カブトエビ初期発生の光による制御機構の研究
カブトエビ初期発生の光による制御機構の研究
批准号:
16657025
负责人:
沼田 英治
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
アジアカブトエビの卵が暗黒下におかれると、決まった段階で胚の形態形成が停止し、光が照射されると即座に形態形成が再開される。本研究は、この現象を発生学的、生理学的に詳細に記述し、光応答にかかわる生理機構を明らかにすることを目的とする。昨年度は、発生を停止する発達段階が器官形成の初期段階にあたること、および発生の再開に青色光および紫外線が有効であることを明らかにし、成体で発現している新奇オプシン遺伝子3種をクローニングした。本年度は、RT-PCR法とRACE法を用いることで、さらに新奇2種の遺伝子をクローニングし、その塩基配列を決定して進化系統学的解析を行った。これら5種のオプシン遺伝子のうち、1種はアミノ酸配列から青色光および紫外線感受性オプシンであると推定されたたものの、のこりの4種のアミノ酸配列は系統樹上で独立しており、吸収特性を予想することはできなかった。これはこの4種が甲殻類独自のオプシンであることを示している。さらに、これら5種の遺伝子すべてが成体の複眼と単眼、ノープリウス幼生において発現していることが確認された。また、このうちの2種が暗条件下で発生を停止した胚で発現していることが明らかになった。この「胚で発現する2種のオプシン」がアジアカブトエビにおける「光による胚発生の再開」に関与している可能性がある。さらに、オプシンタンパク質の不活性化に関わるアレスチン遺伝子についてもクローニングを行い、その発現を調べたところ、胚での強い発現が確認された。さらに、高速液体クロマトグラフィーによって、成体の複眼・単眼からレチナール(11-シス型を含む)が検出され、発生停止中の卵にもレチナールの存在する可能性が示された。これらの結果は「胚がオプシン系のカスケードを用いて光受容を行っている」という仮説を強く支持するものである。
英文摘要
アジアカブトエビの卵が暗黒下におかれると、決まった段階で胚の形態形成が停止し、光が照射されると即座に形態形成が再開される。本研究は、この現象を発生学的、生理学的に詳細に記述し、光応答にかかわる生理機構を明らかにすることを目的とする。昨年度は、発生を停止する発達段階が器官形成の初期段階にあたること、および発生の再開に青色光および紫外線が有効であることを明らかにし、成体で発現している新奇オプシン遺伝子3種をクローニングした。本年度は、RT-PCR法とRACE法を用いることで、さらに新奇2種の遺伝子をクローニングし、その塩基配列を決定して進化系統学的解析を行った。これら5種のオプシン遺伝子のうち、1種はアミノ酸配列から青色光および紫外線感受性オプシンであると推定されたたものの、のこりの4種のアミノ酸配列は系統樹上で独立しており、吸収特性を予想することはできなかった。これはこの4種が甲殻類独自のオプシンであることを示している。さらに、これら5種の遺伝子すべてが成体の複眼と単眼、ノープリウス幼生において発現していることが確認された。また、このうちの2種が暗条件下で発生を停止した胚で発現していることが明らかになった。この「胚で発現する2種のオプシン」がアジアカブトエビにおける「光による胚発生の再開」に関与している可能性がある。さらに、オプシンタンパク質の不活性化に関わるアレスチン遺伝子についてもクローニングを行い、その発現を調べたところ、胚での強い発現が確認された。さらに、高速液体クロマトグラフィーによって、成体の複眼・単眼からレチナール(11-シス型を含む)が検出され、発生停止中の卵にもレチナールの存在する可能性が示された。これらの結果は「胚がオプシン系のカスケードを用いて光受容を行っている」という仮説を強く支持するものである。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Novel multiple opsin genes from branchiopod crustaceans
来自鳃足类甲壳类动物的新型多视蛋白基因
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
Zoological Science 22・12
影响因子:
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作者:
[Kashiyama K., Numata H., Goto S.G.]
通讯作者:
Goto S.G.
Effective wavelength for light-induced egg hatching in the Asian tadpole shrimp, Triops granaries.
亚洲蝌蚪虾 Triops 粮仓中光诱导卵孵化的有效波长。
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Zoological Science 21(12)
影响因子:
--
作者:
[Ito, C., Horiguchi, T., Numata, H.]
通讯作者:
H.
Cloning of Gq and opsin genes from the Asian tadpole shrimp, Triops granaries.
从亚洲蝌蚪虾 Triops 粮仓中克隆 Gq 和视蛋白基因。
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Zoological Science 21(12)
影响因子:
--
作者:
[Kashiyama, K, Goto, S.G., Numata, H.]
通讯作者:
H.
昆虫の概潮汐リズムをもたらす分子および神経機構
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批准号:20657017
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2008
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负责人:沼田 英治
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依托单位:
クマゼミの湿度による艀化誘導機構の研究
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批准号:18657027
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2006
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负责人:沼田 英治
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依托单位:
日本産およびロシア産カメムシ類の季節適応の比較研究
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批准号:98F00116
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1999
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负责人:沼田 英治
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依托单位:
成虫休眠の脳-アラタ体による制御
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批准号:09265213
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1997
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负责人:沼田 英治
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依托单位:
ルリキンバエの光周反応と神経分泌細胞の活動
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批准号:06640886
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1994
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负责人:沼田 英治
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依托单位:
アオクサカメムシの長日-短日型光周反応の解析
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批准号:04740415
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1992
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负责人:沼田 英治
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依托单位:
海外基金