海洋有機物プールからオリゴ糖鎖を分離・検出する試み

尝试从海洋有机物质池中分离和检测寡糖链

基本信息

批准号：
18651006
负责人：
田上英一郎
金额：
$ 2.18万
依托单位：
Nagoya University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至 2008
项目状态：
已结题

项目摘要

海洋有機物プールの維持機構解明へ向けて、海水中に存在する懸濁および溶存有機物からオリゴ糖鎖を分離・検出することを目的とする。具体的には,タンパク質・ペプチド・脂質、等の分子と共有結合した糖鎖、更に有機物-有機物相互作用による複合体形成に寄与する糖鎖を海洋有機物プールを構成する懸濁および溶存有機物から切り出し、検出する.平成20年7月に東京大学海洋研究所所属淡青丸たよる相模湾・黒潮域を対象海域とした研究航海および平成20年9月に三重大学生物資源学部所属勢水丸による伊勢湾〜三河湾〜黒潮流軸〜四国海盆航海に参加し、これらの航海において、試料を採取した。採取した試料に対し、有機炭素量、同定可能成分(脂質、糖、アミノ酸)の濃度を有機炭素計、高速液体クロマトグラフィーを用いて測定し、試料の基礎パラメータを得た。さらに得られた試料について、限外濾過法および電気透析法を用いて、海水中の無機塩類の除去方法について条件検討し、濃縮有機物試料を得たのち、蛍光標識糖鎖電気泳動法を用いて、海水中の溶存有機物に2〜21単糖の糖鎖が含まれることを発見した。これらの糖鎖は、従来海水に酸処理を行うことで検出可能となる単糖類の存在することから、海水には多糖類が存在することが指摘されてはいたが、具体的に糖鎖を構成する単糖の個数までは知られていなかった。海洋の溶存有機物中の多糖類そのものを世界で初めて検出したことは、大きな成果である。

目的是将寡糖链与海水中存在的悬浮液和溶解有机物分开，以阐明海洋有机物池的维护机制。具体而言，糖链共价结合到分子，例如蛋白质，肽，脂质等，以及通过有机物和有机相互作用有助于复杂形成的糖链，从悬架和溶解有机物中脱离并检测到构成海洋有机物池的悬浮液。 2008年7月，他们参加了属于东京大学海洋研究所的萨加米湾和黑果区地区的研究航行，并于2008年9月参加了Ise湾，Mikawa Bay，Kuroshio Current Axis，以及Seisuimaru在Seisisuimaru中的造型，并属于这些家人，这些人属于这些言语。航行。使用有机碳计和高性能液相色谱法测量了样品上有机碳和可识别成分（脂质，糖，氨基酸）的浓度，以获得样品的基本参数。此外，检查了所获得的样品，使用超滤和电透析方法在海水中除去无机盐，并在获得浓缩的有机物样品后，发现在海水中溶解有机物，海水中含有2-21个单糖糖链，并使用荧光使用荧光链型糖链链链链链型糖链。通常，这些糖链被指出，可以通过在海水中进行酸处理来检测单糖，并且在海水中存在多糖，但是构成糖链的单糖的数量尚不清楚。在海洋中溶解有机物中，世界第一次发现多糖是一项重大成就。