果,レスキュラそのものによる角膜上皮障害は軽度であるが,防腐剤として添加物してある,塩化ヒベンザルエウムとの併用によって角膜上皮障害が増強する事が確認された。従って,角膜上皮の接着性の低下している症例などにおいては,その使用に注意が必要であることが示唆された。もう一つの主要な副作用である,虹彩などの眼内組織における色素沈着に関して,ラットの皮膚から得られたメラノサイトを用い,in vivoにおいて検討した。その結果,PGF2a,レスキュラともに,メラニン産性に関与する酵素である,チロシナーゼの活性上昇させる事が判明した。adenylate cyclase活性は,房水産性に大きな影響を及ぼすといわれているが,これまでその測定には多くの制限があった。今回,微量な毛様体上皮細胞におけるadenylate cyclase活性の測定系を確立した。今後はこの実験系を用いPG系点眼薬を含む種々の薬物のadenylate cyclase活性への影響を検討が可能となる。
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柏木賢治他: "眼内におけるイソプロピルウノプロストン点眼薬の代謝と代謝物の分布" 第17回日本眼薬理学会プログラム講演要旨集. (1997)
Kenji Kashiwagi 等人:“异丙基乌诺前列酮滴眼液的眼内代谢和代谢物的分布”第 17 届日本眼科药理学会项目摘要(1997 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Kenji Kashiwagi: "Measurement of adenylate Cyclase Activity in the Minute Bovine Ciliary Epithelial Cells During the Pharmacological Stimulation of Adrenergic and Cholinergic Receptors" Journal of Clinical laboratory Analysis. 13(2). 90-94 (1999)
Kenji Kashiwagi:“肾上腺素能和胆碱能受体药理刺激过程中微小牛睫状上皮细胞腺苷酸环化酶活性的测量”临床实验室分析杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
J.D.Lindsey: "Prostaglandin Action on Ciliary Smooth Muscle Extracellular Matrix Metabolisn Implications for Uveoscleval Outflow" Survey of Ophthalmology. 41. S53-S59 (1997)
J.D.Lindsey:“前列腺素对睫状平滑肌细胞外基质代谢对葡萄膜巩膜流出物的影响”眼科调查。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
J.D.Lindsey: "Prostaglandins Alter Extracellular Matrix Adjacent to Human Ciliary Muscle Cells In Vitro" Investigative Ophthalmology Visual Science. 38. 2214-2223 (1997)
J.D.Lindsey:“前列腺素在体外改变与人类睫状肌细胞相邻的细胞外基质”研究眼科视觉科学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
柏木賢治: "プロスタグランジン系緑内障治療薬(Latanoplost)の眼圧下降機序" あたらしい眼科. 掲載予定. (1999)
Kenji Kashiwagi:“前列腺素青光眼药物(拉坦前列素)的降低眼压机制”《新眼科学》预定出版。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 7 条
長期大規模コホート研究による小児眼構造・視機能の発達と眼疾患発症因子と対策の検討
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批准号:23K09003
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2023
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负责人:柏木 賢治
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依托单位:
プロスタグランデイン点眼薬の眼圧下降機序と神経保護作用に関する影響の研究
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批准号:11771046
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1999
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负责人:柏木 賢治
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依托单位:
海外基金