恙虫病リケッチアの宿主細胞への吸着・侵入機構の検討
恙虫病リケッチアの宿主細胞への吸着・侵入機構の検討
批准号:
07670317
负责人:
小田 紘
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1995
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1995 至 --
中文摘要
偏性細胞寄生菌である恙虫病リケッチアの宿主細胞への吸着・侵入機構はリケッチアの病原因子を解明するうえで重要である。そこで本研究は、フローサイトメータ、共焦点レーザ顕微鏡、および電子顕微鏡を利用して恙虫病リケッチアの宿主細胞への吸着・侵入機構を検討するとともに、吸着・侵入に関わる分子機構解明の手がかりを得ることを目的とした実験を行い以下の結果を得た。1.リケッチア感染細胞を免疫染色しフローサイトメータを用いて解析することによりリケッチアの増殖状態を測定する方法を開発した(投稿中)。2.リケッチア接種細胞に対してロ-ダミン標識ファロイディンとFITC標識抗-恙虫病リケッチア抗体による二重染色を行い、共焦点レーザー顕微鏡で観察した結果、接種後4時間目では細胞表面に吸着したリケッチア粒子の直下にアクチンの重合がみられ、24時間後にはリケッチア粒子の後方にアクチン繊維の束状重合を示す“コメットテイル"の形成が確認された。これらのことから恙虫病リケッチアの吸着・侵入にはアクチンの重合が関与していることが明らかとなった(投稿準備中)。現在、さらに電子顕微鏡的に検討中である。3.リケッチアの吸着・侵入に伴ってアクチンの重合を引き起こす分子機構を解明する目的で、赤痢菌、サルモネラ菌、およびリステリア菌において報告のあるvirG,mxiA,invAおよびactA遺伝子と相同性のある塩基配列をPCR法により検索したが、恙虫病リケッチアにおいては検出できず、これらの細菌とは異なった分子機構が関与している可能性が示された。なお、本研究ではリケッチア株、および操作の各段階で得られる試料の保存のために超低温槽を使用した。
英文摘要
偏性細胞寄生菌である恙虫病リケッチアの宿主細胞への吸着・侵入機構はリケッチアの病原因子を解明するうえで重要である。そこで本研究は、フローサイトメータ、共焦点レーザ顕微鏡、および電子顕微鏡を利用して恙虫病リケッチアの宿主細胞への吸着・侵入機構を検討するとともに、吸着・侵入に関わる分子機構解明の手がかりを得ることを目的とした実験を行い以下の結果を得た。1.リケッチア感染細胞を免疫染色しフローサイトメータを用いて解析することによりリケッチアの増殖状態を測定する方法を開発した(投稿中)。2.リケッチア接種細胞に対してロ-ダミン標識ファロイディンとFITC標識抗-恙虫病リケッチア抗体による二重染色を行い、共焦点レーザー顕微鏡で観察した結果、接種後4時間目では細胞表面に吸着したリケッチア粒子の直下にアクチンの重合がみられ、24時間後にはリケッチア粒子の後方にアクチン繊維の束状重合を示す“コメットテイル"の形成が確認された。これらのことから恙虫病リケッチアの吸着・侵入にはアクチンの重合が関与していることが明らかとなった(投稿準備中)。現在、さらに電子顕微鏡的に検討中である。3.リケッチアの吸着・侵入に伴ってアクチンの重合を引き起こす分子機構を解明する目的で、赤痢菌、サルモネラ菌、およびリステリア菌において報告のあるvirG,mxiA,invAおよびactA遺伝子と相同性のある塩基配列をPCR法により検索したが、恙虫病リケッチアにおいては検出できず、これらの細菌とは異なった分子機構が関与している可能性が示された。なお、本研究ではリケッチア株、および操作の各段階で得られる試料の保存のために超低温槽を使用した。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
南九州地方における紅斑熱リケッチア症の病原体の性状に関する研究
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批准号:63570197
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1988
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负责人:小田 紘
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依托单位:
腸管内嫌気性菌による胆汁酸の7α-脱水酸化反応及び7β-脱水素反応に関する研究
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批准号:60570198
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1985
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负责人:小田 紘
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依托单位:
海外基金