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精子鞭毛蛋白質の遺伝子発現、機能解析と新規免疫グロブリンスーパーファミリーの探索

精子鞭毛蛋白的基因表达和功能分析以及寻找新的免疫球蛋白超家族

基本信息

批准号：
11770010
负责人：
若山友彦
金额：
$ 1.34万
依托单位：
Kanazawa University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2000
项目状态：
已结题

项目摘要

精巣に発現する免疫グロブリンスーパーファミリー分子は、昨年解析したMC31/CE9の他、neural cell adhesion molecule(NCAM)が報告されているのみである。そこで、NCAMの免疫グロブリン様構造のアミノ酸配列を利用して、この部分に対応する核酸の塩基配列でマウスのESTデータベースをスクリーニングして相同なアミノ酸配列をもつ新規遺伝子を探索した。この方法では蛋白質をコードする核酸の全塩基配列を決定できなかったので、マウス精巣よりmRNAを抽出して作製したcDNAライブラリーをスクリーニングして全塩基配列を決定した。データベースを参照したところ得られた遺伝子は新規の免疫グロブリンスーパーファミリー遺伝子であることがわかった。また、そのアミノ酸構造の解析から、細胞膜に局在することが推測され、細胞外領域に3個の免疫グロブリン様構造をもち細胞膜を1回貫通し細胞内領域をもつことが分かった。ノーザンハイブリダイゼーション法により精巣に発現するmRNAの大きさと発現量を解析したところ、2.1kと4.5kベースの2種類のmRNAが存在することが分かった。また、in situハイブリダイゼーション法によりこのmRNAを発現する細胞をマウス精巣において同定したところ、精祖細胞から早期の精母細胞にmRNAが強く発現することが分かった。そこで、この新規免疫グロブリンスーパーファミリー遺伝子の名称をspermatogenic immunoglobulin superfamily(SgIGSF)と命名した。さらに、精巣以外の器官・組織におけるSgIGSFのmRNAの発現を解析したところ、大脳・肝臓・腎臓・精巣上体においてもmRNAが発現していることが分かったが、大脳と精巣上体では4.5kベースのmRNAのみが発現していた。また、心臓ではSgIGSFのmRNAは発現していなかった。

The molecular structure of the protein was analyzed by MC31/CE9 and the neural cell adhesion molecule(NCAM) was reported. NCAM's immune system structure is used to determine the nucleotide sequence of NCAM's EST. The method determines the nucleotide sequence of the protein, extracts the cDNA sequence, and determines the nucleotide sequence. The first step is to establish a new immune system. The analysis of the structure of the cell membrane, the analysis of the structure of The expression of mRNA in the two types of mRNA was analyzed by the method of " The expression of this mRNA in the sperm cells was determined by the method of "in situ". The name of the spermatogenic immunoglobulin superfamily(SgIGSF) is given to the new immune system. The mRNA expression of SgIGSF in organs and tissues other than sperm was analyzed. The mRNA expression of SgIGSF in organs and tissues other than sperm was analyzed. The mRNA expression of SgIGSF was detected by PCR.