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シリンゴライドエリシターによる植物の抵抗反応発現の分子機構

丁香内酯诱导子诱导植物抗性反应的分子机制

基本信息

批准号：
11760030
负责人：
竹内洋二
金额：
$ 1.41万
依托单位：
Hokkaido University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2000
项目状态：
已结题

项目摘要

シリンゴライドは植物病原細菌Pseudomonas syringaeから単離された非病原性遺伝子avrDの産物により生成され、抵抗性遺伝子Rpg4を持つダイズ品種に対して特異的に抵抗反応(過敏感細胞死)を誘導するエリシターである。このシリンゴライドと結合するダイズの蛋白はチオールプロテアーゼと相同性が認められているが、既知のシグナル伝達に関わるような領域がなくその機能は明らかでない。また、シリンゴライドによる細胞死にどのような遺伝子の発現が関わっているのかも明らかでない。本研究ではシリンゴライドがどのような分子機構で抵抗反応発現を誘導するのかについて解析を行っている。昨年度、シリンゴライドによるダイズ培養細胞の過敏感細胞死がRNA合成阻害剤や蛋白合成阻害剤により抑制されることがわかり、シリンゴライドによる細胞死の誘導に際し、新たなmRNAや蛋白の合成が起こる可能性が示唆された。そこで本年度はシリンゴライド処理したダイズ培養細胞から経時的にmRNAを抽出し、簡易ディファレンシャル・ディスプレイ法により発現に差異の認められるcDNAを単離した。それらのcDNAをプローブとしてノーザン解析を行った結果、シリンゴライド処理1-3時間後に発現量の増加するいくつかのクローンが得られた。これらクローンの塩基配列を決定し、ホモロジー検索を行ったところ、機能未知のダイズESTの他、転写因子やプロテインキナーゼと類似したものが存在した。今後、これらの遺伝子が細胞死誘導にどのように関わっているかについて解析を進めたい。

Plant pathogenic bacteria Pseudomonas syringae isolated from non-pathogenic gene avrD products produced and resistant gene Rpg4 was maintained for variety-specific induction of resistant responses (hypersensitive cell death). The protein in the protein chain is similar to that in the protein chain. The protein chain is related to the protein chain. The development of cell death is related to the development of cell death. In this study, the molecular mechanism of anti-tumor induction was analyzed. In the past year, the possibility of inducing cell death and new mRNA and protein synthesis in hypersensitive cultured cells has been shown. This year, we are going to extract mRNA from cultured cells, and we are going to extract cDNA from cultured cells using a simple method. The results of cDNA analysis showed that the amount of cDNA detected increased after 1-3 hours of treatment. The basic arrangement of the function is determined, and the function is unknown. In the future, the cell death induction process will continue.