今なぜ木橋か?・・・木橋の優位性に関する客観的評価手法確立のための基礎的研究

为什么现在要进行木桥基础研究，建立客观的木桥优越性评价方法？

• 批准号: 11750416
• 负责人: 渡辺 浩
• 金额: $ 1.41万
• 依托单位: Kumamoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1999
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1999 至 2000
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-11750416/
• 关键词: 木橋; 耐久性; 維持管理; 腐朽; 建設コスト; アメニティ; 設計法

木橋の現状を調査するうちに、ここでは数10年はメンテナンスフリーと言われた木橋が10年も経過しないうちに腐朽劣化するなど、耐久性や維持管理という問題が残されていることがわかった。このことから、3径間連続歩道木橋をモデルとして木材学的な手法による腐朽度診断、ならびに車両を載荷する構造的な手法による劣化度診断により健全度診断を行い、有意義な成果を得た。これに加えて全国の約50橋の現地調査を行い、以下のような問題点を見出すことができた。・高耐腐朽性を有すると言われる木材を利用する場合でも適切な維持管理は必要であり、木材を主構造に利用する以上メンテナンスフリーはあり得ない・耐久性に劣るといわれる国産材を用いた木橋でも架設後10年を経ても健全なものはあり、また劣化も補修された例もある。スペックに頼ることなく適切な維持管理の姿勢を持つことが望まれる。・とはいえ、維持管理に関する事例が極めて少なく、問題が提起されてもそれに対する対処法が見いだせない。これに対しては当初試行的であっても積極的な対処とその情報蓄積が重要であることが認識される。・管理者側の姿勢として維持管理が後手に回っている例が数多く見受けられた。木材の特性上早期の対処であれば致命的な損傷はくい止めることができ、また木造住宅の改築を見れば明らかなように補修の容易な構造でもある。管理者に対する啓蒙が必要である。以上のような維持管理の難しさは木橋だけの問題ではないが、黎明期にあり、また場合によっては部材の劣化が著しい木橋においては至急に解明されるべき課題であることが認識された。

The status quo of the wooden bridge was investigated for 10 years. The wooden bridge was deteriorated for 10 years. The durability and maintenance management problems were also investigated. The method of wood science is to diagnose the degree of decay, to diagnose the degree of deterioration, to diagnose the degree of soundness, and to obtain meaningful results. About 50 bridges across the country were investigated, and the following problems were identified. For example, if the wood is used for a long time, it is necessary to maintain proper management. If the wood is used for a long time, it is necessary to repair it. The management posture is maintained appropriately. For example, if you are interested in maintaining management, you will find that there are very few cases, problems, and solutions. This is the first time that I have ever tried to find out. The attitude of the manager side is to maintain the management of the situation. The characteristics of wood in the early period of time, such as fatal damage, can be seen in the construction of wooden houses. Management is necessary. The above problems of maintenance and management are not solved in the dawn period, but in the case of deterioration of components.

项目成果

渡辺浩 他: "3径間連続本歩道橋の車両載荷実験について"木橋技術に関するシンポジウム論文集. (発表予定). (2001)

Hiroshi Watanabe 等人：“三跨连续人行桥上的车辆加载实验”木桥技术研讨会论文集（预定报告）（2001 年）。