キンドリング現象の形成と永続性に伴う脳内神経伝達物質の動態
キンドリング現象の形成と永続性に伴う脳内神経伝達物質の動態
批准号:
05610061
负责人:
吉田 和典
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
キンドリング現象は、Goddardら(1969)によって初めててんかんの実験モデルとして確立された。それ以来この現象の背景となる脳内神経機構を探る研究報告が数多くなされてきた。その中で脳内神経伝達物質であるモノアミンやアセチルコリン及びGABAなどが何らかの形でキンドリング現象の発生やその後の永続性に深く関わっていることが示唆されている。本研究は最近注目を集めているマイクロダイアリシス(局所的脳内透析)法を用いて、キンドリング現象の発生や永続性と密接に関連する脳部位から慢性実験下で連続的に透析液を抽出し、キンドリング現象の背景となる脳内神経伝達物質の動態を詳細に解析することを目的とした。今回は特に扁桃核キンドリングに伴う海馬のモノアミン系神経伝達物質(DAと5HT)に注目して解析した。被験体はマイクロダイアリシス法に最も適したラットを用いた。まず麻酔下で、扁桃核に慢性的にキンドリング刺激用ステンレス電極を植え込み、同時に、マイクロダイアリシスペローベ用のガイドカニューレを海馬に刺入した。一週間の手術回復期の後、毎日一回キンドリング刺激を行い、その刺激前後の数十分間の透析液を毎日採集し、分析した。その結果、キンドリングに判って、海馬のDAの代謝物質であるDOPACの量がキンドリング刺激前と比較して刺激後2〜8倍に増大した。それに対して、5HTの代謝物質である5HIAAはキンドリング刺激に伴う顕著な変化は示さなかった。以上のことから、海馬内のDA系の代謝増進がキンドリング現象の発展過程、特に最終発作段階の発現に関わる一つの要因と考えられた。今後は、その他のモノアミン系物質や海馬以外の大脳辺縁系でのこれらの物質の細胞外変化を分析する必要がある。
英文摘要
キンドリング現象は、Goddardら(1969)によって初めててんかんの実験モデルとして確立された。それ以来この現象の背景となる脳内神経機構を探る研究報告が数多くなされてきた。その中で脳内神経伝達物質であるモノアミンやアセチルコリン及びGABAなどが何らかの形でキンドリング現象の発生やその後の永続性に深く関わっていることが示唆されている。本研究は最近注目を集めているマイクロダイアリシス(局所的脳内透析)法を用いて、キンドリング現象の発生や永続性と密接に関連する脳部位から慢性実験下で連続的に透析液を抽出し、キンドリング現象の背景となる脳内神経伝達物質の動態を詳細に解析することを目的とした。今回は特に扁桃核キンドリングに伴う海馬のモノアミン系神経伝達物質(DAと5HT)に注目して解析した。被験体はマイクロダイアリシス法に最も適したラットを用いた。まず麻酔下で、扁桃核に慢性的にキンドリング刺激用ステンレス電極を植え込み、同時に、マイクロダイアリシスペローベ用のガイドカニューレを海馬に刺入した。一週間の手術回復期の後、毎日一回キンドリング刺激を行い、その刺激前後の数十分間の透析液を毎日採集し、分析した。その結果、キンドリングに判って、海馬のDAの代謝物質であるDOPACの量がキンドリング刺激前と比較して刺激後2〜8倍に増大した。それに対して、5HTの代謝物質である5HIAAはキンドリング刺激に伴う顕著な変化は示さなかった。以上のことから、海馬内のDA系の代謝増進がキンドリング現象の発展過程、特に最終発作段階の発現に関わる一つの要因と考えられた。今後は、その他のモノアミン系物質や海馬以外の大脳辺縁系でのこれらの物質の細胞外変化を分析する必要がある。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
YOSHIDA,K.OKA,H: "Monoamine and metabolite concentration in the rat hippocampus during daily amygdaloid kindling stimulation as studied by in vivo microdialysis." Japanese Journal of Physiology. 43. S276 (1993)
YOSHIDA,K.OKA,H:“通过体内微透析研究,每日杏仁核点燃刺激期间大鼠海马中的单胺和代谢物浓度。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
吉田 和典: "ラット扁桃核キンドリングに伴う海馬ニューロンの形態学的検討(第3報)" 日本心理学会第57回大会発表論文集. 57. 374 (1993)
Kazunori Yoshida:“与大鼠杏仁核点燃相关的海马神经元的形态学研究(第三次报告)”日本心理学会第 57 届年会记录 57. 374 (1993)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
キンドリング現象を用いた慢性てんかんに伴う種々の障害に関する基礎的研究
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批准号:01510055
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1989
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负责人:吉田 和典
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依托单位:
てんかんモデルのKindling現象と神経の可塑性に関する生理心理学的研究
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批准号:61710052
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1986
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负责人:吉田 和典
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依托单位:
てんかんモデルとしての Kindling 現象の永続性に関する基礎的研究
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批准号:58710047
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1983
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负责人:吉田 和典
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依托单位:
実験てんかんに関する生理心理学的研究(Kindling現象の脳内神経機構の解明)
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批准号:57710038
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1982
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负责人:吉田 和典
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依托单位:
海外基金