成人期における感情経験が自他認識に及ぼす影響:「泣くこと」による変化に注自して

成年期情绪体验对自我他人认知的影响——聚焦“哭”引起的变化

• 批准号: 17653073
• 负责人: 橋本 巌
• 金额: $ 1.86万
• 依托单位: Ehime University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-17653073/
• 关键词: 生涯発達; 感情経験; 泣くこと; 成人期; 自他認識; 情動調整; 感動経験; つらい経験

本研究では、成人期および成人になろうとする青年期における感情経験(つらさや感動)によって「泣くこと」が、自己の内面や他者との関係を揺り動かし内省する機会となり、自他認識の変容をもたらすという可能性を検討した。19年度は、中年期(看護師、およびボランティア)を対象として、成人版の泣き経験状況と泣きによる心理的変化を調査・分析した。また青年対象では、つらさによる泣き(17、18年度)に加えて感動による泣きを検討した。本年度までの主要な成果を報告する:1.泣きを経験する状況本研究では、結果的な泣きの頻度ではなく、泣きそうになって自己抑制する喚起過程を考慮した新たな泣き経験尺度を開発した。自分の直接的つらさによる泣き状況には、青年・成人共通に、A愛着危機、B自己確信のなさ、があり、成人ではC対人的葛藤(対人的業務にかかわる)が見出された。一方、代理的(共感的)な泣き状況因子は、青年・成人ともにD身近な他者の肯定的(またはE否定的)感情、Fメディア・物語の他者の感情、の3因子が抽出された。代理的泣きの傾向は、過去の感動経験の影響を受ける。また代理泣き傾向は、感動時の実際の落涙を促すと実験的に実証された。直接・代理の泣き状況因子には年齢差を示すものがあった。2.つらい状況での泣きによる心理的変化は、(1)自己意識の変化(共通に、(1)解放・安堵、(2)自己の直視・意欲(3)否定的現実の実感、成人では他に(4)消極的態度、(5)絆の実感)と(2)他者への影響(6)泣きへの否定的評価、(7)被援助・慰め、成人では他に(8)他者の巻き込み)とから捉えられた。泣きによる他者への影響は自己意識の変化と相関した。心理的変化は気分変動だけでなく持続的な人格面も含み、肯定・否定両面がある。また上記の(1)、(2)、(5)は感動による心理的変化とも共通する。3.泣きによる心理的変化に影響する要因として、泣きエピソードにおける感情、出来事の種類や、泣く際の対人表出選択(ひとりで泣くか、他者の前で泣くか)、性別、パーソナリティ要因(多元的共感性、ストレス対処)の関与が示された。上記諸要因間の関係の考察・モデル化が課題である。

This study で は, adulthood お よ び adult に な ろ う と す る adolescent に お け る feelings 経 験 (つ ら さ や touched) に よ っ て "cry く こ と" が, の inside や otherness と の masato is を 揺 り dynamic か し introspection す る opportunity と な り, since he knew の - let を も た ら す と い う possibility を beg し 検 た. (see nurses, the 19th annual は, midlife お よ び ボ ラ ン テ ィ ア) を like と seaborne し て, lingerie の cry き 経 験 condition と cry き に よ る psychological variations of を investigation, analysis し た. Youdaoplaceholder0 youth vs. で で, また らさによる wept らさによる (in 2017 and 2018)に and えて moved による to weep を検 を検 to protest た. This year ま で の を main な achievement report す る : 1. Cry き を 経 験 す る conditions in this study で は, results of な cry き の frequency で は な く, sniffle き そ う に な っ て oneself suppress す る arousal を consider し た new た な cry き 経 験 scale を open 発 し た. You の direct つ ら さ に よ る cry き condition に は, young adult common に, himself A love crisis, B sure の な さ, が あ り, adult で は C ain kudzu vine (ain business に か か わ る) が see out さ れ た. One party, the agent's (empathy) は な cry き condition factor, young adult と も に D body nearly な otherness の sure (ま た は E negative) feelings, F メ デ ィ ア · monogatari の is の feelings, 3 factors が の he drew さ れ た. The agent 's emotional <s:1> <s:1> tendency ける, past <s:1> emotional experience を, and ける influence. Youdaoplaceholder0 agent 's tendency to weep また, the <s:1> actual moment of being moved 涙を to promote すと actual experience に actual evidence された. The direct agent <s:1> <s:1> condition factor に に annual 齢 difference を shows す <s:1> <s:1> があった があった があった. Condition 2. つ ら い で の cry き に よ る psychological - は, (1) their awareness の variations change (common に, live in peace and contentment, (2) (1) liberation themselves の intention to look straight, (3) not now be の be feeling, adult で は he に (4) a negative attitude, (5) stumbled の be) と (2) the other へ の influence (6) cry き へ の negative review 価, (7) · wei め, adult で he に(8) the other in the <s:1> volume に 込み)と ら ら catch えられた. Weep による による the other へ へ influences one's own consciousness and the transformation と is related to た. The psychological changes of the <s:1> factor change だけでなく holding 続 the な personality aspect of 続 including み and the positive and negative aspects がある. Record in また (1), (2), (5) による the changes in the psychology of being moved による と the common する. 3. Tears き に よ る psychological influence に - changes す る by と し て, sniffle き エ ピ ソ ー ド に お け る feelings, the event type out things の や, cry く の table out seaborne sentaku (ひ と り で cry く か, before the other の で cry く か), gender, パ ー ソ ナ リ テ ィ will (multivariate empathy, ス ト レ ス 処) seaborne の masato and が shown さ れ た. The <s:1> relationship <e:1> among the above-mentioned key factors is examined · モデ and the が topic is である.

项目成果

Situational Factors that Moderate Gender Differences In Regulation of Adolescent Emotional Crying

调节青少年情绪哭泣调节中的性别差异的情境因素

• 发表时间: 2006
• 期刊: 19th Biennial ISSBD Meeting-Programme & Abstracts, July 2-6, 2006, Melbourne Australia. (In press)
• 作者: Hashimoto;I.;Sawada;T.;Matsuo;K.
• 通讯作者: K.

成人期における泣いた経験と泣くことによる変化(1)-成人版泣きの経験尺度作成の試み

成年时期的哭泣经历以及哭泣引起的变化（一）——尝试创建成人版的哭泣经历量表

• 发表时间: 2008
• 作者: 松尾 浩一郎;澤田 忠幸;橋本 巌
• 通讯作者: 橋本 巌

感動喚起状況における泣き及び心理的変化の分析-心理学授業でのビデオ視聴による反応に着目して

情绪引发情境下哭泣与心理变化分析——以心理学课堂视频观看反应为中心

• 发表时间: 2008
• 作者: 橋本 巌;澤田 忠幸;松尾 浩一郎
• 通讯作者: 松尾 浩一郎

青年期における直接的泣きおよび代理的泣きの経験尺度の検討-共感性およびストレス対処との関連における男女差を含めて

检查青少年直接和间接哭泣的体验量表 - 包括与同理心和压力应对相关的性别差异

• 发表时间: 2007
• 期刊: 愛媛県立医療技術大学紀要 4(1)
• 作者: 澤田 忠幸;橋本 巌;松尾 浩一郎
• 通讯作者: 松尾 浩一郎

青年期において泣いたことによる心理的変化とストレス対処傾向および共感性との関連

青春期哭泣引起的心理变化与应对压力和共情倾向的关系

• 发表时间: 2006
• 期刊: 日本教育心理学会第48回総会発表論文集
• 作者: 橋本巌;澤田忠幸;松尾浩一郎
• 通讯作者: 松尾浩一郎