胆汁成分の新規処理機構の解明-胆道閉鎖症治療への応用を目指して-

阐明胆汁成分的新型处理机制 - 旨在应用于胆道闭锁的治疗 -

基本信息

批准号：
15659418
负责人：
妹尾春樹
金额：
$ 2.05万
依托单位：
Akita University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2005
项目状态：
已结题

项目摘要

ヤツメウナギ(Lampetra japonica)は川で孵化して幼生となり、海に移動し、成体となり、大きな魚の腹部に寄生しその魚の体液や組織を吸収することで栄養を摂取する。やがて、産卵回遊期になると、その魚を離れて川を遡り産卵して一生を終える。ところで幼生の間には胆道系が存在しているが、成体においては胆道系は消失している。いわばヒトにおける胆道閉鎖症の状態であるにもかかわらず黄疸や肝臓障害はみられない。また全身の器官に大量のビタミンA(以下A)を貯蔵している。そこで、それらの機構を明らかにするため以下の実験をおこなった。幼生および産卵回遊期のヤツメウナギにおける胆道・肝臓の微細形態とAの貯蔵を解析した。さらに、コレステロールの処理機構を^<14>Cで標識したコレステロール(ヒトの場合コレステロールは最終的に胆汁酸に代謝され胆汁中に排泄される)を腹腔背側の静脈内に投与して、1時間後、3時間後、17時間後に胃、腸、肝臓、腎臓、皮膚、生殖器、眼、鰓、筋肉、血清の放射能を測定した。産卵回遊期には総胆管や小葉間胆管のみでなく毛細胆管も消失していた。肝臓には星細胞が多量のAを貯蔵して肝小葉と結合組織に分布していた。実質細胞には脂質の貯蔵が観察されたが、肝線維化や肝硬変は見られなかった。幼生では複数の肝実質細胞から形成される毛細胆管がみられ、胆道系が存在した。実質細胞には脂質の貯蔵はなかった。Aはどの器官にもほとんど貯蔵されていなかった。放射能は腸以外の各器官では3時間後にピークが見られた。湿重量あたりでは鰓が常に最も高く、ついで腎臓、心臓であり、他の器官の放射能は低値であった。器官全体の放射能も鰓、腎臓が多く、他の器官はわずかであった。胆道系が完全に閉鎖したヤツメウナギは鰓と腎臓をコレステロールの排泄に用いている可能性が示唆された。成体の星細胞系における大量のAの貯蔵が胆道閉鎖によるAの排出系の機能低下による可能性が示唆された。

Lampeter Eels（Lampetra Japonicas）在河流中孵化并变成幼虫，迁移到海洋，成为成年人，使大鱼的腹部寄生，并吸收鱼的体液和组织，以吸入其营养素。最终，当卵子迁徙季节开始时，他们离开鱼，爬上河，产生鸡蛋，结束生命。顺便说一句，胆道系统存在于幼虫之间，但在成年人中，胆道系统已经消失。尽管人类的胆道闭锁状况，但尚未观察到黄疸和肝损伤。它还在整个器官中存储大量的维生素A（以下称为A）。因此，进行了以下实验以阐明这些机制。分析了胆道和肝脏的微态，以及在幼虫中和迁移lamp虫中的储存。 Furthermore, cholesterol labeled with ^<14>C (in humans, cholesterol is eventually metabolized into bile acids and excreted in the bile) was administered intravenously in the dorsal ventricle, and radioactivity in the stomach, intestines, liver, kidneys, skin, genital organs, eyes, gills, muscles, and serum was measured 1, 3, and 17 hours later.在产卵期间，不仅是普通的胆管和囊肿胆管，而且毛细血管胆管也消失了。肝脏包含大量A，并分布在肝小叶和结缔组织中。在实质细胞中观察到脂质储存，但未观察到肝纤维化或肝硬化。在幼虫中，观察到由多个肝实质细胞形成的胆管，并存在胆道系统。实质细胞没有脂质储存。 A几乎不存储在任何器官中。 3小时后，除肠外的所有器官中，放射性均达到峰值。 ill始终是每湿重量最高的，其次是肾脏，心脏和其他器官的放射性低。整个器官的放射性也很高，g和肾脏也很高，而只有其他器官也存在。有人提出，完全关闭了胆道系统的Lamprey可能会使用其g和肾脏排泄胆固醇。已经提出，成人星形胶质细胞系中的大量存储可能是由于胆道阻塞引起的排泄系统功能的降低。