現代ドイツ語における表現・認識パターンの研究と動詞データベースの作成
現代ドイツ語における表現・認識パターンの研究と動詞データベースの作成
批准号:
04610291
负责人:
岡田 公夫
金额:
$0.7万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1992
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1992 至 --
中文摘要
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英文摘要
本研究は、言語表現の生成的メカニズムの解明を目指す、次のような仮説に基づく:(a)意味の基本単位としての文意味は、結合価的統語構造に対応する構造的文意味〈文意味構造〉に基づいて構成される。(b)具体的な文意味は、例えば〈行為〉、〈移動〉、〈状態変化〉といった結合価的統語構造に対応する一定数の〈文意味構造〉に還元できる。(c)〈文意味構造〉は、動詞の意味特性と自立的な意味機能を持つ統語構造とが組み合わされることによって形成され、その形成には一定の規則性が認められる。本研究では、その対象を主に「方向規定詞をともなう統語構造」とし、方向規定詞をともなう自動詞構文に対して〈(主語の)移動〉と〈方向性を持った行為〉、方向規定詞をともなう他動詞構文に対して〈(目的語の)移動〉という〈文意味構造〉を設定した。その際、〈移動〉に関する〈文意味構造〉の形成においては、ふつう文の中心と考えられている動詞ではなく、方向規定詞が中心的役割を演じており、動詞は修飾的要素とみなされる。統語構造と動詞の意味特性との関連からは、従って、単純自動詞構文によって表される〈行為〉のような「基本的〈文意味構造〉」と、方向規定詞をともなった構文で表される〈移動〉のような「複合的〈文意味構造〉」とを区別しなければならない。統語構造が文意味の形成に決定的な役割をはたすと考えられるドイツ語では、日本語とは対照的に、情報伝達上は余剰的である既知の補足成分の省略が許されないのも当然のことと言える。
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