口腔白板症の悪性化に関わる因子は何か?-HuRと細胞質移行タンパクの解析-
口腔白板症の悪性化に関わる因子は何か?-HuRと細胞質移行タンパクの解析-
批准号:
19659516
负责人:
進藤 正信
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
口腔の悪性腫瘍の大部分は扁平上皮がんが占めており、口腔がんの発症・進展は患者の咀嚼や発音などの機能障害だけでなく、審美障害を引き起こすため、その治療成績の改善は患者のQuolity of Life (QOL)の向上に密接な関係を有している。口腔は、可視化できる臓器であるため、これまで口腔扁平上皮がんの前がん病変として、所謂、白板症があることが知られている。我々は、これまで口腔扁平上皮がんの発生・進展に関わっている遺伝子/遺伝子産物の研究を行ってきた。アデノウイルスのがん遺伝子産物を研究する過程で、E4orf6がAU-rich element (ARE)に結合することでmRNAを安定化させるHuRと結合し、核から細胞質へ移行することで細胞がん化を導くことを明らかにした。口腔癌細胞株HSC3, Ca9.22を用いてHuRの発現をWestern blotおよび免疫染色で検索した。その結果、両細胞でHuRの発現は亢進し細胞質へ移行していることが明らかになった。HSC3の細胞増殖能はHuRの細胞質での発現がみられない歯肉線維芽細胞に比べ明らかに亢進していた。口腔がん細胞における駅EmRNAであるc-fos, c-myc mRNAの局在をin situ hybridization法で検討したところ正常細胞であるHGF(ヒト歯肉線維芽細胞)では核に局在していたが、口腔がん細胞では核および細胞質に存在し、ARE mRNAが核外輸送されていることが明らかになった。さらに定量RT-PCR法でARE mRNAの安定化について検索した。その結果、口腔がん細胞ではc-fos, c-mycが細胞質内に蓄積・安定化されていた。以上の結果は、口腔がん細胞ではHuRが核外へ輸送され、同時にARE mRNAも核外輸送・安定化されていることを示しており、HuRの細胞質への輸送局在を検討することにより、早期の細胞がん化を判定できる可能性が示された。
英文摘要
口腔の悪性腫瘍の大部分は扁平上皮がんが占めており、口腔がんの発症・進展は患者の咀嚼や発音などの機能障害だけでなく、審美障害を引き起こすため、その治療成績の改善は患者のQuolity of Life (QOL)の向上に密接な関係を有している。口腔は、可視化できる臓器であるため、これまで口腔扁平上皮がんの前がん病変として、所謂、白板症があることが知られている。我々は、これまで口腔扁平上皮がんの発生・進展に関わっている遺伝子/遺伝子産物の研究を行ってきた。アデノウイルスのがん遺伝子産物を研究する過程で、E4orf6がAU-rich element (ARE)に結合することでmRNAを安定化させるHuRと結合し、核から細胞質へ移行することで細胞がん化を導くことを明らかにした。口腔癌細胞株HSC3, Ca9.22を用いてHuRの発現をWestern blotおよび免疫染色で検索した。その結果、両細胞でHuRの発現は亢進し細胞質へ移行していることが明らかになった。HSC3の細胞増殖能はHuRの細胞質での発現がみられない歯肉線維芽細胞に比べ明らかに亢進していた。口腔がん細胞における駅EmRNAであるc-fos, c-myc mRNAの局在をin situ hybridization法で検討したところ正常細胞であるHGF(ヒト歯肉線維芽細胞)では核に局在していたが、口腔がん細胞では核および細胞質に存在し、ARE mRNAが核外輸送されていることが明らかになった。さらに定量RT-PCR法でARE mRNAの安定化について検索した。その結果、口腔がん細胞ではc-fos, c-mycが細胞質内に蓄積・安定化されていた。以上の結果は、口腔がん細胞ではHuRが核外へ輸送され、同時にARE mRNAも核外輸送・安定化されていることを示しており、HuRの細胞質への輸送局在を検討することにより、早期の細胞がん化を判定できる可能性が示された。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Cytoplasmic localization of HuR in oral cancer cells.
HuR 在口腔癌细胞中的细胞质定位。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hasegawa H, et. al.]
通讯作者:
et. al.
HuR is exported to the cytoplasm in oral cancer cells through a chromosome maintenance region 1-independent manner
HuR通过染色体维持区1独立的方式输出到口腔癌细胞的细胞质
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
Br J Cancer (in press)
影响因子:
--
作者:
[Hasegawa H, et.al.]
通讯作者:
et.al.
口腔がん由来エクソソームによる血管内皮の異常性獲得機構の解明
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批准号:26293424
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$4.41万
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财政年份:2014
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负责人:進藤 正信
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依托单位:
がん微小環境の多様性に関与するmiRNAの同定とがんの診断・治療への応用
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批准号:26670796
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$2.33万
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财政年份:2014
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负责人:進藤 正信
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依托单位:
口腔環境が口腔がんの悪性化・上皮間葉移行を誘導する機構の解明
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批准号:24659807
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$2.41万
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财政年份:2012
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负责人:進藤 正信
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依托单位:
転写因子相互作用による口腔がんの悪性形質獲得機構の解析
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批准号:17659622
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2005
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负责人:進藤 正信
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依托单位:
ポリリン酸による歯槽骨・顎骨再生医療の試み
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批准号:14657482
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2002
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负责人:進藤 正信
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依托单位:
ラフトカルチャーによる口腔がんの浸潤・転移活性の評価と転写因子E1A-Fとの関連
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批准号:07807165
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:1995
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负责人:進藤 正信
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依托单位:
Raft Cultureシステムを用いた口腔扁平上皮がんの機能解析
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批准号:06671803
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1994
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负责人:進藤 正信
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依托单位:
器官培養を用いて誘導した破骨細胞と異物巨細胞との形態学的比較検討
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批准号:63771436
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1988
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负责人:進藤 正信
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依托单位:
破骨細胞性骨吸収に及ぼすプロスタグランディン合成阻害剤の影響に関する電顕的研究
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批准号:61771392
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1986
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负责人:進藤 正信
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依托单位:
海外基金