アルストロメリアの遺伝子導入系の確立に関する研究
アルストロメリアの遺伝子導入系の確立に関する研究
批准号:
12760014
负责人:
星野 洋一郎
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
アルストロメリアの植物体再生系を確立するために、葉片及び節間を供試して、植物成長調節物質に対する反応を調査したが、器官形成及びカルス形成ともに認められなかった。一方、胚珠培養を行う過程で、発芽とともにカルスが形成されることを見出し、このカルスをもとに懸濁培養細胞の誘導を試みた。胚珠培養由来のカルスの増殖が緩慢であることから、植物成長調節物質を組み合わせて添加した培地にカルスを置床し、増殖の良い培地条件の検討を行った。その結果、サイトカイニン(BA,TDZ,kinetin)を添加するとカルスは褐変する傾向にあり、1mg/l2,4-Dまたはpicloramを単独で添加した培地でカルスは旺盛な生育を示すことが明らかとなった。懸濁培養細胞からの植物体再生について、0.5mg/lNAAおよび0.5mg/lBAを添加した培地上で最も高頻度で不定芽の再生が観察された。不定芽は同組成の培地上で発根し、植物成長調節物質を含まない1/2MS培地に移植の後、培養を継続すると根茎の形成が観察された。根茎を形成した再生植物体は容易に順化でき、順化後の植物体について培養変異は認められなかった。遺伝子導入系を確立するために、懸濁培養細胞にAgrobacterium tumefaciensの接種を試みたところ、picloramを添加した培地で維持している懸濁培養細胞にA.tumefaciens EHA101(pIG121Hm)を接種した試験区において最も高いGUS発現が見られた。接種を行ったカルスについて、接種1カ月後からhygromycinによる選抜を行ったところ、選抜培地上で生存するカルスが現れた。このカルスについてGUSアッセイを行ったところ、カルス全体が青く染色され、GUS遺伝子の導入が強く示唆された。選抜されたカルスを不定芽再生培地に移植すると、4カ月後から不定芽の再生が確認され、培養を継続すると発根し小植物体に成長した。この小植物体からDNAを抽出し、Polymerase Chain Reaction(PCR)によって導入遺伝子の確認を行った。nptII遺伝子及びGUS遺伝子を増幅するプライマーを用いてPCRを行ったところ、再生植物から抽出したDNAを用いた場合に目的サイズのバンドが確認され、外来遺伝子が導入されていることが示された。
英文摘要
アルストロメリアの植物体再生系を確立するために、葉片及び節間を供試して、植物成長調節物質に対する反応を調査したが、器官形成及びカルス形成ともに認められなかった。一方、胚珠培養を行う過程で、発芽とともにカルスが形成されることを見出し、このカルスをもとに懸濁培養細胞の誘導を試みた。胚珠培養由来のカルスの増殖が緩慢であることから、植物成長調節物質を組み合わせて添加した培地にカルスを置床し、増殖の良い培地条件の検討を行った。その結果、サイトカイニン(BA,TDZ,kinetin)を添加するとカルスは褐変する傾向にあり、1mg/l2,4-Dまたはpicloramを単独で添加した培地でカルスは旺盛な生育を示すことが明らかとなった。懸濁培養細胞からの植物体再生について、0.5mg/lNAAおよび0.5mg/lBAを添加した培地上で最も高頻度で不定芽の再生が観察された。不定芽は同組成の培地上で発根し、植物成長調節物質を含まない1/2MS培地に移植の後、培養を継続すると根茎の形成が観察された。根茎を形成した再生植物体は容易に順化でき、順化後の植物体について培養変異は認められなかった。遺伝子導入系を確立するために、懸濁培養細胞にAgrobacterium tumefaciensの接種を試みたところ、picloramを添加した培地で維持している懸濁培養細胞にA.tumefaciens EHA101(pIG121Hm)を接種した試験区において最も高いGUS発現が見られた。接種を行ったカルスについて、接種1カ月後からhygromycinによる選抜を行ったところ、選抜培地上で生存するカルスが現れた。このカルスについてGUSアッセイを行ったところ、カルス全体が青く染色され、GUS遺伝子の導入が強く示唆された。選抜されたカルスを不定芽再生培地に移植すると、4カ月後から不定芽の再生が確認され、培養を継続すると発根し小植物体に成長した。この小植物体からDNAを抽出し、Polymerase Chain Reaction(PCR)によって導入遺伝子の確認を行った。nptII遺伝子及びGUS遺伝子を増幅するプライマーを用いてPCRを行ったところ、再生植物から抽出したDNAを用いた場合に目的サイズのバンドが確認され、外来遺伝子が導入されていることが示された。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
星野洋一郎,佐藤博二,村田奈芳,篠田浩一: "アルストロメリアにおけるAgrobacterium tumefaciensによる形質転換体作出"園芸学会雑誌. 70巻別冊1. (2001)
Yoichiro Hoshino、Hiroji Sato、Naoyoshi Murata、Koichi Shinoda:“根癌农杆菌在六出花中生产转化体”日本园艺学会杂志第 70 卷,特刊 1。(2001 年)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
星野洋一郎,佐藤博二,村田奈芳,篠田浩一: "Agrobacterium tumefaciens によるアルストロメリアの形質転換体作出"北海道園芸研究談話会報. 第34号. (2001)
Yoichiro Hoshino、Hiroji Sato、Naoyoshi Murata、Koichi Shinoda:“利用根癌农杆菌创建六出花转化体”北海道园艺研究会议公报第 34 号。(2001 年)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Yoichiro Hoshino, Hiroji Sato, Naho Murata and Koichi Shinoda: "Genetic transformation of the interspecific hybrid of Alstroemeria via cocultivation of embryogenic suspension cells with Agrobacterium tumefaciens"The Asia Pacific Conference on Plant Tissue
Yoichiro Hoshino、Hiroji Sato、Naho Murata 和 Koichi Shinoda:“通过胚胎悬浮细胞与农杆菌的共培养对六出花种间杂种进行遗传转化”亚太植物组织会议
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ゲノム量増加の効果を最大化させる倍数性育種の基盤構築
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批准号:23K05203
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2023
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负责人:星野 洋一郎
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依托单位:
アルストロメリアにおける試験管内受精を用いた発生制御機構の解析と遠縁交雑への応用
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批准号:17780018
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.37万
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财政年份:2005
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负责人:星野 洋一郎
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依托单位:
アルストロメリアにおける試験管内受精を用いた胚発生機構の分子プログラムの解明
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批准号:15780016
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2003
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负责人:星野 洋一郎
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依托单位:
海外基金