慢性骨髄性白血病および芽球性急性転化に伴う発癌遺伝子活性化機構に関する研究
慢性骨髄性白血病および芽球性急性転化に伴う発癌遺伝子活性化機構に関する研究
批准号:
61480259
负责人:
今村 孝
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
财政年份:
1986
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1986 至 1987
中文摘要
我々は,7例の慢性骨髄性白血病(CML)および芽球性急性転化,1例の急性リンパ性白血病(ALL)患者について,Ph(フィラデルフィア)染色体における遺伝子転座・組換え変異によるがん遺伝子活性化機構を解析した. Ph染色体転座に伴い,9番染色体上のがん(abl)遺伝子は22番染色体上のbcr遺伝子と交叉し,bcr/abl融合がん遺伝子が形成される. そこでabl遺伝子の活性化が起こり,白血病が発症すると考えられる. 詳細な遺伝子地図の解析から,bcr遺伝子の切断点は70kb(×1000塩基対)の塩基配列の中ほど,およそ5kbの領域にあり,一方,abl遺伝子のそれは5′端のおよそ14ー1000kbの領域にあることを明らかにした. この交叉(転座)によってabl遺伝子は第1エクソンを含け5′端が欠失し,bcr遺伝子の調節域に入る. したがって,abl遺伝子の活性化(調節異常)が起こり,がん化機構が形成される. ALLではこのbcr/abl遺伝子交叉がCMLで見られるよりさらにbcr遺伝子の5′側で起こり,この結果生じた融合遺伝子からbcr遺伝子由末の塩基配列が欠失する. このため,abl遺伝子の転写効率が一層高まると考えられる. 以上の結果から,CMLの急性転化の仕組について,bcr/abl融合遺伝子の5′端における塩基配列の再組換え(次失)を考えた. 急性骨髄性白血病で高率に証明されるがん遺伝子(ras)の変異を,NIH3T3形質転換細胞のヌードマウスにおける腫瘤形成試験および遺伝子増幅法によって解析した. CMLの急性転化およびALL患者細胞のいずれにもras遺伝子の活性化をもたらす変異は証明されなかった. 今後,活性化がん(bcr/abl)遺伝子の血液細胞増殖・分化に及ぼす生理機能を明らかにしたい.
英文摘要
我々は,7例の慢性骨髄性白血病(CML)および芽球性急性転化,1例の急性リンパ性白血病(ALL)患者について,Ph(フィラデルフィア)染色体における遺伝子転座・組換え変異によるがん遺伝子活性化機構を解析した. Ph染色体転座に伴い,9番染色体上のがん(abl)遺伝子は22番染色体上のbcr遺伝子と交叉し,bcr/abl融合がん遺伝子が形成される. そこでabl遺伝子の活性化が起こり,白血病が発症すると考えられる. 詳細な遺伝子地図の解析から,bcr遺伝子の切断点は70kb(×1000塩基対)の塩基配列の中ほど,およそ5kbの領域にあり,一方,abl遺伝子のそれは5′端のおよそ14ー1000kbの領域にあることを明らかにした. この交叉(転座)によってabl遺伝子は第1エクソンを含け5′端が欠失し,bcr遺伝子の調節域に入る. したがって,abl遺伝子の活性化(調節異常)が起こり,がん化機構が形成される. ALLではこのbcr/abl遺伝子交叉がCMLで見られるよりさらにbcr遺伝子の5′側で起こり,この結果生じた融合遺伝子からbcr遺伝子由末の塩基配列が欠失する. このため,abl遺伝子の転写効率が一層高まると考えられる. 以上の結果から,CMLの急性転化の仕組について,bcr/abl融合遺伝子の5′端における塩基配列の再組換え(次失)を考えた. 急性骨髄性白血病で高率に証明されるがん遺伝子(ras)の変異を,NIH3T3形質転換細胞のヌードマウスにおける腫瘤形成試験および遺伝子増幅法によって解析した. CMLの急性転化およびALL患者細胞のいずれにもras遺伝子の活性化をもたらす変異は証明されなかった. 今後,活性化がん(bcr/abl)遺伝子の血液細胞増殖・分化に及ぼす生理機能を明らかにしたい.
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Takashi imamura;Hitoshi nakashina;Asao Fujiyama: Cells.
Takashi imamura;Hitoshi nakashina;Asao Fujiyama:细胞。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Takashi imamura;Hitoshi nakashina;Asao Fujiyama: Cytogenet.Cell Genet.
Takashi imamura;Hitoshi nakashina;Asao Fujiyama:Cytogenet.Cell Genet。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
残存運動機能を活用した無動力歩行リハビリ支援機器の開発
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批准号:22K03980
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2022
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负责人:今村 孝
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依托单位:
遺伝的多型と連鎖の解析による遺伝子病保因者診断への新しいアプローチ
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批准号:04260226
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1991
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负责人:今村 孝
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依托单位:
高度繰返し配列領域の多型と連鎖による遺伝子病保因者診断への新しいアプロ-チ
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批准号:03265217
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1991
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负责人:今村 孝
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依托单位:
全身性エリテマトーデス(SLE)の遺伝要因に関する研究
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批准号:59570279
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1984
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负责人:今村 孝
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依托单位:
フレンド赤白血病細胞の分化とヘモグロビン合成の遺伝的調節に関する研究
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批准号:X00080----448390
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$2.88万
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财政年份:1979
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负责人:今村 孝
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依托单位:
遺伝性球状赤血球症の赤血球膜蛋白構造変異に関する研究
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批准号:X00090----157513
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.83万
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财政年份:1976
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负责人:今村 孝
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依托单位:
海外基金